水の塔〜篭の登・三方ヶ峰
2009.7.12
過去の記録
1991・7・20
1995・7・5

コースタイム 高峰温泉10:10→水の塔山11:06→篭の登山11:50〜12:40→水の塔13:25→高峰温泉14:15
         三方ヶ峰散策14:30〜16:10

 東北の山が梅雨前線の北上で中止になってしまった。ま、スイス以来少々疲れ気味でもある
から今週末は休養日にしようっと・・・・と思いながらスイスの原稿を書き始めたが、なんだか外
は明るくなって陽射しがでてきた。あらー、なんだか腰が落ち着かなく、アルプス表銀座にそな
え、ちょっと歩いてみたい!

 暫らくぶりに水の塔〜篭の登へ行ってみようかと、急遽、4人のメンバーが集まった。
当初、篭の登の登山口からの予定だったが、意外と車山高原まで時間がかかり、水の塔から
登る事にした。高峰温泉の道を1本間違えて、どーも林道の様子がおかしいしこんな下るわけ
はない。そんなこんなで出発が少々遅れたが後はすべて順調に運んだ。
花は予想外に少なかったがテガタチドリやイワカガミ、ゴゼンタチバナが出迎えてくれた。心配
した膝もちょっと違和感があったが、歩くにそれ程支障は無かった。
車山高原は登山者の姿が多く駐車場はいっぱいだ。

 
 一軒宿の高峰温泉の直ぐ前に水の塔山登山口はあった。笹はよく刈り取られ歩きよい道を5
分ほどでうぐいす展望台があった。ここから八ケ岳がの全貌できた。梅雨時だから降られても
それまで、下山までどうか降らないで・・・・・と祈らずにいられない。
 標高2000mを越えると風は爽やかで快い。


   
大小の石がゴロゴロした道を行く。
ウラジロヨウラクは今が旬、小さな花が
びっしりと下がって可愛い。


      
シャクナゲ、テガタチドリ、ミネウスユキソウが多く見られた  
      
水の塔から篭の登までの赤ざれた南斜
面の尾根が見えた。
心配した膝の痛みはほとんど無く、ただ
急な岩場の踏ん張りがいまいち不安定
だ。


前方に篭の登山が望め山頂に大勢の
登山者の姿が見える。
時間のゆとりがあるのでゆっくりと展望
を楽しみながら歩く。

北には大きなどっしりした四阿山の姿が
素晴らしい。


一等三角点の篭の登山の山頂はかな
り風が強く冷たい。
岩の陰でランチにした。

すぐ下に池の平が見え、久しぶりに三方
ヶ峰に足を延ばす事にした。

往路をピストンしたが、途中で女性ばか
りの30数名の団体さんにあった。東京
から来た癌患者の人たちだった。皆さん
とっても元気そうで、いつまでも山を楽し
めるように頑張って欲しいですね。



三方ヶ峰散策    14:30〜16:10
下山後、車で10分の池の平へ移動した。
駐車場は1台500円。林道のゲートが5時で閉まるから4時半には戻るようにと言われた。

30年前に訪れたときの池の平湿原は、
今は全く様相が変わってただの原っぱ
でしかない。
コマクサの丘から三方ヶ峰(2040m)へ
上空はすっかり青空が広がってきた。




三方ヶ峰から篭の登〜水の塔山


三方ヶ峰から見晴らしコマクサ園、見晴岳、ピグミーの森、雲上の丘、雷の丘を
周り、シャクナゲやあやめの群落を楽しんだ
  

コマクサは以前より株も増えて斜面がピンクに染まっていました
  


初めてのあやめ群落はとっても見事で散策にもっと時間があったらと惜しかったですね
      
  
 ここにもシャクナゲの木が多く、今が最盛期で淡いピンクの花は高貴な色合いに感激だった。 思いがけなくコマクサ、あやめ、シャクナゲの群落に出会えて得した気分になりました。



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