第9回秩父札所34ヶ所巡り
法泉寺〜久昌寺〜長泉院〜橋立堂〜大渕寺
25000歩
                                            
                                                          2019.1.19(土)

参加者
CL藤井、星野、亀井、山口、小菅、手島

コースタイム

浜川7:30
→法泉寺(9:20〜9:40)→久昌寺(11:00〜12:30)→長泉院(13:00〜13:25)→
橋立堂(14:00〜14:15)→大渕寺(14:35〜14:50)→法泉寺15:45

今回は札所4か所を江戸巡礼古道の案内標識に従って歩きました。
厳冬の時期は少々気が引いていましたが、札所巡りは順調に進んでいるので
今月中に終了したいと頑張ることにします

 

24番 法泉寺
県道72号線沿いに24番札所法泉寺の駐車場があった。
直ぐ反対側に茶屋が有り(茶屋は閉まっていた)札所の大きな看板が
あったので一歩入ると長い石段が続いていた。
 


手すりが付いているので116段の石段は楽々上がることが出来る。
何処の神社仏閣は階段が多く、年配の方は参拝がきつくなると思う。 
 

登った先の境内は狭く、右に水やがあり奥に納経所、左に六地蔵が
が並んでいた。

観音堂は左右に格子戸があり中に金剛力士を安置してあった。
仁王門を兼ねているという珍しい構造らしい。
江戸中期の建立で特異で変化に富んだお堂だということだ。


また、堂内中央に御本尊の室町末期の聖観音菩薩が祀ら小さな寺だったけれどなかなか味がある歴史の深さを
感じるお寺だった。


県道を横断し、巡礼道の案内に沿って歩き始めた。

次は久昌寺に向かうが所要時間は1時間20分だ。

舗装の道だと想定していたが、巡礼道は雰囲気のいい山道で時折、武甲山の姿が大きく見えて疲れを癒してくれる。


分岐の標識があり、札所を順番に廻れば迷うことが無いのだが、私たちは車で出発の寺まで行き、車を回送し効率よく歩こうと考えたので何度か道迷いしたりするが、
結構それを楽しんでいるところがある。


あれ?ピンクのリボンが頻繁にあるけれど何?

植樹の印かな?あれこれ議論したり・・・
 

車道を歩いたり、再び巡礼道に入ったり・・・
途中で休憩したり、焦らずのんびり歩きます。


巡礼道は整備され快適に歩けるが、落ち葉が深い所は
石ゴロに注意しないと捻挫、転倒し骨折の危険がある。

最近はそんな事態がちらほら聞こえてくる。
慎重に、、、一歩が寝たきり老人になるかも(*^_^*)


 
武甲山が大きく立派です。
武甲山は各コースを何度も歩いているが、札所巡りでその姿を何度も仰ぎ見たので、札所が終わったら
また歩きたいと・・・考えることしばしばだ。 


路傍の石の標識はまた味わい深いものだ。 


途中で休憩しながらも予定通りに久昌寺に到着した。


25番 久昌寺

赤い山門は「御手判寺」の額がかかる仁王門。
山門をくぐり少し進むと、左側の岩の横に観音堂がある。

弁天池があり、風景の美しい札所として知られます。
別名は「御手判寺」。



観音堂
岸壁に沿うように観音堂があった
江戸時代の建築だそうだ。
 

弁天池があり、風景の美しい札所として知られます。

観音堂の先は弁天池となっており、池の向こうに本堂や弁天堂があり久昌寺の池は手前と奥に分かれていて、奥が蓮池になっている。 
蓮池は蓮の葉が枯れて侘しい風景だった。
花の時期は大勢の観光客や参拝者で賑やかなのだろう・・・

境内が広く、ここで昼食の予定だったので
ご朱印を頂きながら住職さんにお願いしたところ
「どうぞ、どうぞ、お好きな場所で・・」

境内にベンチがあちこちにあり、陽だまりを見つけてゆっくり
したランチが出来て良かったです。
 

御手判 
、御手判とは、「閻魔大王」から授かった御手判石を
版刷りしたもので、あの世へ無事にいける通行手形だ
といわれている。
手判の版刷りは秩父霊場は勿論、坂東、西国を合わせた100観音霊場でも授与してくれる寺院はここだけだ。
私も無事にあの世に行けるように500円奮発して
御手判を頂いてきました。

久昌寺砦は、秩父札所25番久昌寺と弁天池を挟んだ南の痩せ尾根上にあり、2007年に発見されたが記録伝承はなく歴史等は不明。
城跡は標高約360mの頂部を中心に築かれており、7つの平場と3本の堀切からなるようですが、尾根幅も狭く、郭と言えるほどの規模ではないと・・・・

ご住職にお聞きしたが定かではなさそうだった。
ちょっと尾根に上がってみたけれど半信半疑な道で
分らなかった。
 

29番札所 長泉院 
久昌寺から順序は大渕寺だが、前回寄っていたので
29番長泉院へ向かうことにした。

しかも次の橋立堂は今の時期は御朱印は大渕寺で
頂くことになっていた。
 

境内の石庭は小規模ながら手入れが行き届いていた。
19世紀の本堂の欄間に葛飾北斎52歳の時の作「桜図額」がかかっているというので
改めてゆっくりと観賞した。
     
 

長泉院を後にしてこれから橋立堂へ向かうのだが
果たしてどんな道が現れるのか楽しみでもあり不安でもあった。 
 

橋立堂で浦山鍾乳洞をみる予定だったが
2月中は休業になり残念ながら見られなかった。

間もなく橋立堂と言うところで野生のたぬきに出会った。
毛が生え変わる時期なのか病気なのか・・・
でも声をかけると近づいてきて人懐かしそうな
たぬきちゃんだった。
 

武甲山の西麓にある橋立堂は高さ65mの岸壁を
背にして立っていた。
全体が朱塗りで、この寺は馬頭観音を本尊とする
寺だ、
 

馬頭観音を本尊とする寺院は少なくて他には西国
 松尾寺だけだとか・・・ 

奥の院が橋立鍾乳洞で営業の時期は観光客で
賑やからしい。
12万年前に出来たものらしく縄文時代の住居跡でも
ある。中は霊場らしい雰囲気があると聞けば
再度、訪れてみたい札所でもある。
 

名残惜しく橋立堂を後にして、橋立堂の納経して
頂くため大渕寺に向かう。
途中から琴平丘陵の一部を歩き20分ほどで
第5回に訪れた大渕寺に到着した。

 
 

前回は琴平丘陵から境内に入ったので寺の後方からだったが今回は正面に寺の門が見られホッとした。

今回の納経は4つ目頂き、帰路はタクシーで車回収
の予定だったが、元気印の皆さん!
出発点の法泉寺まで歩きましょう!!

約1時間の舗装のみちはきつく長く感じた。

途中で私は股関節、膝、足の指先が3拍子揃って
痛くなり(-_-;)  もう限界だった。

翌日は暫くぶりの筋肉痛だったが、ダンスの練習に
行ったが思うように足が動かず情けないようだった。
 
   

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