四つ又山〜鹿岳                                           

                   2012.5.27
                         参加者 CL藤井、星野、塩澤、大野、田所、宮内、茂木

                              
                            最近のの記録 2012.5.6  四つ又山  

コースタイム
浜川P6:30→→大久保登山口7:35→四つ又山頂8:50→二峰9:15→三峰9:19
→四峰9:25→マメガタ峠10:00〜10:10→鹿岳コル10:55→一の岳11:10〜11:30→二の岳11:45〜13:10
→高原登山口14:25→大久保駐車場14:50

鹿岳にご無沙汰だったので計画したのだが、どうせなら四つ又山から鹿岳を歩いてみようと
5月6日に計画したが生憎の天気でマメガタ峠でt撤退した。今日は再チャレンジだ。
初めて鹿岳に訪れたのはもう30年ほど前だ。その後2回山頂を踏んだが
いずれも高原登山口からピストンだった。
初めて鹿岳を仰ぎ見たとき、えー?一体何処からどうやって登るのだろうか。


四つ又山頂から鹿岳



7:35 大久保登山口 
今回はマメガタ峠から鹿岳に向かう予定
だったが、それでは縦走した意味がないと再度
四つ又山経由で鹿岳へ向かうことにした。

本来なら未踏のコースに気が入るのだが
先日四つ又山まで歩いているためか、ちょっと
力が入らない。

前回から半月余が経過し山の緑は濃くなり
そよ風が嬉しい季節になった。


今日は晴天、青空が眩しい。
そして沢音が一層快く響き、水場に思わず
手が出てしまう。

冷たくて美味しい!!


間もなく大天狗という所で
「ギンランよ!」

言われて振り返ると木の根元にそっと添えるように
ギンランがたった一株あった。
あたりにはそれらしき葉さえも見当たらない。
誰かの化身か、それとも供養の花かな?と思えるような
楚々とした寂しげな花だった。

そう言えば熊野古道を歩いた時、うす暗い山道に
キンランを一輪見たことがあったっけ・・・・・
その時は公家の姫様の化身かと思った。


更に急斜面を登り上げ、四つ又山頂。
目前にこれから目指す鹿岳が奇峰をもたげている。

まだまだ遠い。
四つ又山頂からP2・P3・P4のピークを越えて急斜面を
マメガタ峠までひたすら下る。先行のグループが休憩していた。老若男女、職場の仲間だといっていた。


マメガタ峠で休憩し私達はこれからのルートは全員が
未踏だ。ゆっくりと慎重に行きましょう!

       2峰 烏天狗                  3峰 山伏               4峰 石祠               


マメガタ峠から30分余でいよいよ難所が現われた。
先ず長いロープのトラバースだ。
これはロープは必要なく岩は滑らないので
歩きよい。


長いロープに縋りながら鹿岳ののコルに到着。


まず、一の岳に敬意を表しこちらから
登ることにした。
男性二人はザックをコルにデポしたが
女性陣は誰も下ろそうとしない。
「あれ?皆さん背負って行くのかい?女は強いね」


まず小さな梯子から取っ付く。
膝は先週の疲れが出てバネが効かない。
慎重に、慎重に一歩一歩だ。


急な斜面を手足休まず山頂に向かう。
一の岳山頂は摩利支天の石碑があった。
しばらく展望を楽しみ、二の岳に向かう。


下りはきつい。立ち木に掴まったり岩にしがみ付いたり
再びコルに戻り、ここから二の岳へやせ尾根を
歩く。


緑の木々に囲まれたレンゲツツジは
一際艶やかに目立っている。

時折、谷から冷やかな風が吹き上げて
元気を与えてくれる。
これからは風が何よりの自然の贈り物だ。


長い梯子だが朽ちかけているし傾いている。
ゆっくりと一人づつね!


次は岩場のトラバースだ。
スタンスはしっかりしているから慎重に行けば
心配は要らない。


ロープが次々に現われ慎重に行きましょう。


おー!ヤレヤレ背後にたった今、下ってきた
一の岳が聳えている。
トンガリの中央部の緑の裂け目が登山道らしい。
よくも下れたものだ。


二の岳山頂。
妙義、荒船、西上州の山並が見渡せた。
先行したグループと会うことが無かったが
下山後、お会いしたら二の岳だけで下ったそうだ。

山頂で久しぶりにゆっくりとランチタイム
西上州の山頂は今日も我々が独占だった。



食後先端の岩場へ向かい、しばらく展望を楽しんだ。
妙義の荒々しい岩峰。


いま歩いてきた四つ又山(左)と一の岳(右)
はるばる来たね!!


下山は高原集落へ下る。
こちらも急斜面だ。ロープを頼りにゆっくりと・・・・


山頂直下の急斜面を下れば、あとは杉林の
歩きやすい道だ。
やはり一般コースはいいですね。ルンルン!!

下りは膝の負担が大きい。
途中でひと休みしフルーツを摘みながら座談会。

高原登山口から集落の中をキョロキョロしながら
緩い坂を駐車した大久保集落へ車道歩き。

峡谷を流れる大塩沢の澄んだ流れ、
ところが工事現場近くはゴミ捨て場になっていた。

車道から大久保集落の駐車地までわずかな登りが
疲れた足にはきつい!きつい!

駐車地の畑で作業していたおじいさんが「山へ行ってきたんかい?
ネギを食べるなら持って行くかい」
斜面の上部に植わっていたネギを抜いてくれた。
このおじいさんは若い頃、狩猟でこのあたりの山をずいぶんと歩いたそうだ
今は2度も倒れ、今年はまだ1回だけ救急車のお世話になった・・・と
1回だけ?・・・・・でも お元気そうだった
お話は切が無く続きそうで帰るのが気の毒だったが
新ネギを分けて頂き、今夜の夕食が一品増えました。
ねぎぬたにしたらしゃきしゃきっとして とっても美味しかった。
ビールが格別に美味かった!

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