2007.10.7
コースタイム
須川温泉10:00→名残ヶ原10:15→地獄谷10:35→昭和湖10:50→天狗平11:45→山頂12:00→
昭和湖13:30→分岐14:05→須川温泉14:35
朝4時集合場所を出発し、登山口の須川温泉に到着は予定とおり午前10時だった。
広い駐車場は既に満車状態で、路上にも車が溢れていた。我々ののるマイクロバスが果たし
て駐車できる場所があるのだろうか。不安な顔の車上のメンバー、ところがありましたよたった 大型バスの間に一台分のスペース。思わず車内から拍手が沸き起こりました。
栗駒山の紅葉は以前、山岳雑誌で紹介されあまりの美しさに翌年、友人と早速訪れた。想
像以上の素晴らしさに機会があれば何度でも訪れようと思っていました。そして昨年、白神山、 岩木山を廻りはるばる来たところ大雨で登山道が膝まで浸水、断念せざる得ず敗退した。
下山後、鳥海山の麓ののとや旅館まで、3時間半バスは田舎道を突っ走ります。
夕暮れ迫る車窓から美しい鳥海山の全容を眺めることができて、これだけでも満足かな。
翌日の天気は予報どおりの雨 (ToT)
窓のすぐそばまで日本海の荒波が打ち寄せていました。どんよりした灰色の海原は何故か物
悲しい暗い雰囲気でした。
鳥海山の鉾立登山口までバスで行ってみたが、全員納得できるような風雨でした。
こんな日に歩いたら、日本海から吹きつける風はそのまま太平洋まで我々を飛ばしかねない
ような強風です。
おまけの観光
気分一新して、今日は観光に切り替える。
まず、酒田市の山居倉庫
夢倶楽では辻村寿三郎の人形展が開催されてあった。
なかでも、遊郭の雛遊びの段飾り人形、ビデオに写された寿三郎自ら人形を手にして、もの哀
しい曲に合わせて舞う人形の表情に特に魅かれた。
寿三郎の人形たちの生涯
なにが幸せか不幸せか、人の一生の生涯は、ひとそれぞれみな異なうのである。ひとの形をし
た人形たちもまた、ひとと同じに生まれてきてから一人前の生涯があるのです。・・・・・・・・
・・・生まれてくる子供を見て親を知れ、親に迷いがあれば子供も迷うのである。・・・・・・・・・・・・
こんな言葉で人形に対する思いが綴られてあった。
次は国指定史跡 旧鐙屋
ここは酒田を代表とする廻船問屋で江戸時代を通じて繁栄し日本海運に大きな役割を果たし
た姿を今に伝えている。
おしんもこのような米問屋で奉公したのであろうか。
私たちは歩き回っているうちに腹時計は既に12時を過ぎていた。
廻船問屋から海鮮丼に心は動き始めた。海鮮市場に到着したが丁度昼時とあって長蛇の列。
待ってはいられない。紹介された近くの海鮮料理“さくら亭”へどやどやと押しかけたのである。
3階のお座敷に通されて1550円のお任せランチを注文。50円の半端が気に入らないと、15 00円に値切る仲間たち。おまけにご飯のお代わりをオネダリ。
メニュー
秋刀魚の甘露煮、いくらの下ろし合え、魚の野菜あんかけ、刺身盛り合わせ、おしんこ、の
ろ?と言う魚の味噌汁、シャーベットのデザート付き。 ウー安い!!
料理が揃うまでの座敷の賑やかさ、騒々しさは半端じゃない。料理が運ばれた途端、シーンと
静まり返り、ご飯のお代わりでまたまたひと騒ぎでした。
ランチに大満足し、リーダーの巧みな運転に安心し、うたた寝しながら帰宅を急いだのでした。
鳥海山はまたのお楽しみ・・・・・・・
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