上州武尊山
(2158.3m)
2009.10.10
コースタイム
 浜川P6:00→車(RV)→オグナスキー場トップ7:55→前武尊山9:25→剣ヶ峰岩峰群の鞍部10:10→家の串10:50→
  中ノ岳分岐11:40→11:40→武尊山頂(12:15〜13:00)→中ノ岳分岐13:45→鎖場14:10→避難小屋15:25 
  →眠る男ロケ地16:16→リフト乗り場16:40→リフト終点17:00

オグナスキー場の林道の許可をもらってダートな道をスキー場トップの駐車場まで進む。
近くの山でありながらなかなか訪れることが無く、久々の武尊山に充分な期待で心が高揚し
た。
スキー場トップからは歩行時間は数ある登山コースでも最短距離だ。

スキー場の左から潅木帯に入ると登山道の傾斜は結
構きつい。
紅葉の時期はここも少々遅いようだ。

今日は久しぶりの大勢の参加者16名だ。
これだけの人数になると足並みは全く揃わない。
歩行時間は当然に予定より大幅に遅れてしまった。

途中から日光白根山、皇海山、燧ケ岳が、望めた。




前武尊の山頂は日本武尊の銅像が建立されてあり、
川場コースから合流する。



前方に剣ヶ峰の険しい姿が望めた。
剣ヶ峰の鞍部へ下ると風は冷たく、山は冬に向かって
いることを実感した。

剣ヶ峰の山頂を東の巻き道へ進む。


   
岩稜帯を16人の人数は時間を要する 

    
前方に家の串山(2103m)が現れる。 
  家の串までまだまだ気を抜けないヤセ尾根が続く
上空に雨雲が広がり始め、何とか下山まで降らないように・・・・・

中ノ岳山頂直下の急斜面を四苦八苦しているメンバー
を心配そうに見つめるリーダー


中ノ岳は武尊牧場からのコースと合流点だ。
ここからは以前歩いた記憶が蘇えってきた。
三ツ池のぬかるんだみちを過ぎ、ひと登りで武尊山の
山頂だ。



  
おー!賑やか賑やか!
100名山の週末は何処も山頂はいっぱいだ。
四国からの中高年登山者のツアーを含め溢れんばかりだった。
振り返ると今通過してきた2000m級の峰々が連なっていた。

山頂から目の前に至仏山、燧ケ岳があった。
上空に雲がどんよりと重く垂れ下がりは早めにランチを済ませ
下山することになった。

メンバーの一人の体調を気遣って4台の車のドライバーが往路を戻り、
12名は武尊牧場へ下山することになった。
思いがけず、私たちは縦走になった。
ポツポツと冷たい雨粒は霰に変わった。
中ノ岳ジャンクッションで4名と別れ、武尊牧場へ向った。

二ヶ所の長い鎖場は先行した団体さんで渋滞し、その
上岩が濡れているため慎重にならざるを得ない。

下山コースのリーダーになった私は、これでは明るいう
ちに下山が出来るか心配になった。
鎖場を過ぎてもまだガレバや泥濘の歩きづらい悪路が
続く。コースタイムより遥かに遅れを感じた。
とにかく避難小屋までメンバーの足並みを気遣いなが
ら急ぐことにした。


田代湿原への分岐から牧場方面の道に入るとすぐに
避難小屋があった。
ここまで来れば道は平坦で歩きやすいから下山の予想
が付く。リフト終点まで1時間程だ。更にスキー場を下れ
ば1時間。最終リフトは5時頃かな?
運よくリフトに乗車出来ればラッキー! 


避難小屋を過ぎるとあたりはブナとダケカンバの林になり、雨上がりに
その淡い黄葉はそれは!それは!見事だった
往路を戻った4人のドライバーたちに申し訳ない気持ちだった。

 
                     映画“眠る男”のロケ地




途中で心配したリーダーから最終リフトは4時45分だと電話が入った
最終のリフト(800円)にやっと間に合って2基のリフトを乗り継ぎ
ドライバー四人が待つリフト終点の到着は5時になろうとしていた。
ヘッデンを使わず下山できてほっと(⌒‐⌒)やれやれ!!

下山後、花咲のささの湯に入浴し、新そばに舌鼓
入浴料500円 (団体割引450円)
舞茸天ぷらそば  800円




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