地図読み山行(船尾滝周辺)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　

２０１０．３．２２　

　　　　コースタイム
浜川Ｐ８：00→→8：30富士見峠→林道分岐9：20→船尾滝10：50〜11：00→林道終点11：10→
昼食11：40〜12：30→913.6ｍピーク13：15→吾妻山14：05〜14：20→富士見峠14：50

今日は地図読み山行、歩行時間3時間の陽だまり山行です。
と、気を許すと痛い目に会うことがしばしば・・・・・
参加者16名が3台の車に分乗し榛名山麓の富士見峠に向かいます。
その名の通り富士見峠から真っ白な富士山が望めました。
前橋、高崎市が一望でき、なかなかの展望です。

	富士見峠からリーダーの用意された 地形図とコンパスを片手に出発です 先ず、これから進む方向の確認です 自衛隊相馬が原駐屯地から 榛名カントリークラブの入り口までを 地図には盗人越とあります 何故か物騒な名前が付けられてあります
	新井盗人線から左の林道 (湯出入線）に入ります ここでコンパスで方向の確認です。 ゲートがあって車は進入禁止です 林道は所々に崩壊地があって 落石の危険があります
	前方に水沢山が大きく姿を現しました。 林道の脇のフサザクラ蕾、ダンコウバイ、 キブシなど初春の花が迎えてくれます。 ところが残念なことに林道沿いには ビニール、空き缶など散乱して 見るに忍びなく山行も楽そうなので ついつい拾い始めてしまいました。 日頃未来の子供たちに美しい地球を 残すのが私たちの務めだと痛感しています。
	湯出入線を1時間30分歩き船尾滝に到着。 落差60ｍ余りの滝は群馬の名瀑の一つです。
	船尾滝から更に林道の奥へ進むと 林道は途切れてやっと山道になりました。 眺望の森、見晴らしの森、水木の森と 案内板にありますが、それらしき森が 何処なのか分かりませんでした。
	この自然観察路は訪れる人が 少ないのか道は荒れています。 枯れ枝が足に絡み、とても歩き難い。 堰堤の陽だまりでランチタイム。 昼食後、リーダーにおねだりして ロープワークを教えて頂きました。
	ゆっくりと昼食を楽しみ、再び地図を片手に 913.6ｍのピークを目指します。 皆さん勝手に探してください、とリーダーは はるか後方です。 林道から左方向にピークが見えました。 リーダーの地図上のルートは急登なので 私はなだらかな尾根伝いにピークへ 向かうことにしました。 道なき道の足元の小枝をボキッボキッと 踏み分け小高いピークへ到着。 ありました！四等三角点がひっそりと・・・
	次は吾妻山を目指します。 枯葉の下の小石や枯れ枝に悩まされながら 潅木を分け急な斜面のアップダウンが続きます。 片手に拾い集めたゴミや空き缶が少々 邪魔になってきましたが捨てる わけにいきません。 尾根の左は崩落箇所があって下を覗けば かなり高度感があります。 ちょっと躓けば危ない！ 慎重に下ります。
830.6ｍの吾妻山に到着です。 山頂標識と四等三角点がありました。 山頂は狭くて全員が立つことが出来ません。
	下山は杉林を目指し林道へ向かいます。 ビニール袋の空き缶は岩や潅木に引っかかり 袋は破れ大事なゴミは今にも飛び出し そうでした。
	恒例の谷川クリーンハイク、榛名クリーンハイク よりたくさんのゴミの収穫でした。
	無事に地図読み山行は終わりました。 予想以上にきつい山歩きでした。 駐車地に石の鳥居から石段が続いていました。 好奇心旺盛なＴ嬢はリーダーのお許しを 頂き石段を上へ向かいます。 私も負けじと後へ続きました。 石段の最高部に立派な石祠とその後ろには 鳥獣慰霊碑がありました。 ここは展望が素晴らしかったです。