第4回 秩父札所34ヶ所巡り
                      (20300歩)                      

龍石寺〜岩の上堂〜観音寺〜童子堂〜音楽寺

                                                          2018.6.17(日)

参加者
CL藤井、SL田所、星野、篠田、野中、茂木、宮沢、手島、山口、亀井

コースタイム

浜川7:00
→定林寺駐車場8:30→龍石寺(9:05〜9:20)→岩の上堂(9:40〜10:00)→観音寺(10:15〜10:40)
→童子堂(ランチタイム11:00〜12:00)→音楽寺(12:30〜十三仏石12:45〜ミューズパーク12:50〜13:00)→
秩父公園橋13:30→定林寺P13:50    車で移動し秩父神社へ
秩父神社見学(14:00〜14:30)  見学、駐車場無料

今回は定林寺に駐車しここから周回コースにすることにした
今日は西武鉄道と秩父鉄道共催のイベントが我々と同じコースで開催されていた。




十九番札所
飛淵山龍石寺(ひえんさんりゅうせき)
この寺は巨大な一枚岩の上に建っている。
足元は岩盤がむき出しになっている所もあり歩き難かった。
「えー!今日はどうしてこんなに人がおおぜいるの?」
ご朱印を頂くのも行列だ。

と言うのも今日は西武鉄道と秩父鉄道共済の秩父三十四ヶ所札所の
イベントが開催されていたのだ。
しかも我々とほぼ同じコースだった。


秩父橋
秩父橋は、荒川にかかる国道299号線の橋です。
秩父市の中心市街地から秩父郡小鹿野町方面に向かう主要道路になります。

秩父橋は1931年に完成し埼玉県の有形文化財に指定されている。
下に荒川が悠々と流れていた。橋を渡ると国道299号に出る。
交通量はさすが国道だけあり凄い、誘導員がいて橋の下へ石段から
下された。国道をくぐり反対側に出た。
崖の上に岩の上堂がある、


第二十番札所
法王山岩の上堂(ほうほうさんいわのうえどう)
お堂は河岸段丘の上に建ち、荒川を見下ろすように建っている。
観音堂があり、ここは僧侶がいなくて個人の管理だそうだ。



観音堂は宝形造りのシンプルなお堂。
堂内に一歩足を踏み入れると狭い堂内に瓔珞(ようらく)が天井から
カラフルな吊るし雛?のような瓔珞(仏像の首や胸にかける飾り物)
布で猿をかたどった縫いぐるみのような・・・
これが赤ん坊に見えることから安産、子育て、水子地蔵の願いが
込められているという。



第21番札所
要光山観音寺(ようこうさんかんのんじ)
県道72号線沿いにあり開放的な寺だ。
トイレも門の左に設置されてあった。

札所巡りは何処の寺も綺麗なトイレがあるので安心して歩ける。
 

境内に入ると直ぐ右に11体の赤いお掛けをした可愛いお地蔵さまが
並んでいる。
ここも大勢の観光者で賑わっている。
門前の反対側に秩父地方の地芝居役者中村十九十郎の墓があった。
行ってみようと思ったが、県道は車の往来が激しくて途切れることが無く
断念した。

今日は朝から曇り空、、、近くの武甲山は白い闇の中で
終日、姿を見ることが出来なかった。


県道72号線をてくてくと、、、、
歩くに程よい天気だ。
県道から左の小道に入ると入ると童子堂がある。

第22番札所
華台山童子堂(かだいさんどうしどう)
凄く古めかしい茅葺の仁王門。
格子の中に金剛力士が顏は扁平で大きい目を開き、両方ともにあどけなさと素朴さがある。そのためか威厳が感じられない。


 
境内を進むと観音堂があり、江戸時代中期の造営と言われ
軒下や桟唐戸などに見事な彫刻があった。

境内にテーブルとベンチがあったのでランチタイム。
1時間のゆっくりランチだった。


さて!お腹も満足したので今回の一番のきつい山路から音楽寺へ向かう。
うす暗い山道は昼間でも一人歩きが怖くなるような杉林の道だ。
追いはぎが出そう (-_-;)

