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スキー場の左から潅木帯に入ると登山道の傾斜は結
構きつい。
紅葉の時期はここも少々遅いようだ。
今日は久しぶりの大勢の参加者16名だ。
これだけの人数になると足並みは全く揃わない。
歩行時間は当然に予定より大幅に遅れてしまった。
途中から日光白根山、皇海山、燧ケ岳が、望めた。 |
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前武尊の山頂は日本武尊の銅像が建立されてあり、
川場コースから合流する。
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前方に剣ヶ峰の険しい姿が望めた。
剣ヶ峰の鞍部へ下ると風は冷たく、山は冬に向かって
いることを実感した。
剣ヶ峰の山頂を東の巻き道へ進む。
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岩稜帯を16人の人数は時間を要する
前方に家の串山(2103m)が現れる。
家の串までまだまだ気を抜けないヤセ尾根が続く
上空に雨雲が広がり始め、何とか下山まで降らないように・・・・・
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中ノ岳山頂直下の急斜面を四苦八苦しているメンバー
を心配そうに見つめるリーダー
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中ノ岳は武尊牧場からのコースと合流点だ。
ここからは以前歩いた記憶が蘇えってきた。
三ツ池のぬかるんだみちを過ぎ、ひと登りで武尊山の
山頂だ。
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おー!賑やか賑やか!
100名山の週末は何処も山頂はいっぱいだ。
四国からの中高年登山者のツアーを含め溢れんばかりだった。
振り返ると今通過してきた2000m級の峰々が連なっていた。
山頂から目の前に至仏山、燧ケ岳があった。
上空に雲がどんよりと重く垂れ下がりは早めにランチを済ませ
下山することになった。
メンバーの一人の体調を気遣って4台の車のドライバーが往路を戻り、
12名は武尊牧場へ下山することになった。
思いがけず、私たちは縦走になった。
ポツポツと冷たい雨粒は霰に変わった。
中ノ岳ジャンクッションで4名と別れ、武尊牧場へ向った。
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二ヶ所の長い鎖場は先行した団体さんで渋滞し、その
上岩が濡れているため慎重にならざるを得ない。
下山コースのリーダーになった私は、これでは明るいう
ちに下山が出来るか心配になった。
鎖場を過ぎてもまだガレバや泥濘の歩きづらい悪路が
続く。コースタイムより遥かに遅れを感じた。
とにかく避難小屋までメンバーの足並みを気遣いなが
ら急ぐことにした。 |
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田代湿原への分岐から牧場方面の道に入るとすぐに
避難小屋があった。
ここまで来れば道は平坦で歩きやすいから下山の予想
が付く。リフト終点まで1時間程だ。更にスキー場を下れ
ば1時間。最終リフトは5時頃かな?
運よくリフトに乗車出来ればラッキー!
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避難小屋を過ぎるとあたりはブナとダケカンバの林になり、雨上がりに
その淡い黄葉はそれは!それは!見事だった
往路を戻った4人のドライバーたちに申し訳ない気持ちだった。
映画“眠る男”のロケ地
途中で心配したリーダーから最終リフトは4時45分だと電話が入った
最終のリフト(800円)にやっと間に合って2基のリフトを乗り継ぎ
ドライバー四人が待つリフト終点の到着は5時になろうとしていた。
ヘッデンを使わず下山できてほっと(⌒‐⌒)やれやれ!!
下山後、花咲のささの湯に入浴し、新そばに舌鼓
入浴料500円 (団体割引450円)
舞茸天ぷらそば 800円
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