笹子雁ヶ腹摺り山・日川渓谷
(1357m)
2009.11.2(月)
コースタイム
浜川P6:00→→竜門峡P8:35〜日川渓谷散策〜10:35
日川渓谷
登山後に日川渓谷の散策予定だったが、昨夜からの雨は昼頃から回復するというので
天気の都合で日川渓谷先に散策することにした。
竜門峡入り口の駐車場は早朝のためかガランとしていた。
登山口に履き替えて渓谷遊歩道に向った。
見頃という情報は遅かりし、殆んどの木は葉を落としていた。
とにかく渓谷沿いを平戸の石門まで歩くことにした。
雨上がりのため、足元は滑りやすく歩きづらい。
いくつかの滝を眺めながら渓谷沿いの道はアップダウンが あり、渓谷を何度か渡り返す。 |
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竜門峡の核心部に小さなあづま屋があった。 休憩したい所だが これから登山が待っている。 紅葉が期待できず平戸の石門でUターンすることにした。 |
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あづま屋から直ぐに平戸の石門があった。 巨石が積み重なって恐々と通ってみた。 |
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少し戻り、天目山温泉に向った。 当初の予定はここで入浴の予定だったが、 ここでのんびりはしていられないので先を急ぐことにした。 竜門峡駐車場に戻り、笹子雁ヶ腹摺り山の 登山口笹子峠に車は急いだ。 |
笹子雁ヶ腹摺り山
コースタイム 笹子峠11:20→山頂12:25〜13:00→笹子峠14:00
雁ヶ腹摺り山は大菩薩嶺の南に三座ある。既に2つは踏破している。
昨年牛奥ノ雁ヶ腹摺り山から富士山の絶景を眺め、笹子雁ヶ腹摺り山にも
大きな期待があったが、天気は回復どころか風も出てきて最悪になった。
笹子隧道の両脇に登山道があったが、 大月側の登山口から山頂を目指すことにした。 この隧道は有形文化財に指定されている。 直下に笹子トンネルが貫通しこの隧道は殆んど 使われなくなってしまった。 以前はこの峠は難所だったらしい。 茶屋跡などがあって当時はきっと人々の往来で 賑わったのだろう。 |
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峠の標高が1096mだ。標高差300m足らずで山頂である。 ところが落ち葉を踏んで進むと直ぐに急登が待っていた。 トラロープに助けられ、あとはトラバースは 緩やかな道だが、山は強風で裸木は寒々して 冬の景色である。 後ろから来るO氏の熊避け鈴が物寂しく響いてくる。 |
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登山道は落ち葉が重なり赤や黄で染まっている。 ガスはいよいよ濃くなって幽玄の世界を醸し出している。 |
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山頂から景徳院までの縦走の予定だったが、 生憎の天気のため往路を戻ることにした。 一瞬青空が広がるかと思ったが、期待できそうも無く 早々とランチは切り上げ山頂を後にした。 何処の山に行ってもどんな天気でも登山者に 会うのだが、今日は誰にも会うことが無かった。 |