太 郎 山
2007.8.25 

コースタイム  湯殿沢橋8:00→2060m地点9:15→お花畑10:20→太郎山10:45〜11:05→小太郎山11:30〜
         12:15→湯殿沢橋14:55

9年前、山王峠から山王帽子山経由で山頂へ、下山はハガタテ薙を下りました。
今回は志津林道から湯殿沢橋へ入ると、林道脇に5,6台の駐車スペースがあります。

この太郎山は、日光の山でも男体山に隠れた独立峰のため、あまり人に知られていないよう
だ。今回参加のメンバーも太郎山の存在は知らなかった人がいたようだ。

  登山口の湯殿沢は枯れ沢で堰堤があるのみだ。そこから50mほど先にに登山口の標識がある。
足元はミヤコザサに覆いつくされ、ダケカンバやシラビソ、コメツガの木洩れ日を浴びて、樹林の下は心地よい。ひんやりした森の空気は透明感があり、清々しい。
  次第に急斜面に変わり、道は深く抉られて、雨のとき
ここは濁流が一気に流れ落ちるのだろうか。
     
       
  
 

 

    

こんな標識を幾つか通過する。
ここは標高2060mである。
道はますます悪路になり、両脇の潅木や岩にしがみ付きながら、高度を稼ぐ。
  


    男体山はいつも背後に
ミヤマコメツツジは今が見ごろなのか、ピンクの小さな花びらが美しい。

     

太郎山には日光三険の一つの新薙(しんなぎ)がある。
こんなガレ場を幾つか通過するが長居は無用だ。

   

お花畑と言っても花の姿はほとんど無く、ミヤコザサに覆われてしまっている。
ここは旧火口跡で、この明るい平原を横切り再び樹林を登りきると、太郎山の山頂である。

        

 

 山頂からの展望は申し分なく、男体山、大真名子、小真名子、女峰山、帝釈山、日光白根
山、皇海山などが素晴らしい。
展望を楽しんでから小太郎山へ向かう。
20分足らずだが、ヤセ尾根の岩場があり、疲れた足にはちょっときつい。
ここも広々して眼下に中禅寺湖、光徳牧場や戦場ヶ原が広がりを見せていた。  

              
             小太郎山頂                      ダイモンジソウ



       
昼食後、往路を戻ったが、疲れた膝はバネが効かなく、急な下りを慎重に下った。

トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system