至 仏 山
2009.7.26
過去の記録
1992.7.11 鳩待峠〜山頂

コースタイム 市民P5:00→車(RV)→戸倉P
 鳩待峠7:25→山の鼻8:25→植物研究見本園〜散策〜 
 山の鼻登山口9:10→至仏山頂12:30〜13:15→小至仏山14:00→鳩待登山口15:55

17年ぶりの至仏山は今日は山の鼻小屋から山頂
に向かった。初めてのこのコースに期待に胸が膨
らんだ。尾瀬ヶ原か至仏山を眺め、山頂まで直登
のコースはきついんだろうな、と眺めるだけだっ
た。
 戸倉駐車場からタクシーに乗り換え鳩待峠へ向
う。乗車してまもなくタクシーのフロントガラスにワ
イーパーが忙しく動き始めた。ウーン、やはり今日
は雨か(=T.T=)
鳩待峠に到着すると雨は止んだが、雨具のズボン
を着たのは私だけだった。5月に雪道のこの道を
歩いたが今は草が生い茂り全く様相が変わってい
る。道の傍らにはオオバタケシマランが真っ赤な
実を重たそうに付けている。山の鼻に到着する
頃、天気は回復し雨具は必要なさそうだ。
 
  トキソウ        ミズチドリ

植物研究見本園を散策、最盛期のニッコウキスゲが影を潜め、小さくピンクのトキソウが湿原を彩っている。



いよいよ、至仏山へ向う。
樹林の中の急な階段を登るが、私は直ぐに息が上がってしまった。これでは山頂まで持たないし
膝が心配だ。ゆっくりと最後尾から付いていこうと思った。
薄暗く陰気な樹林帯は久しぶりに額から汗がダクダクとほとばしった。


小学生グループ、若者、中高年グループと年齢層は幅広い。
山の鼻〜至仏山間の登山道は大変滑りやすい蛇紋岩のため、登りだけの一方通行になっている。確かにここを下ることは危険だ。
森林限界を抜けると所々にベンチがあって、眼下の尾瀬ヶ原から燧ケ岳の展望が素晴らしい。5月踏んだ景鶴山の山頂も見える。
予想以上にはながの種類は多くい。
メンバーのIさんの調子がいまいちで、休憩をたっぷりとってゆっくりと山頂を目指す。お陰で私の心配した膝は、翌日も全く異常を感じなかった。


暫らくぶりに出会った花たち

  
      キンコウカ         ヒオウギアヤメ        イワイチョウ


  
      シブツアサツキ       タカネナデシコ        コゴメグサ


  
       ミヤマダイモンジソウ      タカネバラ       オゼソウ


  
       ヒナウスユキソウ      ウサギギク        コウニユリ
      
山頂は丁度昼時で登山者が多く私達の座る場所を確保がやっとの状態。
じりじりと焼け付くような太陽を浴びながらいつものようにランチタイム。
展望は 尾瀬の山々、会津駒ヶ岳、平が岳、越後の山々、武尊山、谷川岳、赤城山、眼下奈良俣ダムなどなど・・・・


下山は蛇紋岩に悩まされながら慎重に下った。私たちが下山する頃は山頂は人気も無くなり先ほどの360度大パノラマは雲に覆われてしまった。
小至仏山へ登り返し振り返ると至仏山が、そして前方に笠が岳が一際大きく立派な姿だった。



ようやく歩きやすい道になると今度は虫の襲来だ。
虫君よ、私は不味いからそばに来ないでね。
にも拘らず、私の首の周りは2箇所も刺されて無残にも腫れて可哀想 (;;)

 下山するといつものように花豆ジェラード500円、「あら、おじさん400円じゃなかった?」
笑って言葉を濁すおじさん。後から来た人より私のアイスは大盛りだったみたいです。
     (3年前はやっぱり400円だった。(^o^)

 鳩待峠からタクシーに乗ると再びワイパーが大活躍、遠くで雷鳴がした。なっとラッキーだっ
たのかしら・・・メンバーたちはリーダーの日頃の行いが良いからと・・・・・最近降られ続きのFリ
ーダーに聞かれたら不味いんじゃない?





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