秩父御岳山
          
1080m
                                  
  2010.12.23

コースタイム
浜川P7:00→→大滝道の駅9:15→材木集積所10:13→杉の峠10:35→838mピーク11:00→
山頂12:20〜13:10→トンネル口13:40→材木集積所14:20→大滝道の駅15:00


国道140号線の雁坂峠に向かう大滝村を通過するたびに
気になる秩父御岳山でした。もう20年前に一度訪れているのですが
登山口の晋寛神社の付近に駐車したこと位しか記憶にありません。
いつか記憶を辿りながら挑戦したいと思っていました。




道の駅大滝の広い駐車場から登山口の晋寛神社に
向かいます
140号線を数分で晋寛神社に到着。


木曽御嶽の開祖、晋寛導師が江戸末期に開山。
大滝村は晋寛導師の生誕の地です。

登山口はこの神社の奥にあります。


ところが登山口に登山道は土砂崩落のため
通行不可のため林道をご利用下さい。と立看板が
ありました。


林道から登山道へ入る道が何処かにあると
地図を見ながら林道を歩き出します



おー!ヤッと登山口の標識を見つけました



木製の橋を2回渡ります


山道をしばらく進むと林道に出ました
さて、どちらに行こうかと地図を広げていると
キャタピラーの作業員が御岳山はこっちだよー

ヤレヤレ・・・・・よかった。



整備された林道はキャタピラーのタイヤ跡がくっきりと
道は凹凸があり歩き難い。

あたりの杉は手入れが行き届いて
杉林は気持ちよいほど素直にすっきりとしています



杉の峠
ここは強石(こわいし)登山口の分岐です。
杉の大木二本の根元に小さな祠がひっそりと
あります。
尾根に出ると風の通り道なのか
冷たい風が吹き荒れていました

山頂はさぞ寒かろうと脱いだフリースを再び
着込みました



途中の杉林の中にこんな傑作品がありました。
ヨイショと一休みしたくなります
作業員が遊び心で作ったのでしょうか。

近くで作業の機械音が響いていました。
風はもう何処かへ抜けていってしまったらしく
無風状態です。



樹幹に恰好良い御岳山の姿が見えます
山頂はまだまだ先です

この先から少し下り、また登り返しです
また登りになると又暑くてフリースを脱ぎ、
この時期は衣服の調整が頻繁になります


林道がかなり上まで来ています
そこで休憩と聞き、お腹も空き加減でザックの
サラダサンドでも食べようと思いきや、皆さん元気良く
さっさと通過して行きます
ありゃー!


杉林の道から緊張感のある岩の露出した瘠せ尾根に
変わります

ロープや鎖が付いていますが深い落ち葉の下に
浮石が潜んで慎重に一歩を踏んで登ります




下山はチョイいやらしいなぁ・・・と思いながら。

山頂かと思うとまだ先にピークが待っています





途中の尾根から雲取山、飛龍山、武甲山が見えます
騙され騙され前方に神社らしき建物が
見えました




二匹の狛犬に迎えられやっと山頂です
ここには晋寛神社奥の院が祀られています。
すっかり葉を落とした裸木が寒々していますが
お陰で展望は素晴らしいです。
奥の院の後に落合の下山道があります

三等三角点と錆び付いた山座同定盤が有り
360度展望を楽しみます

赤城、谷川方面は靄っとしています
きっと雪かもしれません


両神山の特徴あるギザギザの尾根が見えます



左のトンガリは中里村の諏訪山でしょうか
その右に二子山、その後に真っ白に輝く浅間山


武甲山、雲取山、飛龍山、和名倉山方面


山頂は風がなくおだやかで暖かくゆっくりと
ランチが出来ました

落合の集落に向かう登山道は閉鎖してありましたが
先行した登山者がこれを跨いで下山し、戻ってこないから林道までは崩落はないようです

私達もこの柵を跨いで下山することにしました

結構な急斜面です



こちらも植林帯で倒木が多く、跨いだり潜り抜けたり
します


晋寛トンネルに到着です
ここからは林道歩きです

眠くなるような単調な林道歩きはお喋りの
花が咲きます

冬は気楽な山が一番です


晋寛神社で無事下山のお礼に手を合わせ
大滝道の駅に到着。
道の駅から中央に御岳山が顔を見せています。

柚子の大袋が幾つも浮いた温泉に浸かり
今日の汗を流し帰路につきました

以前訪れたのは、カタクリの花の時期に落合から入ったようでした
カタクリの花に出会えず、山頂で出会った人に聞くと反対側と言われ
不安があったので往路を戻った記憶が甦りました
花も良いけれど展望の良いこの時期に三峰口から再度挑戦してみたいと思います

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