スイス・花のハイキング その4

第七日目 6月25日
 ホテルのベランダからマッターホルンは今日も元気な輝きを見せている。
ハイキングは今日で5回目を迎える。最終日の今日はマッターホルン・グレッシャーパラダイス
へ、ここはヨーロッパでも標高3883mの最も高い位置にある。富士山より高い位置にあるか
ら、小川先生はゆっくり歩くように何度も言われた。
昨日の逆方向からマッターホルン、ブライトホルンを眺めることが出来る。


モルゲンロートに染まるマッターホルン
bunnji 
ホテルの裏の路地ににひっそりとレトロな建物があった。17世紀の穀物倉で木造の高床式になっていて床と床下の柱の間に平たい石が挟んであり、下からねずみが入れないような仕組みになったいる。これを「ねずみ返し」と言われている。

ホテルからゴンドラ駅までマッターフィスパ川沿いを行く。川の色はここも石灰岩が溶け込んで
乳白色のだ。

3883mのパラダイスから目の前に万年雪と氷
河の世界が一望できた。
ここからモンブラン、ユングフラウまで見渡すこと
が出来るらしいが山座同定は分からなかった。
雪原を行く登山者やスキーヤーの姿が蟻のよう
に動いてゆくなが印象的だった。


クライマッター展望台からシシュヴァルツゼュヴァ
ルツゼ展望台に移動。のテラスでランチタイム。
いつものようにビアで乾杯!
昼食後、ここからハイキングが始まる。


荒々しい氷河の跡


小川先生の案内でオキナグサの群落です
雲がマッタ−ホルンの周りに動き始めた。




森林限界を抜け下に行くとお花畑に囲まれた小さな部落があった。一周しても5分とかからない。20軒足らずの村にお洒落なレストランがあった。時間があればここでゆっくりコーヒタイムがしたかった。
雷雲が遠くに湧いていたのでフーリの駅まで急ぎ足だった。



ツムットの村を振り返る


   
      タマシャジン                                   フウロソウ

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