日向山〜丸山(奥武蔵)
       633m    960.3mm         
2008.3.1

コースタイム  西武秩父線芦ヶ久保駅9:00→琴平神社9:55→日向山10:15→県民の森11:50〜12:20→
        丸山12:25→大野峠12:55→赤谷部落14:10→芦ヶ久保駅14:35


 久々の奥武蔵の山である。緩やかな歩きよい山道は冬の陽だまりハイクに絶好の山であ
る。山の中に幾筋も車道が通り、コースはバリエーションが豊富である。周回コースで充分山
を楽しむことが出来て嬉しい。
西武秩父線の芦ヶ久保駅前の広い駐車場に車を置き(以前は駐車場代500円だったらしいが
今は道の駅があり、駐車は無料) ラッキー!!


西武秩父線芦ヶ久保駅の前の国道299号を横断し、果樹公園入り口の大きな看板から登山口に向う。アスファルトの道は結構な傾斜で歩き始めの体にきついものがある。
標識が細かくあるのだが、矢印に沿って進んで行ってみると農家の庭先に出てしまった。
仕切りなおしで戻り、あづまやの下に細い道が続いていた。






すっかり葉を落とした雑木林は明るく暖かい。
振り返ると武甲山の端正な姿があった。
 
 足元にシュンランが小さな花芽をのぞかせ
て、春を待ちわびている。






果樹園はハウスの中に真っ赤なイチゴが実り美味しそう!
 車道に出ると直ぐに琴平神社がある。神社の斜面に大きな檻があって、何かうごめいている。よーく見るとなんと肉付きよいイノシシが数等。食用に飼っているのだろうか。同行のKUWAさんは昨夜イノシシ肉を食べたばかりとか。そのせいか猪ちゃんの目はこちらを恨めしそうに見ているような気がした。




神社の左脇から回り込み、丸太の階段を行くと
間もなく日向山山頂である。ここから武甲山が
立派である。





日向山山頂
  

日向山から少し下ると車道があり、木の子茶屋があった。ここでちょっと登山道を見失ってお茶屋の散策コースだろうか、良く整備された庭園風な道をうろうろしてしまった。
再び、登山道に入り、樹林の尾根道を行く。この辺りから雪が凍結しており、風が冷たく、やはり冬の山を感じる。 


 

標識は迷うことなくあるが、この先がいとも簡単
に丸山へ到着するかと思いきや、予想以上に
時間がかかった。ようやく県民の森に到着した
頃は12時近くになっていた。あずまやがある
が、風当たりが強伊野で尾根を下り、間伐して
いるところでランチタイムとなった。丸山は目の
前だが、下ってきた人に聞いた処、コンクリート
の展望台の中は、大勢の人がいるとか、風も強
いようだ。



 山頂はやはり多くのハイカーが展望台内で休んでいたが、皆寒そうに背中を丸くしている。凍結箇所があるので、私は軽アイゼンを付ける。1週間後にニュージランド(ルートバントラックを歩く) が控えている。滑って怪我でもしたらと慎重にならざるを得ない。




数年前歩いた堂平山から笠山の稜線が見渡せた。ここで、アイゼンを外したのが運の付き。
大野峠から再び、檜の植林の中にはいると、前を行くさんがど派手に転倒した。アイゼンを付けようかと思った途端、私は両足を滑らせ、思い切り尻餅。痛いのなんの!!お尻が割れたかと思うほどの激痛だ。
昨夜、イノシシの肉を食べたKUWAさんは凍結の道をアイゼンも付けず猛進してゆく。


 

やがて、国道を走る車の音が大きくなり、やっと赤谷の部落が見えてきた。
奥武蔵のこんな長閑な集落に何故かホッとさせられる。
 国道299号を30分ほど歩き、芦ヶ久保駅まで民家の庭をのぞいたり、途中に飾られたつるし雛を眺めたり、昔は山中の部落は斜面に恐々と張り付くように息づいて生活の匂いが感じた。
 駅に到着すると、お決まりのように道の駅に立ち寄り、トマトと平たい切り干し大根をゲットし、帰路に着いた。

 我が家に到着、車から降りるのが大変である。こりゃ、ニュージランドは遠くに行ってしまうか
と情けなくなった。夜、寝返り打つのも苦痛で浅い眠りに、翌日の県連の総会はつい、うとうと
夢の世界へ・・・・・・  辛かった・・・・・




トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system