足尾植樹デー

2009.4.26

今年は14回の植樹デー、4月25、26日の2日にわたり開催された
初日は生憎の天気で朝から冷たい雨だった。26日は関東地方は晴れの予報になった
それなのに会場へ向う道中は車のワイパーは忙しく作動している。天気の回復が遅くなったら
しい。
3台の車に18名が分乗し雨の中を足尾に向けて出発した。
今回リーダーの私は2,3日前から毎日変わる天気予報に動揺していた。

  
開会式が始まる頃はすっかり青空が広がり、例
年の通り立松和平氏の挨拶でもり上がる。
開会式終了後、A,B,Cの3つのゾーンに分か
れ植樹、Aは800段の階段を登りつめた最上
部、Bは階段下部の子供や高齢者向きの植樹し
やすい所、Cゾーンは急な斜面の石ころの多い
ところ、勿論私たち高齢者は無理せず午後の登
山が控えているのでBゾーンにした。
ところが3名がどうしてもAゾーンに行きたいと張
り切って出かけた。




今回の植樹地の戸四郎沢です




植樹作業の我が会のメンバーです
作業より待ち時間が多いようだった。
終了後昼食に熱々の豚汁を頂き、賑やかなランチタイムだ。Aゾーンに行った3名は階段が
渋滞し、30分ほど遅れて下山した。社交上手なY氏は2名の若い青年を同伴して帰ってき
た。なるほどY氏が惚れ込んでお連れしただけあって見るからに好青年です。
一緒に昼食をし午後の地蔵岳も同行することになった。

まだ独身の2人の青年が貴重な日曜日に植樹に参加するなんて??
名刺を頂き納得でした。某会社の環境管理部に勤務です。


           目下恋人募集中です(^o^) どなたかいらっしゃいませんか
    私が?十年若かったら・・・・  残念ですねー

  地蔵岳

 先日(4月21日)、この地蔵岳は下見に来ました
下見から5日過ぎ、地蔵平を過ぎると尾根の周
りにはアカヤシオが見頃を迎えていた

今日は風は強いが青空が広がり、山頂から
筑波山、男体山、目の前に古峰ヶ原など展望が
よかった。


下山時は地蔵平から5分の思川源流まで歩いて
みた。思川なんてロマンチックな川でしょうか
その名の通り澄んだ水に思わず手のひらにすく
って3杯も飲んでしまった。水量は予想以上に多
く冷たく美味でした。

同行の二人の青年は水質検査もするそうです

環境問題に関心を持って仕事に従事する彼たち
に何故かホッとし心がやすらぐ思いでした。





気持ちよい自然林のなか落ち葉の厚い絨毯を
踏んで下山した。

今日は自然保護部の山行です。
帰路はクリーン作戦、結構な収穫がありました

粕尾峠で二人の青年と来年の再会を約束して名
残惜しくお別れした

黒ハート来年は植樹デーに彼女を連れて来るといいで
すね



晴れ
足尾植樹2008・松木渓谷

2008.4.27


今までにたくさんの山を歩かせて頂き、今年は自然保護に重点を置いた山行をしようと考えています。昨年に続き足尾の植樹祭に参加しました。2日間で昨年を上回る1600名余の参加者で賑やかでした。9時30分開会式が始まり、足尾市長、立松和平氏の挨拶がありました。
今年で13回目を迎え、周りの山は大分緑が増えて
こぶしの白い花が咲いているのもあった。

閉会式後、急斜面に取り付けられた階段を登り、植樹が始められた。
狭い階段は長蛇の列、植樹の地点まで結構時間がかかります。

最高部は800段余で、私たちは2班の中間地点に植樹した。
土は固く、掘り返すの力がいるようです。


眼下に足尾精錬所の廃屋が無残な姿で眺められた。

 植樹後、今年は豚汁が復活し参加者にふるまわれた。

 
  松 木 渓 谷

昼食後、松木渓谷を散策し、足尾銅山の精錬所から出た亜硫酸ガスの煙害の荒涼とした岩壁
を眺め、自然破壊の愚かしさと恐ろしい現実を目の当たりに1日も早く元の山に戻って欲しいと
感じた。日本のグランドキャニオンと呼ばれる松木沢の岩場は岩登りのルートがあり、厳冬期
にはアイスクラミングのゲレンデになるそうだ。
沢沿いの道を進むと対岸ににジャンダルムの鋭鋒が厳しい姿で現れ、右の岩壁は大きく崩壊
し、堆積した岩石を乗り越えることはちょっと危険でここで引き返すことにした。

   

 



足尾植樹デー

2007.4.22
今年で12回目の植樹デーに私は始めて参加した。300万本が目標の植樹だが、過去11年
間でまだ3万本しか植えてないのだ。

    

長々しい挨拶が終わり、老若男女が急斜面にへばりつき、苗木、肥料の運搬が手渡しで始ま
った。ふと目の前に今日の顧問である立松和平氏が、一生懸命に手渡し作業に参加してい
る。
「和平さん、ちょっと写真撮らせてください」図々しい私です
初老に近い我が軍団に気遣いの和平氏の言葉
「大丈夫ですか、危ないんじゃないですか?」すかさず私は
「平気ですよ、いつもこんな斜面を歩いていますから」
「何のグループですか」
「前橋ハイキングクラブです、HP見てくださいね。」

    
            立松和平さんも一緒に苗の手渡し作業


そのあと、地元新聞のカメラにおさまったり、インタ
ビューに答えたり、賑やかに作業は終わった。

後日地元新聞に足尾植樹の記事が大きく特集で
掲載された
なんと、私の写真が名前と年齢まで大きくアップ。
止めて! やはり年齢はモザイクにしました
    
今年は昨日と今日の2日間で総勢1300人位の参
加者があり、今回は期待の“トン汁”が廃止になって
しまった。

終了後、河原でランチタイム

その後、登山口の舟石峠へ車で移動した



おまけ   備前楯山

昼食後、私たちは備前楯山の登山口の舟石峠へ向かった。
以前、訪れたときは反対の銀山平からこの峠まで歩いた。その時、林道の造成の最中だっ
た。今は峠に広い駐車場が整備され、山頂へは短時間で立つことは出来る。
    
      舟石峠の舟石           まだまだ冬枯れの山です              山頂

アカヤシオを期待したが花芽はまだ固く、がっかりした。

翌日、私は苗木の作業の後遺症の腰痛に泣き泣き期限の迫った会報誌の編集に励んだの
だ。




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