坂戸山 ・ 六万騎山
(634m)       (321m)
2009.4.11
  坂戸山
  コースタイム
   市民P7:00→車(RV)→銭淵公園P8:20→薬師尾根→坂戸山9:45→大城10:10→坂戸山10:20〜11:00→
    坂城コース→銭淵公園12:15

 関越道を北にひた走り、向う山は真っ白な姿でまだまだ冬の装いである。
高速料金はただ今1000円のためか結構な車の量だ。六日町インターで下り、銭淵公園まで約
10分で到着した。公園の一角に直江兼継公の生家をイメージした兼継公伝世館が建てられて
あった。
まだ、広い駐車場は3,4台あるだけだったが、下山した頃はすでに満車状態だった。

今日は前回と逆コースを辿ることになった。
薬師尾根に入ると、六日町の裏山とあって身軽な支度でトレーニングする人が多い。
坂戸山は山全体が城山でNHK大河ドラマの“天地人”の上杉景勝・直江兼継の生誕の地でも
ある。新潟は今やドラマの影響で何処へいっても“天地人”の旗がひるがえっている。

昨年訪れたのは5月10日だったがカタクリは遅く
花が少なかった。今年はいくら花が早いとは言
えちょっと時期は早いのでは?と思いながら
薬師尾根の見覚えのある石仏に迎えられた。

次第にカタクリが朝日に輝き元気に咲いてい
る。


カタクリの花は弥彦山ほどの混雑振りではないが花は小粒で可憐な感じがする。
尾根は傾斜が次第にきつくなったが展望は負けずに良くなってくる。

登山道の脇にはイワウチが現れた。


  
思いがけないイワウチワの花が登山道の脇に
続いていた。


更にイワナシの花が小さく下向き加減に楚々と咲いている


急な丸太の階段が途切れることがなく続いていたが花たちに慰められて疲れは何処へ消えてしまったのだろうか。
花と展望をを愛でながらゆっくりと歩く里山は
心が本当に癒されるものである。

展望がますます広がりを見せて、遥かに飯士山、谷川連峰の雄姿が真っ白に輝いている。

眼下に広がる魚沼の田園風景に今年も豊作であるようにと祈らずにいられない



  
コブシ                    マンサク


9合目を過ぎ短い鎖場を登ると直ぐ山頂だった
山頂の富士権現で参拝後
山頂から大城へ向った。この辺りはまだ残雪でカタクリの群落は全く姿はなかった。



大城に立つ私です
素晴らしい山城に昔人はどんな思いでこの景色を眺めていたのだろうか
大城に立つと深い谷の向こうに大きな山塊、
金城山はじめ八海山、中の岳、巻機山など新潟の名峰がずらりと顔を見せて

八海山と中の岳


エンレイソウ
今日は真夏のような強い陽射しで、登りで汗びっしょりだった。
富士権現を祭ってある神社の木陰でランチタイム。来週はこの辺りは座る所がないほどの混雑になるのではないだろうか。

今日も天地人の“愛”を掲げボランティアの人だろうか大勢の登山者に山城のガイドをしていた



白色キクザキイチゲ


ムラサキキクザキイチゲ


ミチノクエンゴサク

ショウジョバカマ


坂城尾根も花が多く登山者が続々と上がった来た。
あと1〜2週間後が花には適期かと思われた
山には山城の名残の遺構が多く、ドラマと重なり戦国時代の雰囲気が漂っているようだった。
 下山した我々はまだ時間と体力の余裕はばっちりだ。
ここから10分くらいの六万騎山へ GO ! !


        六万騎山
  コースタイム 地蔵尊12:35→山頂13:00〜13:20→登山口13:40

六万騎城址登山口は駐車場は4,五台しか置け
ない路肩に駐車。
地蔵尊を過ぎると直ぐに可愛いお地蔵さんに迎
えられた。周りにカタクリが咲いていたが時期は
すでに遅い様子だった。
坂戸山より標高が低いから咲くのも早いのだろ
う。


  
            赤いイカリソウ                   ピンクのイカリソウ


  
      ナガハシスミレ         ミスミソウ                雪椿



山頂には六万騎城址の碑があり4等三角点があった。低山ながらここも360度大パノラマ。

八海山はじめ北には守門岳や浅草岳、南に苗場山、谷川連峰。

下山は山頂に居合わせた苗場山の遊仙閣の主のお薦めで周回コースへ下りた

こちらはスミレ、イカリソウ、雪椿が今盛りを迎えていた。

   

       坂戸山
2008.5.10
コースタイム H公園7:00車(RV)→城坂遊歩道8:35→主水郭分岐9:45→山頂10:50〜11:40→薬師尾根遊歩道→
         駐車場13:15

小雨の中、新潟へ向け車3台に分乗し、関越道を走る。
関越トンネルを抜けると、道路は乾いていて予報どおりに曇り空である。六日町ICから登山口
に向かう。
花の山、坂戸山はなかなかチャンスがなくやっと念願がかなうわけである。それだけに期待は
大きい。

城坂遊歩道から山頂を目指すが、山道に入ると、
足元のワラビが気になり、山菜採りモードになって
しまったようだ。
下ばかり見ていて、ふっと見渡せば眼下に六日町
の家並みがかなたに広がっていた。
あっという間に高度を稼いだようだ。

  
   ピンクのイカリソウ          イカリソウの群落              幻のようなしろのイカリソウ

  
 淡いピンクのイカリソウ              タケシマラン             可愛いイワナシの花
  
    コイワカガミ            色鮮やかなサイゴク三つ葉ツツジ       カタクリの花


坂戸山は山全体が山城となっていて山頂まで幾
つもコースがある。
私たちはこの山城を隅から隅まで歩いてみた。

予想通りの花の山で、イカリソウ、カタクリ、コイワ
カガミ、イワナシ、サイゴク三つ葉ツツジ、ウワズミ
ザクラ、タムシバ、タケシマランなど

時期が遅かったがイワウチワ、ショウジョバカマな
どの群生があった。

   
 頂は富士権現が祀られている        2等3角点              山頂から望む六日町

人気の山らしく山頂はとても賑やかだった。
大城で目の前の金城山を眺めながらランチタイム、その奥に真っ白に雪を抱いた巻機山。
視界が悪く以前山頂を踏んだ新潟の山、丹後山、水上山、八海山の雄姿展望を見ることが出
来ず残念だった。


薬師尾根の傍らに佇むかわいらしい石仏たち


再び、登山口付近で山菜採りモードに変わった。
ところが、突然のヘビの出現!!
ハッと、振り向けば な、なんと私のほうへ向かっ
て猛スピードで這ってくる。私は草むらを右往左往
で跳んで歩く。
だから・・・山菜採りは好きではないのです。



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