紅葉狩へ

紅葉台〜足和田山
青木が原樹海・忍野八海・日川渓谷

     
                                                                                                                               2017.11.7(火)〜8(水
コースタイム

1日目
浜川7:00〜紅葉台ドライブイン10:45→紅葉台10:45→三湖台(11:05〜11:30)→
足和田山(五湖台)(12:35〜13:10)→紅葉台展望台(14:20〜14:30)→紅葉台ドライブイン15:00〜〜ホテル着15:30
2日目
ホテル発9:30〜〜西湖コウモリ穴(青木ヶ原樹海散策約1時間)〜〜忍野八海(12:00〜12:30)〜竜門峡P
日川渓谷散策(龍門峡遊歩道13:40〜栖雲寺15:10〜〜竜門峡P15:30


今年は東北に紅葉を計画したが、何度も天候不順の為、中止になってしまった。
11月に入り仲間たちの都合が付、急遽河口湖周辺へも紅葉狩に出かけることになった。
もしかしたらハイキングが出来るかな?
直前予約で宿泊が取れたので、しばらくぶりに足和田山はどうかな。

                                          11月7日(火)  晴れ



紅葉台ドライブイン
駐車場は広く大型バスも駐車可能です。
ちょっとドライブインが想像と違っていたので戸惑いましたが
トイレを借用(50円)したら店のご主人から貴重なアドバイスを頂きました。

当初の予定では紅葉台から足和田山経由で下山は一本木バス停へ、
バスでここ紅葉台ドライブインに戻る予定だった。

が、バスの本数が少なく車道を歩くことになっても、足和田山からピストンし往路は左へ左へ、帰りも左へ左へ歩いた方が良いかもしれませんね。

紅葉は三湖台付近まで良いですよ・・・


紅葉台ドライブインに2台のバスが駐車してあり、登山の支度した中高年グループが出発していった。

私たちも遅ればせながら身支度を終え、売店の脇から車道を歩き始めた。
紅葉台まで車で行けるがダートな道らしいので、私たちは東海自然歩道の標識に歩を進めた。
紅葉真っ盛りの樹幹から右に富士山、左に西湖、河口湖をずっと見ながら歩くことが出来た。 
 



    


富士山はやはり雪があった方が良いね。
先日の台風で雪がすっかり消えてしまったそうだ。

でも、やっぱり富士山は日本一の大きな山だ。


柔らかな紅葉の自然林を歩き紅葉台に到着した。


ここまで車で来られるから、観光客で賑やかだった。
今日のコースは富士山がすっきりと眺められた。
展望台があったが帰路に寄れたらと取りあえず三湖台へ
向かうことにした。
 

東海自然歩道の標識がしっかりとあるので迷うことなく道は
整備された快適な尾根。
登山道は比較的平坦な林道とクロスしながら延びている。

右に富士山、左の下は西湖、河口湖が 青々と広がっていた。

風が無く穏やかでハイキング日和だ。 
 

富士山は前方に、また真横に、後方に角度を変えながら
ずーっと付いてくる。 
 

三湖台に到着。 
360度の展望が待っていた。

ここから本栖湖。西湖、河口湖が見えたが、私は
山に見惚れて湖の写真を撮っていなっかったみたい(-_-;)
 

山頂に山座同定盤が設置してあった。
眼下に西湖、背後に聳えるのは黒岳、鬼ヶ岳。
山肌が赤く色付いて綺麗だ。
 

これは王岳。
20数年前、本栖湖から登り、体調が悪く途中で敗退し舟宿に宿泊。
お風呂になかなか入れてもらえず、炬燵でうたたねしてしまった。
ところが熟睡し、大鼾を暴露して笑われたことがあったっけ(*^_^*)

夕食はなんと8時過ぎ、大変な宿に泊まった記憶がある。


青木ヶ原の奥に南アルプスの雄姿。
北岳始め赤石山脈、かつて歩いた懐かしい峰々。
 

あずまやを独占しゆっくりお茶タイム。
富士山の全景をしっかりと目に留め、名残惜しく五湖台へ向かう。


東海自然歩道を左へ左へ・・・
ズズーっと湖が見えていたのだ。

登山道は何カ所も林道とクロスするが、山歩きを楽しむために起伏の
大きい登山道を歩くことにした。

階段あり、小さなアップダウンがあり、カラマツが黄金色に輝き
素晴らしかった。


 
足和田山(五湖台) 1355m
展望台がある山頂は二等三角点がり静かだった。
途中ですれ違ったグループはあったが、山頂は私たちの他に
男性3人組だけだった。
 


ここは富士山の北に位置し、西湖との間に東西に伸びる山の最高点。
方位盤には周囲の山々と共に富士五湖が刻まれている。
しかし見えるのは・・・。樹木に囲まれて展望は今ひとつである。

ゆっくりとランチタイム。


帰路は往路の登山道とクロスする林道を左に左に。

三湖台はパスして紅葉台へ進む。 


時間の余裕があったので紅葉台の展望台へ(150円)上がると
ここから富士山が丸ごとそっくり眺められた。
 


余りに素晴らしいのでハーイポーズ!


ホテルに予定通り3時半に到着。
暫くぶりにゆっくりと温泉に浸かれ、慌ただしかった疲れが癒された。

今日のプランは「量少なめ会席料理」なのに次々に登場するお料理に
しっかり完食してしまった


これは朝食
またまた完食!

