唐松岳・車山高原
                   
                          2014.7.29〜31

     唐松岳〜五竜岳岳〜鹿島槍ヶ岳 2008.8.17〜19
白馬岳〜唐松岳 2013.8.18〜21
                                 

コースタイム
1日目
自宅5:00→→八方8:30〜アルペンライン〜八方池山荘9:10→八方池10:20→下の樺10:35〜11:15→唐松山荘14:00⇔山頂15:00

2日目
唐松山荘7:00→丸山ケルン(7:20〜7:35)八方池(9:00〜9:30)→第3ケルン9:40→八方池山荘10::30(昼食)〜アルペンライン〜八方P12:00→白樺湖16:00

3日目
車山肩9:30→車山10:20〜11:00→蝶々深山11:30〜12:00→物見岩12:20→八島湿原13:00→沢渡り〜車山肩14:00→スズランの湯→→自宅



 
予定通り9時に八方に到着。
いつもの駐車場は満車になっていました。
少し離れた駐車場(1日600円)で身支度を整えて
八方アルペンラインの乗車口に向かいます。

おー!凄い行列!
チケットは往復2900円、山岳連盟のカードで200円の金券の
サービスが出ます。

リフトの下にクガイソウ、シモツケソウ、クルマユリ、オオバギボウシが
花盛りです。

ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘に到着。

 
 

八方池山荘でトイレを済ませて山頂へ向かいます。

木道は長蛇の列が続いています。
花の写真を撮りたいが、人の波に押されて立ち止まることが
ままになりません。
写真は諦めることにしました。 
 

人、人、人・・・・・
第3ケルンもいっぱい。 
 

次第に谷間からガスが湧いて辺りは白い闇に包まれてしまいました。
あー!がっかり。
今回で5回目の八方尾根ですが、すっきりしていたのは1回だけです。

八方池を過ぎると俄然、人の姿は少なくなりました。
やれやれです。

下の樺でゆっくりランチタイム。
 


下の樺から上の樺までダケカンバの巨木が美しい。
 

途中の扇雪渓
いつもより休憩している人が少ないようです。
私たちは帰路に寄ることにして先へ進みます。 
 

連れの二人は少々お疲れ気味です。
山頂をピストンする方もいるが私たちは急ぎません。
これは下山時の写真です。

この桟敷を回り込むと間もなく唐松山荘です。 
 

イヤー!山荘前のテラスも登山者でいっぱいです。
白馬岳や五竜から縦走者がここに宿を取ることが多い。

前方に唐松岳
昨年、不帰キレット縦走して、この山頂から小屋が見えた時は
本当に嬉しかった。
 

小屋で手続きを済ませてから
山頂へ向かうことにしました。
(本館は1泊2食付9800円プラス800円)

が、、、山頂からは五竜岳がちょっと見えただけでした。
明日に期待しましょう。 
 

山頂から戻りビールで乾杯!
生ビールが900円。
ところが生ビールの機械が故障で少々時間がかかるとか、・・・
待っていられないので缶ビールで我慢です。

夕食のご飯がとても美味しくてお代わりをしました。 
連れの一人はご飯をやっと口に入れていたとか・・・


2日目   快晴
 

早朝から小屋は御来光を見に唐松山頂へ向かう人たちがザワザワ。 
私はウトウト・・・・・

朝食を済ませてからゆっくりと小屋の外へ。
剣岳と立山連峰、五竜岳、白馬三山がくっきりと見渡せました。
 

食後、バテ気味の一人を残して、高台へお散歩。
小屋の屋根に朝日を背にツーショットの影が・・・
地球に立っている実感!!
 

