鼻 曲 山 (二度上峠より)
2009.8.18

1997.5.11  二度上げ峠より
          2000.10.22  一の字山縦走 (長日向より)  
 2008.12.1  霧積み温泉より
  2009.8.16 二度上げ峠より


コースタイム
 二度上げ峠8:05→氷妻山8:40→レンゲショウマ群生地→山頂10:25〜11:15→氷妻山12:15→獅子岩→
 二度上げ峠13:00

この暑いのに鼻曲山?今日はレンゲショウマが見頃を迎えていると二度上げ峠へ向った。

二度上げ峠の辺りはガスに包まれ展望は全くな
い。今日はレンゲショウマが目的なので曇りくら
いが丁度良いかと思いながら登山道に入った。


笹に覆われた道は朝露に濡れ、1時間も歩くとズ
ボンの裾はびっしょりになってしまった。スパッツ
を着けるべきだったと後悔したが今更つけても、
ま、いいッかと先を急いだ。
同行の二人の男性は秩父七峰をいとも簡単に
縦走を成しただけあって、足取りは気持ちよい
ほど軽快だ。それにつられる様に私も数日前の
膝の痛みも飛んでしまったようだ。
木立を抜ける風は冷たく爽やかだ。


      ソバナ
氷妻山まで緩やかな下り気味の歩きよい道が続
く。この山の由来は碓氷郡と吾妻郡の境界線で
両方の名をとったそうだ。
オオカメの木は真っ赤な実を付けてもう秋の装
いだ。
笹は身丈ほどのところもあって、今の時期の低
山は草が生い茂り、私の少々好みに合わない。
深閑とした林の中に私達のカウベルの音が響い
ているだけだ。

笹がまばらになった急斜面に差し掛かると、オ
ー!!咲いていましたよ!
今が旬のレンゲショウマの群落だ。細い茎に幾
つも満開の花を付けてうつむき加減にそこかし
こに咲き誇っている。
風もないのに花はゆらリゆらりと揺れて提灯の
ようだ。
カメラを買い換えたばかりで、どーもカメラを使
いこなせない。一枚くらい良いのが撮れたかと思
ったが、どれもぶれてしまっていた。(;-;)

   


 
しばらく写真撮影に熱中し、林の中を散策。

群生地から国境平の分岐までひと登りだった。
そこからは笹は刈り払いされて歩きよい道が山
頂に続いている。
山頂の木陰で持参の茹でうどん、お盆の残りの
おはぎの昼食。

帰路は往路で巻いた獅子岩に上がって展望を
楽しむ。青空が広がっていたが浅間隠し山は山
頂は雲の中だったが、角落山、剣の峰、中垣岩
方面はぼんやりと眺められた。

下山後、天然温泉“はまゆう山荘”で入浴。
   入浴料    550円
     高崎市民  350円




鼻 曲 山 (霧積温泉)
2008.12.1

コースタイム 浜川P7:00→車(RV)霧積館8:20→登山口8:45→十六曲峠10:00→鼻曲峠11:20→大天狗11:40→
  小天狗11:45〜13:00→霧積館15:00

鼻曲山はアプローチが幾つかあるが、今回の霧積温泉からは20代の頃職場の仲間と霧積館
に宿泊し、翌朝山頂へ向ったのだが、歩き始めて直ぐに全員バテバテになって、引き返したと
言う情けない思い出がある。

 ここ半月に親戚の不幸が続きしばらく振りの山行だ。天気予報はばっちりと高気圧が日本列
島を包み込んでいる。期待に胸がときめくが、脚に自信が無い。

坂元宿から霧積ダムを過ぎる頃、道は狭くなってカーブが続く。すっかり木々の枝は葉を落とし
て寒々と冬景色だ。最後のカーブを曲がった途端、ガラッと景色が変わった。銀世界だ。あっと
息をのむような美しいモノクロの世界に圧倒された。


秘湯の温泉、霧積館が水車は昔と変わらず風
情ある姿で私達を迎えてくれた。

ここから霧積川のせせらぎを快く耳にしながら
登山口に向った。


ゲートが開いていればここまで車で入れるのだ
が残念ながら20分ほどアルバイトを余儀なくさ
れた
ここから山頂へ向うが、足元は真っ白の霜柱
が覆い、冬枯れの山の風景だ。


樹間から鼻曲山の特徴ある山頂が眺められた
ノゾキのところでアイゼンを装着することにし
た。
雪の上に熊?カモシカ、ウサギ等々の足跡を
楽しみながら雪道ならの山行だ。
しばらく振りの急登に脹脛がパンパンに張って
きた。そして今冬初めての雪道に疲れを覚えな
がら。

鼻曲峠から急斜面をひと登りで山頂に到着し
た。

大天狗の山頂から北東の展望が開けて、上
越、赤城、皇海山など日光方面、前橋、高崎の
市街地が望めた。

大天狗から小天狗へ、ここからは雄大な浅間
山、北アルプス、八ケ岳、遥かに中央アルプ
ス、かすかに富士山まで顔を揃えていた。

 
           浅間山                          北アルプスの銀屏風


平日なのに二度上峠から数人の若者軽井沢
から上がってきた夫婦連れと山頂は賑やかだ
った。

小天狗から360度の大パノラマをゆっくりと楽
しみ下山した。
  
アイゼンの効きもよく雪道を快適にあることが
出来た。



下山後は勿論、霧積館のお風呂に入った。
男湯はこの六角風呂、女風呂は岩風呂。
湯気もうもうとし、私たちの貸切状態、のんびり
と浴槽に浸かり、冷えた体はぽかぽかと温まり
主の用意したお茶に喉を潤し、まさに山良し、
天気良し、風呂良しと最高の一日だった

 いい気分(温泉) 入浴料 800円  霧積館


 
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