ニュウ〜稲子岳
(八ヶ岳)
2008.8.3
コースタイム
 浜川P 5:00車(RV) 白駒P7:40→白駒池→ニュウ9:15→稲子岳10:30〜11:20→
   中山峠12:30→中山13:15→高見石14:35〜15:00→白駒P15:40

参加者 男6名、女9名 


 北八ヶ岳の白駒池からニュウ〜稲子岳〜高見石をいつか訪れてみたいと
思いながらなかなかチャンスがなかった
早速八ヶ岳のエアリアマップを広げてみれば
なんと稲子岳の登山道は見当たらない
なんだか興味深々(^O^)(^O^)

 
 

白駒池Pで車から降りるとあたりの空気はひんやりとしてヤナギランが頼りなげな身を風まかせにそよいでいる。







シラビソ、トウヒなどの樹林の中は薄暗く倒木に苔むす八ヶ岳特有の景観を楽しみながらニュウに向かった。
ニュウのピークから白駒池がその後方に北八つの山並が更に奥に蓼科山がちょっと顔を見せている。
残念ながら昨日のことなのにニュウの記憶があまりないのだ。ただはっきりしているのはニュウから
わずかに歩き右のはっきりした登山道から左へ
反れた道にリーダーが入ったことだ。
先ほどまで富士山の周りに戯れていた雲はすっかりおとなしくなって雲海の上に秀麗な姿を現した。しばらく振りに見る富士山に今日も感動する


分岐らしいところにケルンがあって、そこから急斜面を潅木を掴みながら下ると、下方に踏み跡のしっかりした道があった。
赤いテープを木に巻きつけながら進むが、時折色褪せたテープが木に巻いてある。
ここからは人気は途絶え静かな樹林、大岩が重なり合ってシラビソ、コメツガが密生している


踏み跡を確かめるように大岩をよじ登ったり、岩から落ちないように注意しながら樹林を進むが時々木の枝に行く手を遮られたりする。

二人組のハイカーに途中で出会い驚いたが、相手のほうがもっと驚いたらしい。こんなマニアックな道を15名の団体がぞろぞろと現れたのだから・・・・
左側がすっぱりと切れ落ちた樹林の中の小さなピークが稲子岳のピークらしい。標識も何もない。


ピークから少し下った所に火山性の露岩の広く展望が開け、直ぐ目の前に硫黄岳、東天狗岳、西天狗岳の荒々しい山容があった。ここが稲子岳の山頂とされてあるらしい。

金峰山、御座山、男山などがはるかに見える。

  
    ジャコウソウ              イチヤクソウ         

砂礫地にコマクサが幾つか咲いていたが大雪山のコマクサの群落を思うと寂しすぎてしまう
 
中山峠までは苦しい急登の道だが、ジグザグの道はあまり苦にならない。
峠で後続隊を待っていると風は汗を冷やして寒いくらいだ。再び樹林の中を中山に向かう。



巨岩の広がる展望台から東天狗から西天狗の稜線が美しい
積雪期にあの東天狗山頂を強風の中を苦しかった登りが思い出された。

中山峠からは八ヶ岳の銀座通りのようだ。登山者は多く賑やかだ。



巨岩の重なる高見石でゆっくりと展望を楽しみ
白駒池まで一気に下った。

下山後は稲子湯に立ち寄り、汗を流し帰途に着いた。
入浴料一人600円、団体割引はなさそうだったが、なんでも言ってみるものです。
受付のおばちゃん、ちょっと考えていた様子だったが、1200円バックしてくれた。
結局お一人様520円

狭い風呂で女性陣は交代で入り、入った後も汗がダクダク(´ヘ`;)


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