２００９．４．１９

コースタイム

　浜川Ｐ→→戸倉キャンプ場登山口１０：００→馬止めの松１０：３０→上の森分岐１０：５０→金名水休憩舎

　　　１０：５０→西峰１１：４５〜１２：３０→東峰１２：３５→西峰１３：００→戸倉キャンプ場登山口１４：２０

　中央高速道に入ると白銀のアルプスの峰々が圧倒される。素晴らしいの一言である。

高速道の下に広がる桃源郷は今が真っ盛り、白やピンク、赤に染まっている。土日曜祭日が
高速代１０００円になったが、今日は往路復路とも渋滞はなく快適な走行だった。

　高速道を駒ヶ根インターで下りて県道４９号線を左折し、戸倉キャンプ場へ向う狭い道路沿い
の道もまた素晴らしい景色だ。何処を切り取っても一幅の絵になるようだ。目指す戸倉山は姿
を見せてくれない。

キャンプ場の駐車場は既に満車状態で人気の山を伺い知る。やっと１台分の空きスペースを
愛知県からの同じ労山クラブ“くらら”の方たちの好意で確保できた。

	登山口のキャンプ場にはトイレ、水場もある。 ここから落ち葉の絨毯を踏みしめ雑木林の中の 緩いジグザグの道を登る。落ち葉の下にツルツ ルに光った木の根が潜んでいる。下山時は気を つけなければ滑りそうである。
	コナラ、ミズナラ、ブナなどに混じり唐松の新緑 が眩しい。ミツバツツジがちらほらと姿を現すと、 ここは三つ葉ツツジ保護区の標識が目に付い た。道理でと納得した。ミツバツツジ（イワツツ ジ）とあった。
登山道はふかふかと柔らかく歩きよい。高度を上げるにつれ、背後に中央アルプスが姿を現 した。 なんと素晴らしい景観だろうか。振り返り振り返り眺めながら山頂を目指す。 山頂から何組も登山者が下りて来た。中に１８名の団体さんもいた。 途中の登山道には馬止の松、天狗伝説の岩など単調な道を飽きさせないようだ。
	樹幹越しに目指す山頂がようやく姿を現した。 やはり伊那富士らしくカッコよい山容である。 やがて金名水のある東屋に到着した。ここから 山頂は直ぐだ。東屋には大きな鍋が幾つも天上 から下がっていた。
山頂記念写真
駒ヶ根から立ち上がる中央アルプスの雄姿	山頂の松の下に祠がひっそりとあった
甲斐駒が岳　　　　　　　　　　　　　仙丈ヶ岳　　　　　　　　　　　　白峰三山 昼食後、１等三角点のある東峰へ行くとここから南アルプスは尚一層大きく姿を現した。鋸岳 から甲斐駒が岳、仙丈ヶ岳、北岳、間の岳、農鳥岳、塩見岳、赤石岳、聖岳、兎岳と南アルプ スの重鎮たちが無言にその威厳ある姿を見せつけていた。 下山後、近くの光前寺の枝垂桜の見物に立ち寄った。さすが名所だけあって付近は大渋滞、 ドライバーのＹ氏の好意で私たち女性５人だけは徒歩で参拝することにした。 宝剣岳と千畳敷カール下にスイセン
光前寺の枝垂桜と三重塔、鐘楼