平坦な道に慣れた体に上り坂は応える。
皆さん!とっても元気だ。

ミューズパークへ向かう車道を二つショートカットしまだまだ急坂が続いた。
この程度でへたばっていたのじゃアルプスへ行けるどうかアヤシイものだ。
 


坂道を上がって行くと正面に
「あれ?イタリアンの店?、、、こんな山中に?・・・」
私は大分疲れてしまったのでしょうか・・・目がクラクラ・・・
イタリアンじゃなくお寺でした。(^_^;)

第23番札所
松風山音楽寺(しょうふうさんおんがくじ)

ここはミューズパークの一角にありました。
ご朱印を受け付けに頼んで、境内のベンチにザックをデポして境内の
に左の奥へ進むと石段があった。


石段を上がった所に観音堂があった。
お堂の全面が吹き抜けになっていて、廻り縁は朱塗りの高欄が付けられ
美しく御利益がありそうな雰囲気だった。

お寺は街なかより山中にひっそりあった方が風情があり
ホッとする雰囲気があるものだ。

ここは数人のハイカーに会っただけだった。
 

更にお堂の裏から山道を5分位上がっていくと高台に13体の石仏が
並んでいた。

この13仏が音楽寺の寺号の由来とつながっていた。 
札所を開いた13人の聖者がこの山の松風の音を菩薩の音楽として
聞いたからという。
ご詠歌「音楽のみこえなりける小鹿坂の 調べにかよう峰のまつ風」

この寺は音楽に関する願い事をかなえる寺として知られている。
訪れた歌手の名前がズラッとあったが、有名な歌手の名は
見当たらなかった。
 

うす暗い山道を再び観音堂へ皆さんは下って行ったが、
私は石仏から丸太の階段が森の奥に続いていたので
興味津々、この先は何所へ繋がっているのだろうか、何があるのだろうか・・
何か標識がるかもしれないと・・・
黙って通り過ぎられない私だった。
 

丸太の階段を登りきると別世界のような森があった。
森の中にベンチがあちらこちらにあり、公園の一角のようだった。
そう!ここがミューズパークの一部でした。

秩父を車で抜ける時、ミューズパークの標識を見るが、
ここはプール、花園、テニスコート、音楽堂、野外ステージ、カフェ・・・
子供の遊ぶ場があり、なんだか楽しそうな場所らしい。

ゆっくり行ってみたいな。
 

音楽寺からは下り坂、苔むした厭らしい道で滑らないように
気をつけて歩きましょう。

秩父公園橋
秩父鉄道秩父駅から河岸段丘を階段状に、一直線に下った先に続く
この橋は、「秩父ミューズパーク」へのアクセス道路の役割も果たす

秩父公園橋の主塔の下で手を叩くと「鳴き龍現象」が体験できるとか、、、
あとで聞いた話だったので体験できなかった。
 下の荒川を眺めただけでした。
やや下りだったので楽だった。
 

出発点の定林寺に戻り、車で秩父神社へ向かうことにした。

秩父神社 
秩父三社の一つである(宝登山神社、三峰神社)
パワースポットでもある。
社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進されたもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財に指定されています
毎年12月3日に行われる例祭は、「秩父夜祭」として国の重要無形民俗文化財に指定され、京都の祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭のひとつに数えられている。
「お元気三猿」本殿左(西)側にあります。
 三猿といえば日光東照宮が有名ですが、同じ徳川家縁りの御社であるにも拘わらず、当社の三猿は日光とまったく違った表情をしています。
これを撮るのを忘れていたのでまたの機会に訪れてみたいと思います。


            知知夫神社の扁額                     彫刻「北辰の梟」                 彫刻「つなぎの龍」

参拝者の列は途切れることなく続いていました。
今日は秩父神社をおまけ観光にして無事に終了しました。

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