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1合目の最初の神社は平成16年にある篤志家が
5億円を投じて建立したという立派な(?)神社です
まだ新しく朱色が派手派手しく全く歴史の重みを感
じさせない。
ここの駐車場をお借りし目の前のこんもりした加波
山に向った。登山口へ向う車道の両側は枯れた草
むらにペットボトル、空き缶が無数に転がってい
る。拾っていたら日が暮れてしまいそうです。
地元の人が何とかしてくれないのでしょうか
折角の信仰の山はご利益が無くなりそうです。
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寝不動尊の神社の左脇から登山道に入った。
落ち葉を踏み、今日は風はなく暖かで直ぐにじっと
りと汗ばみ上着を脱ぐようだった。
何故かまわりの木々は枯れ木が多い。そして5合
目の採石場は山肌が削られ、生態系は年々崩れ
つつあるようだ。何年後には山の形は変わってし
まうだろう。
採石場は日曜日のためか静かでショベルカーもひ
っそりと壊れたおもちゃのように動かない。
ここから富士山の姿がくっきりと眺められ、富士山
は何処から見ても感激するものです。
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6合目を過ぎる頃、辺りは雪景色に変わり、思いが
けない雪道にちょっと戸惑ったが、アイゼンなしで
も慎重に歩けば問題は無かった。
頂上と彫られた標石にホッとしたが、山頂は奥行
きが長くそこから幾つも社務所、本宮、拝殿があ
る。
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中でもたばこ神社はタバコの神様として関東一円のたばこ生産農家の信仰を集めている。
毎年9月の「タバコ祭」では、長さ2.5メートル
の大きなきセルをここまでかつぎあげるとの
ことです。
ここから男体山など日光連山が白く輝いていた。
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今日は日曜日の割りに登山者の姿は少ない。
が・・・行き会う人は数人だが殆んど単独者だ。
山頂に宿泊施設があるらしいが本当に泊れるのだ
ろうか。
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三尊石
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本宮拝殿のすぐ下に三尊石が祀られてあった。
山頂は巨石が多くどれが三尊石か標識がないから
判明しないが聞くところではこれがそれらしかっ
た。
風がないがここで昼食をする気になれず、山頂か
ら20分ほど下った林道の陽だまりに移動した。
雪道の下りは少々滑りそうで、ゆっくりと注意しな
がら歩く。
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メンバーのKさん持参の野菜ときのこたっぷりうど
んの鍋は熱々で何よりのご馳走でした。
鍋を囲み時間の経つのも忘れ、賑やかなランチタ
イム。
寒い冬の山行はのんびりと時間を気にしないで
こんな山行が最高です
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下山し、神社の資料館に立ち寄りジャンボキセル
長さ6m、重さ60kgにびっくり!
今の子供たちはキセルは何に使うのか分からない
かもしれません
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加波山の麓から直ぐ南の筑波山を眺めれば上空にパラグライダーが数機ふわりふわりと
気持ち良さそうに浮かんでいた。
帰路は国道50号をひたすら西へ西へ赤い太陽にに向かうと、秀麗な富士山は今日もすっき
りと南の空に影を濃くしていった。
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