筑波山  
         (877m)                                                    2010.1.31                           

    コースタイム
M市民プール→→筑波山神社P8:00→筑波山神社9:00→酒迎場コース分岐9:20→弁慶茶屋跡10:20→
ロープウェイ山頂駅10:50→女体山11:10→ケーブル山頂駅11:30→男体山11:50→
御幸ヶ原12:15ランチ及びイベント→ケーブル山頂駅13:15→筑波山神社14:30→神社P14:50

恒例北関東三県初詣山行が茨城県筑波山において開催されました
登山愛好者が300名余が大集合です
我がクラブ会員は43名がバスにて朝5時M市を出発。

筑波山は標高は1000mに足らないが日本100名山の一つでもあり
関東平野で目を引く双耳峰の美しい山容の山です

今回は三つのコースに分かれ山頂へ向かいました           

                         Aコース  御幸ヶ原コース    
                         Bコース  白雲橋コース     
                         Cコース  おたつ石コース    

私は以前Aコースを歩いているのでBコースを歩くことにしました

予定通り3時間ほどで筑波山神社
駐車場へ到着
駐車場は北関東各地から訪れた登山姿の
人で大賑わいです

受付終了し、各コースに分かれ出発です
まず神社でお参りし登山道に入りました
筑波山神社は夫婦二神を主神とする
由緒ある神社です
夫婦和合、縁結びの神として広く信仰を
集めています
なーんだ、そっか。私も縁結びの神に
お願いするのだったと帰宅後思っても
遅かりし・・・・・
Ta氏のお賽銭の後ろで一年の登山安全祈願
に手を合わせたのじゃいけんかったのね


杉林の木洩れ日を浴びながら各班毎に
歩きます。
風もなく穏やかな天気に恵まれ
厳冬期に額から汗が噴出しました

登山道はカラカラに乾いています
歩き出して20分ほどで迎場コースの分岐が
ありました





高度が上がるに連れ、樹林の中は
ガスが漂い幻想的であるが、何しろ
団体ご一行様で神が宿る森は騒然とした
雰囲気です

樹林帯は何処までも続いて
赤松や杉の巨木に出会います
根回り5,6mもありそうな巨木はまっすぐに
天に向かって思わず手を合わせたくなる
ような姿でした。




小さな祠がひっそりとある弁慶茶屋跡は
つつじヶ丘からのおたつコースとの合流点です

ベンチが幾つかあって休憩にもってこいの
場所ですが、登山者が多くて写真も撮ることが
出来ません

弁慶茶屋を過ぎると、今までと違った巨石、奇石
が次々に現れ登山道は傾斜が増してきました


岩場は渋滞の中、後続の一般の登山者や
下山の人に道を譲ったりで結構時間が
かかりました

弁慶七戻り岩
  
   頭上の石が落ちそうで弁慶も七戻りしたといわれます
  高天原
この奥に天照大神を祀る神社がありました

母の胎内くぐり
筑波山の修行の一つ
岩を抜けることで生まれた姿に立ち返る
ことをいみした


出船、入船
熊野の船玉神を祀ってあります
裏面大黒岩
大きな袋を背負った大黒様に似ている

ふーん、なーるほどね!


大仏岩
高さ15mあり大仏のようです
大仏様が鎮座しているようです



奇岩を眺めながら山頂の女体山へ到着。



山頂には一等三角点があるのですが
あまりの混雑と第3班リーダーに
急かされて見ることも出来ませんでした

100名山の立派な標識がありました
  (18年前には無かったかも・・・)

       


山頂から丁度ガスが切れて展望が
広がったのですがこれもリーダーの
「下ると言ったら下るんだよ!!」
の罵声に驚き慌てて下山です
もっとゆっくり展望を楽しみたかったのに・・・・
残念でした
茨城訛りはきついですねー
語尾に力が入っています



ガマ石
ガマの油売り口上を考え出したことから
ガマ石と呼ばれたそうです

やや下りの道を辿ると御幸ヶ原です
ここから前方に男体山が望めます
この広場は土産店が並び、一角で茨城県連
の方々が豚汁のサービスをしていました

早い到着組は豚汁にありついているようです
私たちはこれから男体山の山頂へ向かいます

ここでまた怖いリーダーはトイレからまだ
戻らない人がいるのにかかわらず
イラついた表情で出発しますと・・・
連発していました。
あまり急かせないでよー
ちょっと怒りたくなった私です

それにしても豚汁が無くならないかと
心配になりました。



女体山はいざなみのみこと
男体山はいざなぎのみこと
を祀ってあります


御幸ヶ原に戻りやっと豚汁にありつきました
あー、良かった!!


慌しいランチの後、交流集会です
マイクの音声が悪く後ろは聞き取れませんでした

交流集会終了後解散
私たちMHC全員はAコースを下ることに
なりました
18年前、雪の道をこのコースを歩きましたが
こんな急傾斜だったとは?


急な道を後から後から幼子の手を
引いた若いファミリーが登ってきます

夫婦いつまでも円満でね!


神社の境内に何箇所も湧き水がありました
どこから水が湧き出ているか不思議です

でも、御神水はとっても冷たくて
美味しかったです。

水分補給し体がなんだか
みずみずしくなったようでした。



神社の境内ではガマの油の売り口上
言葉巧みに刀を振りかざして熱演
していました。 買う人がいるのかしら・・・

筑波山は深田久弥が100名山の
3つの基準の
第一は山の品格
第二は山の歴史
第三は個性のある山
付加条件の標高1500m以上には
満たないが100名山に相応しい山かも
しれません

予定通り午後3時に無事全員が下山し、再びバスに乗り帰路につきました。

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