恵那山
(中央アルプス)
1996.11.2〜3
コースタイム 登山口9:00→林道終点9:20→作業小屋9:40(休)→水場10:20→野熊の
     池11:00→山頂13:00〜14:00→登山口17:00


 2日に登山の予定だったが朝からかなり雨が強く降っていたため翌日に変更し、2日はみっ
ちり観光することにした。た。

 飯田インターから天竜峡の舟下り見学し、その後国道256号から妻籠宿へ向かった。
左に昼神温泉を見て清内路村から峠近辺まで全山紅葉真っ盛り、素晴らしい景色である。

 妻籠宿を1時間ほど散策し、国道19号を北上し、寝覚めの床に行く。遅い昼食を展望台の
ある店で済ませ、木曽川のほとりに下りてみる。紅葉は少し早いようだ。

 ここから19号線を南下し恵那に向かう。中津川から恵那峡に入る。今宵の宿“恵那国際ホ
テルに”に荷物を置き、恵那峡の散策。ここは紅葉はちょっと遅い感じがする。

 税込み12000円のホテル代を奮発した甲斐あって、夕食はお洒落な懐石料理で特注のの
牛ロースのほう葉味噌焼きはとっても美味で、味噌がご飯にあってお代わりしてしまった。

 お風呂は広く露天風呂から南アルプス連峰を眺めながら贅沢な気分に浸った。あと1回はい
るつもりだったが、疲れにアルコールが効いたのか、早々と寝付いてしまった。

 翌日は上天気!。恵那山への長い細い林道を車は徐々に高度を上げながら進む。林道の
脇には恵那山登山口と書かれた標識が所々に立っている。

 最奥の登山口付近は駐車のスペースが無いくらい、車の数は数え切れないくらい。
身支度を終え、午前9時に登山口の案内板の脇から歩き出す。  


 さすが100名山だ。登山者の姿がいつもある。沢を左に見ながら幅広の林道をおよそ20分
くらいで細い登山道に入る。また20分で作業小屋でここで小休止する。

 落ち葉の下に石ころがあって歩き難い。昨日の雨は嘘のように空は真っ青で汗が額から噴
出してくる。上着を脱ぎ、11月というのに半そでのTシャツになった。

 最初の水場で汗をかいた後の水は本当に美味しい。コップ一杯の水は全身に染み渡るよう
で体が生き返ったようだ。30分ほどで野熊の池に出た。小さな池のほとりにテーブルとベンチ
が2箇所あって絶好な休憩地である。
 池の後方にカラマツ林があって渋い黄葉がなんとも綺麗である。その黄葉の下を汗を拭きな
がら登り詰めていくと樹幹の間から中央アルプス、南アルプスの峰が美しく眺められる。

 相変わらず足元は滑りやすく、歩き難い。
 午後1時ようやく山頂に立つ。大勢の登山者で賑やかである。山頂は疎林の中で展望は良く
ない、どうして100名山なの?
ビールを買い忘れたのでワンカップを少々頂く。

  

 下山はアルコールのためか足がもつれるようである。途中3箇所の水場で水分を補給しなが
ら日暮れが早いからゆっくり休憩も出来ない。時間を気にしながら樹林の間を縫うように足早
に下る。ブナが多いせいだろうか昨日の雨のためか往路より下山のほうが水が多く感じる。

 夕日が沈む前にやっと登山口に戻った。林道を車が走り出す頃、辺りは闇に包まれ始める。

 中央道から上信越道へと意外と車は少なく帰宅は午後11時頃であった。

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