男 体 山
(2484m)
2009.6.1(月)
過去の記録
 1996.8.3  二荒神社より
2000.5.27  志津峠より

コースタイム 
  浜川P6:00車(RV)→志津乗越8:30→5合目9:25→山頂11:00〜12:10→5合目13:00→志津乗越14:10

志津峠からの男体山は2回目であるが、記憶には登山道の崩壊と悪路と山頂付近の残雪位
である。
今日は記憶を辿りながら再々度の挑戦の山行です
集合場所から関越道をひた走り沼田インターで下り、金精峠経由し日光に入った。車内で話し
に夢中になって志津林道に入る道を通り過ごしてしまった。

志津林道に入ると周辺のカラ松林の新緑と黄葉の時期にいつも目を奪われるが今日も期待
通りの美しいカラ松の新緑に大満足な私です




平日なので駐車場の心配はなかったが、峠に到
着すると既に数台の車と、なんとマイクロバス
が・・・・30人ほどの登山者の準備体操が
始まっていた。

オットー!団体さんの先に行かせていただかなく
てはと大忙しで私達は出発した


10分ほどで志津小屋があり、小屋の周りに小さ
な神社、古い石仏群があって往時の信仰の深さ
が感じられた。


登山道に入ると記憶の通りご覧のように倒木や
深くえぐられた湿っぽい道の急登になった。
スパッツを付けたので足元を気にせず安心して
歩けた。


登山道にはこのような標識があって急な登りも
励みになった。
2合目を過ぎると右側がスパッと開け崩壊地が
現れた。湯殿沢のガレ場だ。


何箇所もこんなガレ場を眺めながら、道は深くえぐられ泥道で滑りやすい。
が、幸いにも木の根が飛び出ているので滑りそうな箇所は木の根に掴まりとても助かる。

9合目を過ぎると殆んど平坦な道になってこのコース唯一快適な道だ。
以前、訪れたときはこの辺りは残雪で恐々通過したようだ。



太郎山
 


大真名子、小真名子、帝釈山、女峰山
   
男体山の北に以前山頂を踏んだ太郎山、大真名子、小真名子、帝釈山、女峰山の
     懐かしい峰々が顔を揃えている

独立峰の男体山はどちらから山頂を目指しても、
登りのみの急傾斜が続き、本当に疲れる山です

予定より30分早く山頂に到着。
中禅寺湖からモクモクとガスが湧き雲の動きは活発で
男体山に纏わりついたり白根山も時折雲に囲まれてすっぽりと姿を隠してしまう。

まだまだ、2000m越える山の風はひんやりと冷たく
汗ばんだ体は急激に冷やされて震えが来るほどだった。

  

山頂の記念写真


岩峰の傍らに一等三角点


山頂の太郎山神社のかなたに日光白根山


ガスの切れ間に眼下に中禅寺湖
かなたに皇海山の雄姿

山頂でゆっくりと展望を楽しむ燧ケ岳、会津駒ヶ岳等など
1時間以上もランチタイムでのんびりと静かに時間は過ぎる

平日でもさすが100名山とあって登山者が多い。
マイクロバスの団体さんは九州、関西方面から
昨日は皇海山、今日は男体山、明日は日光白根山
私たちより30分遅く山頂に到着し、30分ほどで下山していった。
気の毒なほど慌しい山行です

私達も数年前は九州、北海道へマイクロバスで100名山を
目指したことがあったっけ(o^v^o)

下山も再び団体さんに道を譲っていただき悪路を滑らないように慎重に
登山口へ向う。どんな山でも花の一つや二つあるのだが、今日は登山道に
シロヤシオ、山桜の花びらが散っていたのを見ただけでちょっと淋しい山だった。




二荒神社より  1996.8.31(土)


 日光を訪れるのは中学の修学旅行と数年前友人たちと黒磯の帰りに、修学旅行の思い出を
辿り、江戸村と東照宮へ寄ったくらいである。

中禅寺湖の湖畔の二荒神社に到着は朝8時頃である。途中の道から男体山の美しい山容が
はっきりと望めた。
 二荒神社で登拝料一人500円を払い、記帳して山頂へ向かった。
境内の樹林の中、ゆるい斜面を30分ほど歩くと工事用の林道に出た。この林道3合目からゆ
るいカーブの多い道を4合目まで20分くらいだ。
 
 4合目の立派な石の鳥居をくぐり、石段で小休止し、ここから山道らしい細い道になった。急
な道を2組のパーティと前後しながら歩き始めた。時折、山に工事の機械音が鳴り響く。砂防
工事だという。
 
 5合目から足元には岩が多くなり、顔から汗が噴出すようである。
 
 7〜8合目は急な岩場が続く。落石注意の木札が目立つ。7合目は10数人の男性グループ
が休憩していた。さすが100名山はどこの山も登山者が多い。山頂から降りてくる人たちはみ
な8合目過ぎれば楽になりますよ、と言ってくれる。あと少しだ、頑張れ頑張れと自分を励ま
す。今日は体調も良く足取りも軽やかである。
 
 9合目のガレ場あたりから視界が悪いようだ。後続の人の姿はまったく見ることは出来ない。
歩き始めて3時間15分で山頂に到着した。




下山も往路と同じ道を・・・・とっても疲れた
林道を行く前のグループのひとりがいきなり路上に仰向けのなって「疲れたー!」


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