草津本白根山
2007.9.29

コースタイム 
 白根レストハウスP8:30→展望台10:50→鏡池11:35〜12:00→富貴原の池分岐12:25→富貴原の池13:00
  →ゴンドラ山麓駅14:00→武具脱の池(もののぐ)一周 →山麓駅14:40

昨夜はなかなか寝付かれず、3時起床が気がつけばなんと外は明るくなっていた。大急ぎでリ
ーダーに電話する「待たずに先にでかけてください」「もう、秩父にきているよ」「す、すみませ
ん」(/o\) m(_ _)m
今日は金峰山の予定で集合時間は4時だったのだ。携帯電話にリーダーから4時前後に6回
着信あり。目覚まし時計は止めてあるから無意識に止めてしまったのだろうか。

安定剤が効きすぎて、しばらくボーっとしていた。以前もリーダーの電話で起こされたが、まだ
夫がいたから遅れながらも飛んでいったのだが・・・・。夫が逝ってしまった今はこんな時は非常
に不都合である。

気を取り直し、草津白根山の山行が7時集合を思い出し、急遽参加できた。

荒涼とした白根山麓に着く頃、ようやく私の意識もはっきりしてきた。
レストハウス駐車場は既にマイカー、大型観光バスが半分は埋まっている。
白根山の湯釜の周りも観光客の姿が蟻のように見える。私たちは弓池からゴンドラ山頂駅へ
向かう林道をゆっくりと歩いた。まだ紅葉は早いようである。


針葉樹を抜けると一気に視界が広がった
真っ青な空は秋の気配が漂っている。
砂礫の斜面はコマクサの葉が夏の喧騒から、
今はそっと静かに伏せっているようだ。



          展望台
山頂三角点は硫化水素発生の危険がある
ため立ち入り禁止である。
皆、何度も訪れているので、最高地点はパ
スし、展望台から鏡池に向かうことにした。


        鏡 池
静かな湖面を見ながらランチタイム。


鏡池から樹林の中を下ると富貴原の池の
分岐に出る。左はゴンド山頂駅、今日は右 
の富貴原の池へ向かう。



途中の尾根は立ち枯れの木が目立ち、世
代交代か酸性雨によるのだろうか




まだ紅葉に早いが、回りのダケカンバは優
しい緑に変わり、山全体に秋の音が聞こえ
ているようだった。

        富貴原の池
   
       
  尾根から湯煙漂う草津温泉街が一望できる



殺生河原まで来ると硫黄独特の異臭が鼻を
突き、振り子沢を横切ると、山麓駅はすぐだ
った。


 リーダーが車を取りに向かっている間、
私たちは“武具脱の池”を一周し、周辺は
紅葉が見事であった。


武具脱の池(もののぐ)は、修験者が
白根山を霊場として修行、修験者の頭巾、
法衣は武士の甲冑とみなされ、「もののぐ」
と呼ばれ、ここで修験者が白装束に着替え
山頂へ登ったのです



 私の寝坊から金峰山の皆さんに迷惑をかけながら、草津白根山を遊ぶことができました。


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