裏銀座縦走
ブナ立尾根〜西鎌尾根〜槍ヶ岳
2009.9.19〜23
1日目  2日目  3日目  4日目  5日目



過去の記録
2002.8.13〜18 ブナ立尾根〜折立尾根


北アルプス三大急登のブナ立て尾根からアルプスの
ど真ん中を歩き槍ヶ岳まで4泊5日の大縦走だ。
7年前にやはりブナ立て尾根から入り、折立て尾根を下ったが、
今回は加齢も然ることながら膝痛を抱え不安は充分にあった。
ザックの重量は極力制限し、今年最後の長丁場に挑戦することにした。


第一日目

 第1日目  19日(土)
   浜川P4:00→車(RV)→   七倉ダム   →高瀬ダム7:30→ブナ立尾根登山口8:00→三角点標示9:20→
   12:50烏帽子小屋13:15→烏帽子岳14:40→烏帽子小屋15:30 (泊)
 

ブナ立尾根は登山口から標高差約1300mを
一気に上がる北アルプス三大急登の一つでも
ある。樹林の中、烏帽子小屋まで十分割された
番号に励まされる。

まだ私の表情はゆとりです
標識の後方に水場で水分を充分に補給する


とにかくただただひたすらに一歩一歩と高度を
稼ぐしかない。最近雨飾山の急登の連続に耐
えた成果?だろうか、今日の急登は差ほど苦
にならない。
足元には夏に華やいだ花たちが可愛い赤い実
や青い実に姿を変えて励ましてくれる。
樹幹から烏帽子岳の稜線が白く輝いて見えた。



樹高が低くなると斜度が緩くなってナナカマドや
ダケカンバの紅葉が素晴らしい。
前方の視界が開けると赤牛岳がドーンと目の
前に現れ、烏帽子小屋に到着した。
小屋の片隅に0の標識がひっそりとあった。




烏帽子小屋で素泊まりの手続きを済ませ、烏
帽子岳へピストンする。
砂礫の道にウラシマツツジが真っ赤に染まり、
ブルーベリーや黒豆の木の実は丁度食べ頃
だ。熟れた実は口に入れると甘く昼食後の胃を
やさしく癒してくれるようだ。
烏帽子岳はさすがアルプス銀座の始点だけあ
って登山者の姿が後を絶たない。



烏帽子岳の直下の鎖場は渋滞、交互通行の譲
り合いで登下する。



山頂からの展望は素晴らしく、立山、白馬方面
の展望が開け、先日行った五色が原の山荘ま
で見えた。


  
         烏帽子岳               烏帽子山頂から恐々と下を覗く
 

  
  ウラシマツツジの紅葉         イワギキョウ         ナナカマド


         
         色鮮やかなツリバナ       可憐なコゴメクサ


二日目へ



トップへ
トップへ
戻る
戻る



二日目
二日目
三日目
三日目
四日目
四日目
五日目
五日目
inserted by FC2 system