空木岳(中央アルプス)
2007.8.4−5

コースタイム
  4日 千畳敷8:15→極楽平8:50→檜尾岳11:35→熊沢岳14:00→東川岳16:00→木曽殿山荘16:20 (泊)
  5日 木曽殿山荘5:30→空木岳7:00〜7:15→駒峰ヒュッテ7:30→ヨナ沢の頭10:35→尻無の分岐11:35→
     水場12:15→林道終点13:45 〜タクシー 〜 菅の台P14:10

菅の台駐車場からバス、ロープウェイを乗り継いで千畳敷へ向かう。混雑を予想していたが、
台風5号の余波のためか、スムースに標高差1000mをわずか8分で2600mの千畳敷に到着。

千畳敷は何回も訪れているので展望は無くても我慢は出来る。でも、空木岳への稜線は是非
見たい。そんな期待は台風一過にもかかわらず、予報はその吹き返しで山は大荒れとか。


駅舎を出ると冷気漂う靄の中だった。峻険な宝剣岳はもちろん何処にも見当たりません。
千畳敷カールはお花畑で彩りもさぞかし美しかろうと想像しながら極楽平らへ向かう。

                 

4日前、朝日連峰を避難小屋3泊し帰宅し、その際もほとんど雨具のお世話になり、また今回も
お世話になるのでは雨具様に悪いけどスッカタ無いね。

   
  シナノキンバイ              クロユリ                   タカネツメクサ


           
           チシマギキョウ              コマウスユキソウ

極平まで高山植物が華やかに出迎えてくれるが、今年はお花は充分見尽くしたのです。
花より団子じゃないへ(^^へ)私は展望が欲しい!!


稜線に出ると、台風5号の吹き返しの風に体が奪われそうそうです。
ただひたすらと白い闇の世界を足元の岩場を見つめながら歩くだけです。
緩やかなアップダウンを乗り越えて檜尾岳に到着。ここから目指す空木岳の姿が欲しい!!


        
          檜尾岳山頂                          小さな岩場を乗り越えて


       
           熊沢岳


東川岳から下り始めるとかすかに風にのって発電機のモーターの音?沢の音?なにやら人の
気配がするような?。幻覚症状かな。
目の前に小屋がボーっと現れたのです。小屋はこんな天気にも元気な中高年で大賑わいでし
た。

翌朝、天気は回復。歩き始めると何やら木曽谷方面からガスが黙々と上がってくる。
空木岳へ苦しい登りが続く。


    


        


               
                    空木岳山頂
       
 山頂から大展望???を楽しみ、池山尾根をただひたすら林道終点まで歩きます
 
 駒峰ヒュッテ

 昨夜はこの避難小屋に宿泊予定だったが、木曽殿山荘にキャンセルがあったため運よく泊れたのだがヒュッテの主に惹かれて無理してもここの方が良かったかな。
「2,3年のうちに又来なさい」
「2,3年経ったら私は来れないから近々に是非来たいですよ」




   駒峰ヒュッテから空木岳山頂
  

    駒石は裏側から登れそう

しばらくは昨日歩いた檜尾岳、熊川岳、東川岳の稜線の展望を楽しみながら歩けた。


  シラビソ、トウヒの林を抜け、大地獄小地獄へ向かう。不安があったが、梯子や桟道はしっかりしてありまったく心配は無かった。
  水場では大勢のハイカーが休憩していた。
冷たい水で喉を潤し、(水は朝日岳の水にはと
てもとてもかなわないでしょう。)
林道終点へアサギマダラやセンジュガンビ、タマ
ガワホトトギス、ハリブキの真っ赤な実に癒され
ながらひと頑張りでした。


       
          
                                     久しぶりに出会ったセンジュガンビ    


林道終点から 予約したタクシーで菅の台Pまで1時間半の歩行をカットは、料金2880円に変
えがたいものでした。





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