湯の丸山〜烏帽子岳
        (2101m)    (2066m)                                      2010.1.24                           

    コースタイム
浜川7:000→→地蔵峠9:00→中分岐10:00→ツツジ平10:15→湯の丸山11:20→
烏帽子鞍部→烏帽子岳13:20→鞍部ランチタイム14:00〜15:00→地蔵峠16:00

久々の雪山、しかも私の大好きな湯の丸山。
もしかして烏帽子岳も行けるかな?かすかな期待を胸に地蔵峠へ向います。
湯の丸山は四季を通じて気楽に歩け素晴らしい展望と花の名山。
これが私を虜にしている湯の丸山です。

地蔵峠の駐車場は夏は閑散としているが
今日はスキーヤーで満車状態です。

ワカンの使用は久しぶりだ。
途中で雪山訓練するかもとピッケルも持参。

キャンプ場を抜けると前方に湯の丸山の
たおやかなどっしりした山容が望めます。


1時間あまりでツツジ平に到着
今日は絶好の雪山日和です。
群青色の空と純白の山のコントラストが
素晴らしい!

欲を言えば唐松林を白く染めていれば
最高なのに・・・・・



雪焼け予防にこの装備です
ところがあまりの温かさに覆面はして
いられませんでした

上空の雲はすっかりどこかへ飛んでしまい
少々汗ばんできました





途中から富士山が姿を現し一日私たちに
お付き合いしてくれました

富士山ありがとう!!



オットー!! 危ない!
突然、左足が深い雪を踏み抜いてしまい
私は急斜面の下方に頭を向け転倒してしまった
足掻いてもワカンの先は凍った雪?木の根か?
硬いものに引っかかって抜けません
後ろのTさんに懸命に起こしてもらったが
私の体は動こうともしません。男性のS氏
も駆けつけやっとこさっとこ起きられました
体力は一気に減退でした。
皆さん、踏み抜いたらしいのですが
一番ダイナミックに転倒したのは自慢では
ないが私かしら?
雪の中からTさんの手で大事に
私は掘り出されました


素晴らしい展望に皆の足は遅々として
進みません

後ろに篭の登、水の塔その奥に浅間の
噴煙がたなびいています


湯の丸山頂直下は急登です

このあたりの深い雪の下に初秋に山肌を
黄色に染めたイワインチンや濃紫の
オヤマリンドウの花が
深い眠りに就いているのでしょうか
厳冬下の健気な花々たちに
頑張って!とエールを贈りたい!




ウアォー!!山頂からは
素晴らしい展望です

北アルプスの銀屏風!名峰たちが!
幻の如くズラズラッと顔を揃えて待って
いました。

富士山は勿論八ケ岳、浅間山は断続的に
噴煙を上げ素晴らしい景観でした。
 
すぐ目の前にどっしりした四阿山
時の経つのを忘れてしまいそう
見飽きない景色でした


   
烏帽子岳の上に北アルプス                         
素晴らしいですねー!!

   
        四阿山の奥に根子岳                     浅間山の雄姿             



名残惜しいが下山します・・・・と、リーダーの声に
「えー、もう下るのー?」
「天気が良いから烏帽子岳に行きましょう!」

ヤッター!心密かに私は願っていたのです

樹氷の中を下りますが私の右のワカンの紐が
抜けてしまって左足に力が入り、
翌日これが原因か転倒の際捻ったのが
災いしたのが左脹脛の筋肉痛に悩まされました

烏帽子岳への登り返しは辛いものがあったが
久しぶりの山頂へ向う足取りは軽やかだ。


    

烏帽子の稜線へ出ると風は冷たいが
山頂から360度の大パノラマにまたも感動です
   

下りはすいすいと滑るように快適に下っていきます
パウダーの下は凍っているのであまり調子に乗ってはいけません
潅木に激突するかもしれません




鞍部に戻り、風を避けてちょっと遅いランチです
冬の陽射しは背中をポカポカと温めてくれます

かなたに北信の山並が厳しい表情で
聳えています

中部山岳の山並のオンパレードに
私たちは大満足し下山しました

湯の丸の山腹を巻くようにただひたすら
なだらかな樹林の道を歩きます
リーダーから木肌や固い花芽から樹木の
名前を教えて頂き、さすが山が一番ですね

雪山ならではの自然の造形美
ええなァ! ええなァ
やっぱり山はえかった!!


           
ウサギちゃんは元気に              雪上に風のいたずら

   
唐松の長く影を落として              樹氷は純白に輝いて

 Top

inserted by FC2 system