平標山・仙の倉山
(1983m) (2026m)
2010.6.6(月)
1995.7.9 平標山・仙の倉 平元新道ピストン 1995.10.10 平標山・松手山 平元新道〜松手山コース 2001.7.8 平標山・仙の倉山・松手山 平元新道〜松手山コース 2010.6.6 松手山・平標山・仙の倉山 松手山コース〜平元新道 |
久しぶりの平標山です
今年は天候不順のため何処の山も花の時期は1週間から10日は遅いようです
ミネザクラとシャクナゲの尾根に期待は半分で山頂へ向かいました。
下山後に今日は山開きでけんちん汁、名水、わらびもち(無料)が待っていました
広い駐車場のスペースはまだ半分くらい 残っていました。 いつも満車状態ですが花の時期が少々 遅れているためでしょうか 松手山コースを登りに使うのは初めてです。 まず、鉄塔を目指して登りますが、結構な急登が 1時間くらい続きます。 途中から丸太の階段になり山頂まで標高差 1000m超なので気合を入れ登ります 樹林の中をウグイスやホトトギスの囀りと 清々しい山の空気を体いっぱいに吸い込んで 苦しい急な登りは和らげられます 登山道の脇に可憐なイワカガミ、イワナシの 花が迎えてくれます |
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松手山にから、背後に苗場山、日白山、 タカマタギなどの沢筋に雪がまだら模様に 見えます 稜線の左にシャクナゲの群落があり 満開と言えませんが蕾は真っ赤に膨らみ 春の陽射しを待っているようです。 |
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松手山からはるかに平標山が大きく ここから笹原の稜線漫歩が素晴らしく展望は 益々良くなります。 高度を上げると南に富士山が見え始めました。 苗場山の奥に北アルプスの銀嶺が顔を 見せています |
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平標山に到着は10時30分です ここでランチと言うわけにはいかんですね。 その上、今日は360度の大パノラマです 何度か訪れていますが、山頂はガスの中とか 天気が良くてもまわりに雲が湧いて雲間に 山並が垣間見える程度でした。 こんな素晴らしい天気は滅多にありません 苦しくも仙の倉山まで歩きたいです ここで下山したら私は5年はリーダーに 文句タラタラと言うかもしれませんね そんな心を見抜いたのでしょうか 仙の倉山で昼食にしましょう とリーダーの お言葉です ラッキー!! |
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鉄塔の上に富士山 ミネザクラと背後に苗場山 |
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山頂でゆっくりと休憩後、仙の倉山へ 向かいます。 木製の階段を鞍部まで下り、再びの登り返します 伸びやかな稜線は疲れを忘れさせてくれます。 このあたりはお花畑ですが花は少ないようです。 ミネズオウが肩を寄せ合い小さな花が健気です。 |
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なんと言っても笹原の稜線は快適そのものです 2つの緩いピークを越え1時間で仙の倉山に 到着です。 |
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平標山から見えなかった北越の守門岳、八海山 巻機山、上州武尊、燧ケ岳、皇海山の雄姿がぞろりと 顔を覗かせています。 谷川連峰は勿論、近く予定している大源太山が 小さいながら威厳ある姿で鋭鋒を天に向けています ウーン!素晴らしい姿だが大丈夫だろうか? 不安が過ぎります。 |
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北越の山並 |
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滅多にない大パノラマを満喫し、名残惜しく 山頂を後にします さすが富士山の姿は雲の中に消え去りました。 |
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お花畑はまだ目覚めていないようです ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲの蕾はまだ小さくて 開花まで10日はかかりそうです 花は少なかったけれど展望は1級品です |
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三国山から続いて来る稜線が眼下に見えます 中央下に平標山の家が見えます |
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仙の倉山 |
仙の倉山を振り返ります。 何処を見ても絵になるような景色です 雪の斑模様は高山の雰囲気があっていいですね。 標高2000mの空気はこの時期ひんやりして 心地よく山歩きに最適です。 |
平標山から平標山の家まで木製の階段が続きます まるで天国から降りてくるようです。 両脇に星のようなタテヤマリンドウ、イワカガミ ショウジョウバカマが咲いていました 山の家でトイレ休憩。 |
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山の家から樹林の中をジグザクに岩魚沢林道へ 下ります ブナの新緑からこぼれる陽射しは私の体に 活力を与えてくれます。 |
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山道の脇にムラサキヤシオが鮮やかに新緑に 映えています。 ブナからカラ松の林に変わると林道に出ます 林道はのんびりと仲間たちと雑談にふけり 今日も無事歩くことが出来た幸せの瞬間です |
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駐車場に到着するとテントがひと張りありました。 なんと今日が山開き、きのこけんちん汁、きなこもち、 氷の入った名水が無料の大サービスです。 同行の15名はザックを放り出して熱々けんちん汁に 舌鼓です! いつも不遇な私も時にはこんなラッキーな出合が あるものです。 近くにある花の名山に是非また来て見たいですね |
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出迎えてくれた花たちです アカモノ シラネアオイ ショウジョウバカマ ミネズオウ イワナシ チゴユリ タテヤマリンドウ ナエバキスミレ ヒメイチゲ ムラサキヤシオ ハクサンコザクラ(蕾) イワカガミ |