針の木岳・蓮華岳〜スバリ岳〜岩小屋沢岳
(2820m) (2798.6m) (2752m) (3630.3m)
2010.7.21(水)〜23(金)
コースタイム
第1日目 扇沢→針ノ木峠→蓮華岳→針の木小屋泊り
登山口から大沢小屋まで樹林の中を進み、 しばらくして丸木の橋を渡り大沢小屋に到着。 水場、トイレがありホッと一息入れます。 しばらく樹林の中を行くと雪渓の取り付きになった。 |
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いよいよ雪渓尻からアイゼンを付け残雪を 歩き始める。 太陽の陽射しは強いが時々冷気が吹き 体は冷やされ快適だ。 白馬雪渓より斜度がありきついとあったので 少々緊張しながらゆっくりと歩く。 先行者の姿が雪面に蟻のように動いている。 |
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次第に斜度は増し、雪渓の下からゴーゴーと 雪解け水の流れる音が響き注意をしながら 上へ上へと進む。 |
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上空には真っ青な青空が広がり背後に 爺ヶ岳が大きな姿で現われた。 平日の今日は人影がまばらだ。 スプーンカットされた雪面に足を乗せ歩き良さそうな 斜面をジグザクに歩く。 想像していたより楽に歩けた。 |
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雪渓の上部はガスが湧き視界が悪くなった。 夏道に入ってから雪渓を何度かトラバースし 道の傾斜は増した。 |
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針ノ木峠直下のザレた急登。 丸太で道は整備されてあるが 7,8mほどのジグザクの道はかなり急だ。 |
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針の木小屋に到着する頃靄ってきて 直下の急登に喘ぎ喘ぎふと上を見ると 小屋が現われた。 宿泊手続きを済ませから蓮華岳へピストンす ることにした。 サブザックに水と雨具を入れ蓮華岳へ向かう。 |
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蓮華岳の山頂まで一時間だが疲れた体には この1時間の登りはきつい。 だが、次から次に現われる花たちに慰められながら ピークを幾つか越えていく。 ハクサンシャクナゲが最盛期を迎えハイマツの間に 次々に現われる。 ウサギギク、チングルマ、イワベンケイ ヤハズヤマハハコ、コケモモ、イワツメクサ、 ヒメイチゲ、ミネズオウなど 高山植物が可憐に咲いている。 本命のコマクサはこれから見頃を迎えるところだ。 砂礫の斜面をピンクに染めている。 |
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コマクサの群落 |
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白色のコマクサ |
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ふと砂礫に小鳥を見つけイワヒバリかと 注意してみると雷鳥のヒナが4羽。 後に親鳥が現われ、勝手に動き回る ヒナたちを見守って居るようだ。 |
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今回の山行中、唯一の祠「若一王子神社奥宮」 ここが山頂かと思いきやまだ少し先だった。 |
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ピークに騙され騙されやっと蓮華岳の山頂 今回一番疲れた所です。 |
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イワベンケイ ウサギギク チングルマ |
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ミヤマダイコンソウ ハクサンシャクナゲ タカネスミレ |
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ミヤマオグルマ ヒメイチゲ ミネズオウ((白) |
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針の木岳の途中から蓮華岳を振り返ると 結構風格のある山だ。 針の木小屋 1泊2食 9000円 日本勤労者山岳連盟会員の割引特典があり 500円引き 朝食抜きで1000円引き ラッキー!1500円のお得だ エビス生ビール(1000円)で乾杯!! |