展望を楽しんでからゆっくりと下山します。

下山途中でライチョウの親子に出会いました。
ヒナはちょろちょろして写すことが出来ませんでした。 
 

昨年、膝の痛みを堪えて歩いた白馬岳から不帰キレットの稜線です。
この展望を見ることが出来なかったので今回はこの稜線を見ることが
目的の一つでもありました。

期待通りの大パノラマに感激です。 


不帰キレット



左から天狗岳、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳


 
八方池、不帰キレット


左に鹿島槍ヶ岳と五竜岳の雄姿
 

丸山ケルンでゆっくりと展望を楽しみます

東にうっすらと頸城山塊が見えます(中央が乙妻山、高妻山) 
五竜岳、鹿島槍ヶ岳、不帰キレットから白馬三山の眺めが素晴らしい。
 

雪渓と青空のコントラストが素晴らしい!!
いつも雪と空が同化しているが今日は見事です。

暫く雪渓で遊びます 


夏の花がオンパレード
この他にもたくさん咲いていました
サクラソウ、ウサギギク、イブキトラノオ、アヅマギク、イワツメクサ、キンポウゲ、コケモモ、イワイチョウ
コメツツジ、ホツツジ、ミヤマタンポポ、コキンレイカ、ハクサンシャクナゲ、ウスユキソウ、ツガザクラ、等等
      
イブキジャコウソウ           シナノキンバイ          マツムシソウ           ミヤマムラサキ? 

        
ウツボクサ            ハクサンチドリ              ハクサンタイゲキ           コマクサ
 

      
イワシモツケ              クガイソウ           タテヤマリンドウ          タカネナデシコ
 

      
シモツケソウ           ニッコウキスゲ              イワギキョウ           ヤハズヤマハハコ
 

      
 チングルマ                アカモノ              アオノツガザクラ            ミヤマコゴメクサ


      
サンカヨウ             キヌガサソウ            トモエシオガマ           ワレモコウ
 

予備日があったので草原の涼と花、展望を求めて霧ヶ峰へ行くことにしました。
麓の白樺湖に到着してから宿泊先を決めることにしたが
観光案内所は当分閉鎖と張り紙があり、ホテルも廃業している所が多く
やっとホテルに落ち着いたのが4時半過ぎでした。
スカイスパークホテル
露天風呂から目の前に蓼科山、北横岳、南八ヶ岳が丸ごとそっくり見えます
勿論、部屋からも贅沢な眺めです
バイキング料理についつい食べ過ぎてちょっと太り気味。

霧ケ峰高原


 
車山肩に駐車し、車山を目指します

霧ヶ峰は半月前に訪れたばかりなので、少しコースを変えて
歩くことにしました。 
 

車山山頂
山頂に気象レーダー観測所があります
リフトを利用した観光客や小学生の林間学校の生徒で
賑やかです。

ここでゆっくりと休憩し持参のフルーツを頂きます。
草原を吹き渡る冷ややかな風に吹かれ至福のひとときです。 
 

車山から急な階段状の道を下り、蝶々深山に向かいます
草原にはハクサンフウロ、ウスユキソウが旬を迎えています。

広大な草原がどこまでもどこまでも続いています。
実に気持ちが良い・・・
 

蝶々深山(1836m)
広い山頂でランチタイム。ここも賑やかです。 
 

物見岩
遙かに美しが原が望めます 
 

物見岩から八島ヶ原湿原へ 下ります
前を行く単独の男性に追いつこうとかなり飛ばしますが
全く追いつくことが出来ません。

湿原の東側を沢渡へ向かいます。
ほとんど水平な道です。

この付近から雷鳴が2発、おー!怖ッ!
雨が降り出してしまった。


 
上空の黒い雲は直ぐに通り過ぎて
再び青空が広がりました。
やれやれ・・・

ヨツバヒヨドリが咲き誇り高原の風はいっそう爽やかになりました。
2.3時間のコースの予定だったが、 沢渡りの分岐が笹が
生い茂っていたため物見岩まで行き、大回りしてしまった。
そのため1時間以上の回り道になりました。

沢渡りから上り坂、やっと車山肩に到着。

帰路は白樺湖畔のスズランの湯に寄り、汗を流し
帰宅の途につきました。

下界の蒸し暑さは半端じゃなくアルプスの空気にもう一度
触れたい気持ちです。


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