高ヂョッキ・菅峰・丸岩
                                  
              2012.12.20

過去の記録   1995.12.3   2005.12.3

コースタイム
浜川P7:30→→須賀尾峠

参加者 CL藤井、小野里、星野、桑子、篠田、高橋(厚)、石井

     今日は須賀尾峠から寂峰三座を登る予定だ。
順序は天気次第と云うことにした。
峠に到着すると、すっかり葉の落ちた木々は微動だにしない。
上空は青空だ。三座の中でで一番の展望の良いのが高ヂョッキだ。
今日は展望が期待できそうなので、先ずは高ヂョッキへ行こう。


                             高ヂョッキ 須賀尾峠登山口9:05→山頂10:00〜10:10→須賀尾峠登山口10:40



須賀尾峠は群馬県吾妻町と長野原町の境界に
位置している。

高ジョッキ登山口に子育て地蔵が枯葉に囲まれて
鎮座している。

雪の心配したが全くなさそうで安心だ。


枯葉をカサコソ踏んで北東へ延びる尾根道を
ひたすら登る。

すっかり冬の様相だ。
今日は全く風がなく木々は沈黙している。


小さなコブをいくつか乗り越えて
山頂直下の岩場の急登を岩、木に助けられて
山頂に到着。






山頂の標識が見当たらず、あたりをキョロキョロ
すると木の上に小さな標識が二つ下がっていた。

浅間山、上信越の山々、四阿山、榛名、赤城の
山々の展望にしばし見惚れる。

谷川岳は雲に隠れていた。


眼下に八ン場ダムの工事現場が見える。

政治に振り回され続けてきた地元住民の苦悩、
新政権になってダム建設の進展は 一体どうなるのか。


山頂の展望を十分楽しみ、次の菅峰へ向かうことにする。

         菅 峰  須賀尾峠登山口10:45→山頂直下鞍部12:20〜12:50→山頂12:55→須賀尾峠登山口14:30


高ヂョッキの道路のすぐ反対側に踏み跡がある。
こちらも木々はすっかり葉を落としている。

ここも道標はなく明るい尾根道を行き、
稜線を登りきると笹に覆われた道になった。

時々道が不鮮明になるが、赤いテープを
探しながら、また踏み跡を確認しながら進む。

登山道は雪道になり、急斜面を笹に掴まったりしながら慎重に進む。

かやとの広場に出るとすぐ山頂が目前だ。
ここは日当たりがよく風もないのでランチタイム。


二等三角点のある山頂は造林地帯で展望はあまりよくない。
山名標識は小さなプレートがひっそりと木に取り付けてあった。

   

下山はアイゼンを付けゆっくりと下る。
私はアイゼンを持参したものの、本日は必要なしと車内に置いてきてO氏に拝借。
久しぶりの雪の斜面に膝が痛み出し心配したが翌日は治ったのでホッとした。

           丸 岩    登山口14:35山頂15:00〜15:10→登山口15:40



須賀尾峠から数分長野原方面に車で移動する。
二つ目のヘヤピンカーブの右に丸岩入口の白い
標識があった。
路肩に駐車し、再び登山道に入る。


吾妻街道から見ると、柱状節理の断崖絶壁ですが、
山頂からの眺望は、林に囲まれまったくない。

ちょっと変わった山容にどこから登るのか
好奇心が湧く山だ。

気になる山かもしれない。
烏帽子岩の下をトラバースし、ガレ場の倒木を
いくつか潜り抜けたりする。

時々赤いテープがあるので迷うことはない。


20分で山頂に到着。

山頂標識はここもこんな感じ。
最先端まで行ってみたが展望がなく、
断崖絶壁の様子もわからなかった。


下山途中から先ほどの高ヂョッキが午後の陽射しに
輝いていた。

あんなところを良く登ったね。


帰路吾妻線から眺めた丸岩と高ヂョッキ(左)

三座はちょっとハードだったが、それぞれ異なった山だったので満足だったかな。
今日は誰にも会わず寂峰を独占し静かにゆっくり歩くことが出来た。

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