袈裟丸山(弓の手コース)
1878m
2009.5.16
過去の記録 
  1992.9.18  弓の手コース
   1998.5.10 郡界尾根コース
 2000.6.10 寝釈迦コース
2003.5.10 郡界コース
   2008.5.12 郡界尾根コース

コースタイム
 折場登山口7:40→賽の河原8:35→小丸山巻き道→避難小屋9:30→前袈裟丸山10:30〜11:30→
  小丸山12:20→賽の河原13:20→折場登山口14:15

折場登山口からは十数年前、訪れた。その時、登山口のあづま屋で朝食中に地元の人とコマ
ドリの捕獲に来た人と言い争うになって殺傷事件になるのではと目前の争いに肝を冷やしたこ
とがあった。以来、足が遠のいてしまった。

今日は久しぶりのコースと、アカヤシオを期待し急遽一昨夜に計画を練り直した。と言うのも5
月7日に予定していたのだが雨天のため延び延びになって、諦めかけていたのだが心が落ち
着かずやっと実現した。

国道122号線から草木トンネルを越え袈裟丸山登山口の標識から左の林道西山川中線に入
る。しばらくして塔の沢コースの分岐を右に見送りカーブの道をぐんぐんと進む。山肌は新緑に
燃え、オレンジのヤマツツジが一際美しい彩を添えている。
高度がかなり上がったころ、路肩に車が止められてあった。
駐車場は満車状態だ。何とか登山口近くの路肩
に駐車できた。


木組みの階段から登山道が始まった。


萌黄色の雑木林を進むと左が開け、谷間に大き
な滝音が轟く。しかし、真っ白の闇に包まれて滝
の姿は見ることが出来なかった。

対峙する尾根がピンクに染まる様を見たかったの
だが、それにはちょっと時期も遅すぎたようだ。


出発してから1時間くらいで賽の河原に到着。
この辺りから石がゴロゴロし、石積みが幾つもあ
った。

子供に新仏を出した人が石を積むと子供に会え
るとか・・・・霊がただようようなちょっと気持ちの悪
い場所だが、私も幼子を亡くしているのでソッと小
さな石を一つ積み上げてみた。


アカヤシオは先週、賽の河原付近が見頃だったと
言う情報に今日は小丸山辺りが最盛期かと期待
で胸が膨らんだ。
咲いていました!!
靄に幻想的なアカヤシオの花が見られ感激だ。

昨日、一昨日に強風が吹き荒れて、ずいぶんと花
が落ちてしまったらしい。
小丸山を左の巻き道に入ると、そこにもアカヤシ
オが点在し、本当に木の多さには驚く。
また、来年も来るぞー!
  


   

山頂は土曜日そして明日の予報が雨とあってハイ
カーが繰り上げ登山した模様で大賑わいである

遠く静岡県、埼玉県からバスで訪れた団体さん。
私たちが下山する頃も後を絶たず元気な中高年
ハイカーの列が続く。

後袈裟へはまだシャクナゲの蕾が固そうなので
パスすることにして雨の心配がないので山頂でゆ
っくりとランチタイム。


帰路は小丸山を経由することにした。
巻き道もアカヤシオが素晴らしかったが山頂付近
も負けずに咲き誇っている。

その花の下で休憩していると岩のてっぺんでメン
バーのY氏の吹くコカリナの情緒ある音色♪♪・・
    ♪アメージンググレース♪
尾根を歩くときはいつも亡くなった夫や親友が思
い出されます。


下り傾向の天気なのに往路より辺りは明るくなっ
てカラ松の緑がやわらかく清々しい。


往路に見えなかった滝が下山する私達を豪快な
音と共に見送ってくれた。



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