栗駒山&観光(立石寺・蔵王)

                                                 2015.9.28~30
過去の記録
  
 1994.10.1~2   2007.10.7   2015.9.28~29

栗駒山は今回で3回目、計画した3日間はピーカンの予報
今年は例年より紅葉の時期が早いみたいです
23日に山肌が真っ赤に染まった情報をみた。
紅葉の見ごろはあっという間に過ぎてしまうから、気は焦るが同行者の都合でどうにもならない。
紅葉の名所に心も高揚します。期待に胸膨らませてGO!!

第1日目 
移動日  自宅9:00~~15:20 一関泊
              第2日目      
       
    一関6:00~~7:00須川温泉7:20→笊森分岐7:55→三途の川8:15→産沼9:10→山頂10:25~10:30→
          天狗平11:05~11:15→昭和湖12:00~12:20→笊森分岐12:45→13:30須川温泉14:00~~15:00蔵王温泉(泊 )

第3日目
   
                蔵王温泉8:40~~立石寺(9:20~11:20)~~道の駅(天童温泉昼食)~蔵王苅田岳散策(14:20~15:00)→自宅20:15                    



今日のコースは須川温泉から自然観察路から山頂へ、下山は昭和湖へ下る予定だ。

一関から須川温泉へ車窓から眺める栗駒山は山頂を黒い雲で覆われていた。
そのうちに雲は移動するのだろうと・・・・

須川温泉の駐車場はガスに包まれてガランとしていた。
数組の登山者が温泉の脇の登山口に向かっていく。


温泉の湯気はもうもうと温かそうだ。
コンクリートの道がしばらく続く。

登山道にもゆげ穴があり温かい湯気が湧き出ていた。


先週23日に山頂が真っ赤に染まった写真を見たから
もしかして遅いかな?
どうか、散らずに待ってて・・・・・

登山口付近の木道は丁度見ごろだった。


ガスの向こうは山肌がきっと素晴らしいと思うが全く見えません
木道をゆっくりと草紅葉、木々の紅葉に見惚れながら進んで行く。

途中に小さな小屋があり、湯気が出ていたから蒸し風呂のようでした。



笊森の分岐から沢に下り、樹林の中へ入る。


小雨が降ってきたが、樹林の中で気にならない。

三途の川の渡渉、水量が気になっていたが、石の上を楽々と渡渉できた。
あの世の三途の川も簡単に渡れたいいのになぁ。


次第に鮮やかに色づいた木が目に入った。
周囲はまだまだ乳白色(-_-;)

雨が強くなったみたい。


あれ?薄日が射してきた。
振り返って見ると大きな虹が見えた。



後方の山肌が陽に当たり紅葉が一際鮮やかだ。
天気が回復と喜んだが、一瞬の間の光景だった。
その後、雨粒が大きくなり顔をピシッピシッ!
痛ッ! 霰だ。


山頂は風が強く何にも見えない。

今日はピーカンの天気の筈なのに・・・・
鳥海山が見えるかな? とんでもない!
強風に鳥海山まで飛ばされそうだ。

長居は出来ず、須川温泉へ下る。
稜線は大荒れ!
強風に思うように歩くことが出来ない。

天狗平で暫く天気の様子を見ることにしたが、回復の兆しはなさそうだ。


昭和湖
ここで風を避けランチタイム。
幸い雨は止んでいた。

だが、再び大粒の雨。大急ぎで下山する。
硫黄臭の漂う登山道は石が濡れ、滑りやすく慎重に慎重に。

須川温泉に無事に到着。やれやれ。
売店で買い物して今宵の宿、蔵王温泉へ向かう。
一関に近づくにしたがって青空が広がっていた。
栗駒山は厚い雲に覆われていた。

3回目の栗駒山は最悪の山行になってしまった。

 
蔵王温泉に浸かり体を温め、生ビール、ワインで乾杯!
汁は山形名物芋煮、美味しい!
でも、満腹状態、デザートはおかみ手作りのシャーベット
    
 

第3日目  観光(立石寺・ 蔵王お釜)


朝食7時に済ませて今朝も完食。

蔵王温泉から北へ約1時間で宝珠山立石寺へ向かいます
 

宝珠山 立石寺(9:20~11:20)
ここは以前から訪れてみたい所でした。
同行者の一人は芭蕉の心境になり暑い時期に訪れたとか・・・
   芭蕉の名句  「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

昨夜から食べ過ぎて少し歩きたかったので駐車場は400円の安い所から
歩きます

国の重要文化財に指定されている根本中堂
 根本中堂は立石寺という御山全体の寺院の本堂に当たる御堂です
御線香をあげて、先ずは健康と我が家の安泰を祈願します



芭蕉と弟子の曾良の像
この地を訪れた松尾芭蕉が、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という句を
詠んだことでも有名です


凝灰岩と安山岩からなる奇岩怪石が連なり皆さん喘ぎ喘ぎ石段を上がって行きます

山歩きをしている私は楽々と息を切らせず奥の院まで歩けました
途中の売店で水を買い、トイレを借用します

紅葉の時期は岩肌と紅葉で素晴らしい景観でしょう。


奥の院と大仏殿
山寺の奥の院までの石段は山門から800段あまり登山口から 1050段と有ります

約2時間ほど見物後
道の駅(天童温泉)でにしんそばのランチタイム。
 

次は 蔵王エコーラインから蔵王連峰のシンボルお釜に向かいます
エメラルドグリーンのお釜を眺めるのは20年ぶりかな?

周囲は紅葉が始まっています
カーブのみちにちょっと疲れ気味の私は車酔いでした
 

昨日の栗駒山はガスの中だったから今日は青空に紅葉が映えています


エコーラインの広い駐車場からハイラインへ入り山頂レストハウス下の
駐車場まで(540円)
 

昨日ほどではないが風が強い。
苅田岳まで歩き眼下に火口湖(お釜)を眺めます

荒涼とした山肌に蔵王連山の最高峰熊野岳(1841m)へ続く稜線がはっきりと見えます
 

苅田岳((1758m) 
山頂にある刈田嶺神社はかつて、蔵王信仰の根本・蔵王大権現社が鎮座していました。
江戸時代後期に流行した蔵王参詣では、この蔵王大権現に参拝することが
目的となりました。

東北の名峰、月山、朝日連峰、飯豊連峰が見えていました
風は強く、冷たくてダウンジャケットを着込みましたが寒くて長居は出来ません

レストハウスでしばし休憩です
観光客、登山者で賑やかでした。
 
今回の計画は予定通り全て終了し白石インターから東北道を4、5回の休憩しながら帰宅しました。
私の年齢に合った今回の山行は翌日は疲れが無く快適な山旅でした。
   

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