大厳寺高原・天水山(1088m)
2008.5.18

天水山は新潟と長野の県境に位置している
関越道石打塩澤ICから車で約60分十日町の大厳寺高原へ向かう
途中の峠の樹林越しに棚田が光って見えた。

大厳寺高原の広い駐車場にさすが時期はずれなのか車は少ない
高原の風はまだ春浅く爽やかだ
歩き出すとまもなく目の前に雪を抱いた山なみと
小鳥たちのさえずりに感動



コースタイム H公園6:00車(RV)大厳寺高原駐車場8:40→天水山11:20〜12:00→駐車場13:40


山頂へ向かう林道は殆んど雪に埋もれて豪雪地帯
を感じる。雪が溶けた周りに蕗の薹が顔を出してい
る。ハイキングから山菜採りモードに変わりつつあ
るメンバーたちだ。コシアブラ、ヤマウド、たらの芽、
コゴミ。

週末久しぶりの青空にタムシバの白い花が一際清
楚に輝く
ウグイス、ホトトギスの鳴き声に耳を傾けながら高
原の春の空気は何処までも澄んで爽やかだ。
  
    ショウジョバカマ                エンレいソウ              イワウチワ 
   



雪解けを待ち切れないにブナたちは、根元の雪を
解かし新緑の葉をを眩いばかりに広げている。
青空、雪渓、萌黄色の新緑のコントラストは最高の
ロケーションだ。自然の美しさで心の隅々まで洗わ
れるようだ。

山頂近く登山道は全く雪に隠れてわからない。
アイゼンを着け急斜面を登る。山菜採りと雪道に予
定より時間はオーバー気味だ。

 山頂付近にイワウチワの大群落
山肌をピンクに染めて、足元に広がる若い葉を踏ま
ないように歩くのが容易でなかった。

やがて平坦な樹林の山頂らしきところに到着した。
三角点は雪と藪でわからない。

ふと一本のブナの高い所に山頂標識が

      新潟県境踏査
        天水山 柿崎山岳会   
  
      のプレートを見つけた。

ブナとイワウチワの山頂から、下山はシリセードで皆童心にかえり、賑やかに下った。
勿論、山菜はザックに詰め込み帰宅後の酒のつまみに内心ホクホクしながら・・・・・

下山後、欲張りな私はリーダーにオネダリして近くの美人林に廻っていただくことにした。

美 人 林

 大厳寺高原の登山口から約3kmにこの美人林はある。
今や十日町の観光スポットになって年間およそ10万人の人が訪れているそうだ。
広い駐車場にはマイカー、観光バスで賑やかである。

 ブナ林は広さ3ha樹齢は70〜80年、ブナはすらっとしたしなやかな素直な木肌で下草がなく
その美しい立ち姿から美人の名を頂いたらしい。


午後の陽射しの為か、新緑の時期を過ぎたためか天水山で雪の中で見たブナ林にはちょっと
劣って見えるようでした

   いい気分(温泉) 松の山温泉  十日町市
   
       草津、有馬と並ぶ日本3大薬湯の一つでもある 
  泉質は含ホウ酸食塩泉で96度の高温で自噴し、
ホウ酸量は日本一で塩分が多く湯冷めしない
   
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