尼ヶ禿山・玉原湿原

尼ヶ禿山     2000.6.17
玉原湿原・ブナ林 2007.7.21

2008.6.8
コースタイム センターハウス8:35→尼ヶ禿山10:45→トンネル入り口12:00
     長沢三角点13:20→ブナ地蔵13:50→センターハウス14:30

雨予報で予定の八ヶ岳は中止になってしまった。
急遽、尼ヶ禿山に変更し、集合場所に向かう。フロントガラスに雨粒がパラパラとあた
るが、今日はブナ林を傘さして歩くだけでも良い。

センターハウスから玉原湿原を散策
端境期でしょうか花の姿は見えずがっかりだ
ワタスゲ、スミレ、オゼタイゲキなど地味な湿原
だ。


  
  露に濡れ元気がないワタスゲ  葉と花が同系で地味なオゼタイゲキ    わずかに残るムラサキヤシオ

            尼ヶ禿山頂

湿原から目的の山、尼ヶ禿山へ向かう
途中の林道のふきの密集に出会うと、黙って通り
すぎる仲間でじゃない。

私が一掴み採る間に、Fちゃんは一抱えするくら
い採ってしまう。その格好は年季入りだ。
中腰で一本採っては立ち上がる私、座り込んで動
かず一心に手を休まず動かしている彼女。

とても真似できるものではない。
 登山道を歩きながらも山菜に目が行く彼女。
  


     リーダー待っとくれ〜 

 
深い藪からやっと脱出

山頂はブヨが凄くてとても食事は出来ないので
鉄塔まで下り、ランチタイム。
食後ブナ林に向かう。

林道終点のトンネル付近で再び蕗の採集が始ま
った。全く時間を気にせず山を楽しむ、こんな山
行も時には良いものだ。

トンネルの直ぐ脇から尾根に上がった。
幅広の道に誘惑されたのが間違いだった。
一寸方向が違っていたのでこの先でやぶ漕ぎに
なった。前を行く県境隊のリーダーはジャングル
のような藪もなんのその、私は一刻も早く抜け出
したいのだ。倒木を跨いだり、笹を分け入り、大き
な葉が顔に当る。

やっと林道に下りてホッとしたが、尺取虫が私に
取り付いているではないか!! (T-T)
だから私は藪はいやなのじゃ

 
ブナの原生林に入った。
標高1150mから1600mに広がるブナは緑の枝を
充分に広げ、森は冷やかに空気が澄み渡り瑞々
しい。日頃の邪気な心はすっかり清められてしま
うようだ。

ハルゼミの声に送られてブナ林を一周し登山口
に戻った。


    
        ツクバネソウ                    ツルシキミ
                                     (多雪帯のブナ林にヒメモチと共に特有の花)


   
          コンロンソウ                        ラショウモンカズラ






玉原湿原・ブナ林
2007.7.21

気まぐれ天気予報は、前日になりコロッと雨マークに変わってしまった。
帝釈山の予定、ついでに近くの会津駒ケ岳まで足を延ばそうと欲を出してみたが、テント泊とな
れば雨はちょっと辛いものがある。
これで中止にする仲間たちではない。近場で雨でも大丈夫な玉原湿原を歩こう、更にまたまた
欲を出して川場村のブルーベリーを摘んでこよう てな訳で5人の仲間は玉原湿原へ向かっ
た。

湿原の木道に入ると、やや遅い感じだが一面、キンコウカが黄色く染めている。
足元に小さなトキソウ、ミズキボウシ、ミズチドリ、カキランが顔を見せている。

  
  
      ミズギボウシ                キンコウカ                カキラン


          
               トキソウ              ミズチドリ


 湿原からさらに奥へ進み、ブナ、シナの木、ミズメなどの巨木に生命の力強さを感じながら
木から気をいただき、ブナ林を一周した。


   
       幻想的なブナ林                        ブナの根の変形?ブナ地蔵


午後は川場村の道の駅に立ち寄り、手打そばに舌鼓 (⌒‐⌒)
村営のブルーベリーの丘へまっしぐら。まだ色付きが悪いそうで、1パック300円を受付で払
い、すぐの裏山へ勇んで向かった。
ところが、(;-;) です。最初は良かったのですが、ブルーベリーの木に色鮮やかな毛虫、得
体のしれない角がぴらぴらしたカブトムシのような虫を見て、何やら薄気味悪くなってきた。
そのうち、近くで採取していた人が「あー、ヘビ!」 もう、私としては限界です。そそくさと山から
下りるのが精一杯でした。

我が家に帰り、早速ジャム作りに挑戦した。   うー!!美味い美味い!
アーもっと取ってきたら良かったのに。  でも、あの雰囲気には耐えられませんでした。

どのみち私は山菜取りは苦手なのです。




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