最近太り気味なので明日から減食しなければ・・・

11月8日(水) 曇
2日目は計画していなかったが、天気は曇り予報なので
青木ヶ原樹海を散策することにした。
 


青木ヶ原樹海
西湖コウモリ穴に行けば樹海のマップがあるかもしれませんよ。
とホテルの方に言われ、取りあえず行ってみることにした。

丁度、ガイド案内が出発するところだった。
一人500円。

大急ぎで身支度し参加した。
 
 

ガイドさんについて約1時間
青木ヶ原は、富士山の北西に位置する。
ところが私の頭の中は全く逆方向になっているから
修正するのが容易じゃなかった。

富士山の溶岩流上に形成された樹林として特異な様相を呈しており、
多様な動植物と出会うことができる世界に誇れる自然環境となっている。
樹海の歴史は約1200年とまだ浅く、若い森である。

 
 

青木ヶ原樹海は溶岩の上に樹木が生えているため、
根を深く土の中に張ることができません。
このため、少しの環境の変化で木が倒れてしまうデリケートな
森林なのです

森の中は世代交代の様子が伺われ、苔の中から
2種類の植物が競うように芽を出していた。 

慌ただしくガイドに付いたので、もっと深く青木ヶ原を知りたかったし
奥まで歩いてみたかった。

コウモリ風穴や氷穴を見ることさえ忘れてしまっていた。

つぎは忍野八海へ 
私は登山の帰りに何度か立ち寄ったことがあるのだが
今日のメンバーが寄ったことがない言うので訪れてみた。
天然記念物である「忍野八海」は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。
世界遺産富士山の構成資産の一部として認定された。
 

最初に訪れた時は富士山が背後に聳え、その神秘な澄んだ水に
感動したのだが・・・
2度目はちょっと(こんな小さかった?)
次第に感動が薄れた。

更に今回は驚いた!
外人さんのツアーコースになっているのだろう。
中国語?韓国語?
やたらと賑やかだし、以前い比べ観光化され昔の厳かで神秘的な
湧水池の風情は全くなくがっかりした。

そこそこに退散し、丁度12寺頃だったが、朝食を完食したので
お腹が空かず、帰り道に日川渓谷の紅葉が見頃か見知れないと
寄ることにした。 

日川渓谷
過去の記録
  2009.11.2
甲州市大和町田野地区から天目地区にかけてを竜門峡と呼ばれるハイキングコースがある。
以前
笹子雁ヶ原摺り山を訪れた時に歩いたことがあった。

 

忍野八海から高速道を河口湖インターから勝沼インターへ
向かった。

途中で正面に思いがけず富士山の姿。
・・・昨日は青々した富士山は5合目まで真っ白!
山頂は雲の中だったが、ちょっと陽に当たり輝いているじゃないですか!
やっぱり富士山は青空と雪がお似合いですね。
 

勝沼インターを下り、景勝院(武田勝頼公の菩提寺)を左折し
道なりに行くと左に龍門峡の遊歩道がある。

景勝院前は何度も通過しているから分っているし
日川渓谷も8年前に訪れているから様子が分かっているから
マップが無くてもOK。

景勝院
家康公が勝頼の死の冥福を祈るために建立しました
場内には勝頼公親子が自刀した生害石や墓などがある
武田一族の歴史を忍ぶことが出来る、今度時間があれば
寄ってみたい。
 

OKと思っていたが記憶は曖昧?
こんな道だったかな?沢沿いを歩いた気がしたけれど・・・ 
 

炭焼き釜の跡もある。 

途中で塩山から歩いてきたという男女4人の中学生がに会った。
「温泉までどのくらいありますか?」と聞いてみると
3km位でずっと先ですよって・・・・
今日は水曜日だから休みです、、、
 

沢沿いで昼食、と言ってもザックに残っていたミニアンパン、バナナ、
キウイ、コーヒーを少しづつ。

対岸上部の紅葉が素晴らしい。
天目集落へ、、、、

 

渓流の音は迫力があり 、
 

あー!思い出した。
ここから以前は天目山温泉へ向かったのだ。

ここからは 案内板は栖雲寺に変わった。
 

栖雲寺はまだかいな? 
木橋を何度か渡り返した。 
 

平戸の石門
巨石の間を潜り抜ける。 

今日は前回より更に上にある栖雲寺に向かおう、元気な仲間だ。
 


木賊の石割ケヤキ
遊歩道には青い標識があり色々な名称が付けらてあった。

急坂を上がって行くと民家があり、ほっとした。
 
 

丁度、民家の前であったご主人が栖雲寺に寄ってみると良いですよ。
龍門峡入り口まで車道を歩く予定だったので時間を聞くと約1時間位だと・
このご主人のご厚意で車で送っていただき本当に助かりました。

車窓から鮮やかな紅葉を見ることが出来て本当に良かったです。

栖雲寺(せいうんじ)
貞和4(1348)年に業海本浄が開山した臨済宗の名刹。
開基は甲斐国主の武田信満公で、往時は中部地方における幻住派の
拠点として、また戦国の大雄武田家の菩提寺として大いに繁栄しました。

境内の石庭は(拝観料300円)見事でらしかったが時間んの都合もあり、
見られませんでした。残念!

無事に竜門峡駐車場に送っていただき今日の予定は終了した。

 今回は、特に計画をしたわけではなく思いつきで歩いたが充実した2日間だった。
温泉もお料理も山の紅葉にも満足でした。

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