黒斑山・蛇骨岳
2007.9.24

コースタイム  車坂峠8:30→シェルター9:40→黒斑山10:10→蛇骨岳10:50→黒斑山12:15→
          トーミの頭12:15→中コース分岐12:10車坂峠13:10

黒斑山は四季を通じて楽しめる山で、私が本格的に山にのめりこんだきっかけの山です。
当時腰痛に悩まされて、夜も横になれなかった状態の時、この山のお陰で腰痛から開放され
たのです。以来、何度訪れたことでしょう。
 
 黒斑山は三重式火山の浅間山の第一外輪山です。ここから浅間山がドーンと大きく見え、蛇
骨岳までいくと北アルプスも展望できます

昨夜遅く、Kさんからメールで黒斑山へ誘いが掛かった。丁度会報の編集が一段落し、気晴ら
しにラッキーとばかり参加した。
天気は曇天、花は端境期だから期待できるものは何もなさそうだけど、毎夜遅くまでパソコン
に向かっていたから、体を解そうと出かけた。


 車坂峠の手前、台風の後遺症か道が決壊し、一歩通行になっていた。9号台風は各地に被害を残していった。
碓氷バイパスは濃霧に包まれて視界が悪い。高峰高原は雨でも降っていなければいいが・・・

車坂峠は幸い曇り空だが、雨の心配はなさそうだ。
車の中で少々思案したが、とり合えず行ってみることにした。


ゴーロの道から樹林に入る頃、登山道の脇にシラタマの純白の実が、真珠をばら撒いたように何処までも続いている。またゴゼンタチバナの赤い実は一際鮮やかだ。
ツガ、シラビソの黒木の森を抜け、槍が鞘へ。ここまで来ると浅間山の大きな姿に思わず歓声が上がるのだが、今日は残念だが、白い靄の中である。

  
山頂大勢の人が休んでいたが中には初めて訪れた人もいて、まさか目の前に大きな浅間山が隠れているとは想像できないだろうと気の毒に思った。


 黒斑山を後にし、蛇骨岳へ向かう。
   (蛇骨岳は群馬100名山の一つでもある)
 途中にブルーベリーの熟した実がまだ残っている。
 展望がない変わりにブルーベリーの実を摘みながら
 甘酸っぱい味を堪能。
 
 こんな天気でも後から後から登山者が上がってくる。
 なんと世の中に私と同じ物好き者が多いのだろう   か。


 下山は何十年ぶりに中コースを歩くことにした
 相変わらずのガス、展望は全くないから黒木の森の  の中も悪くはない。
 
 イワインチンの黄色の花がまだ砂礫に残り、ゴゼン  タチバナの実、シラタマに今年最後の別れをする。



 靄の中に鬱蒼としたシラビソ、ツガの針葉樹林は
 幻想的に静まり返っていた。






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