黒 檜 山
(1828m)
  
2007.10.22   2008.4.20 

2008.4.20
コースタイム 
大洞北登山口9:40→猫岩10:00→黒檜山頂11:10 ランチタイム〜11:50→駒ケ岳12:30→登山口13:20



 我が家から赤城大沼湖畔まで1時間余で到着できる。赤城山は榛名山と共にふるさとの山の
代表的な山である。朝夕毎日眺められ、ちょっと一走りで登山口に行けると言う本当に身近な
山があるって嬉しいものだ。
 今日はニュージーランド以来の久しぶりの山行だ。痛めた足の小指は大分回復しその調子
も見たい、それに少々下向きな私を若い仲間からパワーを貰いたい、そんな気持ちだった。


 大洞北登山口からはいきなりの急登だ。雪解けで道は滑りそうな道をメンバーたちは私を気
遣ってゆっくりと高度を上げる。眼下に大沼の絶景が広がる。尾根道のツツジの木々はまだま
だ冬から目覚めていないようである。
     

 中腹から雪が現れ、下ってくる人の中にはアイゼンを着けている人もいる。雪を踏むザクッ
ザクッと小気味良い音が冷やかな雑木林に響く。樹幹越に谷川の銀嶺が素晴らしい。

 山頂からの展望は雲が低く垂れ込めて、いまいちである。昨日通過の低気圧が名残惜しく
まだ居座っているのだろうか。





 祠や石碑のあるピークでランチタイム。まだ冬模様の山頂は長居無用だ。ポツリと上空から
急かされて早めにランチは切り上げ、次のピーク駒ケ岳に向かう。

 駒ケ岳から小沼が静かな湖面が神秘的に眺められた。

ここから木や鉄製の階段をひたすら下りると大洞登山口に下りられた。そこから駐車場はすぐ
だ。山頂付近で出会った若者たちは、雪道を歩きなれなかったのだろうかトイレの階段をやっ
と下りている。「怪我でもしたのー?」の問いかけに
「いえ、膝が笑って曲がらないんです、皆さん元気ですね、ずーっと話し声が聞こえていました
ね」

「そうなのよ。今日は口のチャックが開けっぱなしだったからね」

 私は久しぶりに同行した若い仲間たちからパワーをいただき、来月からバンバン山へ行けそ
 o(^o^)o 
------------------------------------------------------------------------------
2007.10.22

コースタイム  
大洞北登山口10:10→猫岩10:20→黒檜山頂11:25〜12:20→駒ケ岳13:05→大洞登山口14:00

 数日前、地元新聞に赤城大沼の紅葉が見頃を迎えた と報じてあった。昨日は同じ赤城山
でも南の鍋割山だったが紅葉はちょっと物足りなさがあったから妹夫婦からのお誘いに飛びつ
かないわけには行かない。



 大沼に近づくに従い、あたりの紅葉は彩が豊かになってきた。沼周辺は赤やオレンジ、黄に
染まり、白いシラカバの幹が引き立っている。

 登山口の路肩は既に駐車の余地がない。少し離れた駐車場で身支度をし、大洞北登山口ま
で少しばかり歩き、ウオーミングアップに程よい加減。

 登山口から猫岩あたりまで急な石の階段状の道が続く。

眼下に大沼、対岸に地蔵岳、その奥に長七郎山が青空の下に鎮座している。
 
   

 紅葉はますます素晴らしく、やはり紅葉は青空がお似合いのようだ。
平日と言うのに元気な中高年でこの山もハイカーが後を絶たず登ってくる。
 


 途中の登山道にまだ新しいトラロープが張ってあった。今年道迷いから遭難し一人命を落とし
ている。その後付けられたのだろうか。

山頂は既に大勢のハイカーが陣取り座る場所がないいようだ。

北側に展望の良い場所があると聞いて行ってみる事にした。
   
深 い笹原を踏み分け50mほど進むと、なんとそこにも三々五々にハイカーがランチタイム。

こんなところがあったとはと驚いたのだが、もっと驚いたのは15年前にここにきて私は展望を
楽しんでいたのだ。単なる私のボケに他ならないのだった。

尾瀬の燧ケ岳はじめ、上州武尊山、日光白根、上信越の国境の山々、南は八ヶ岳、さっきま
で富士山も見えていたそうだ。


   駒ケ岳に向かう尾根から黒桧山 ゆっくりと展望を楽しみながら私達もランチタイム。


駒ヶ岳に向うおねから黒檜山

その後に駒ヶ岳に向かった。最近、訪れたのが積雪の頃だったので、そのときは
吹雪いて視界が悪かった為か予想以上の展望の素晴らしさに感激した。

 

小沼の左に長七郎山

      小沼がいよいよ近くに見え、鉄製の階段が次々に現れ、下りきると登山口に到着。

 
トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system