帳付山
(1619m)

2007.5.20

コースタイム P6:50 → 社檀乗越7:10 → 馬道のコル8:20 → 帳付山10:05〜11:10 → 馬道のコル12:15
         → P14:00

いつも登山には何かその山に期待するものがあるものだが、今回は上州武尊山の予定が途
中の林道が崩壊のため、急遽帳付山に変更になった。天丸山の奥に位置するこの山は所要
時間が多く、なかなか訪れるチャンスがなかった。兎に角山頂に立てたらそれで良い。何も期
待せず、参加した。ところが、素晴らしいプレゼントを用意してくれたあった。

 天丸橋から林道終点まで、ダートな道を車は進んだ。
以前、ここから天丸山へ大山を廻って天丸橋へ下りたことがあった。社壇乗越に天丸山と帳付
山の分岐。天丸山はここから山頂は岩場のピークを幾つも越えなければならない。
  社壇乗越から右の馬道に進む。幅広の歩きよい道だ。右の谷はまさに新緑の海、萌黄色
に輝き、清々しい風に体中が清められようである。

    


馬道のコルを過ぎると次第に道は険しくなり、岩場のアップダウンがつづく。

  
                 短いが岩場のアップダウがつづく

最近はあまり登山者に会うことがすくない。今日も静かな山かと、思い始めた途端前方から3
の大きなザックを背負った人に会った。南天山方面からテント泊でやってきたそうだ。中の一
人の女性からアカヤシオが綺麗ですよ。本当に?
ありました。私が九州、四国へ行っている間にもう、アカヤシオは姿を消してしまったと思ってい
たから、こんな嬉しいことはない。最初は山道に花びらが散っていたのだが、進むにつれてア
カヤシオの木は多くなり、花はまだしっかりと枝に咲いていた。

思いがけない出会いに一同は大感激だ。

    

  


山頂から御座山、妙義、残雪の金峰山、甲武信岳
などの展望があり、思いがけないアカヤシオとの出
会いに凄いラッキーな気分の山だった。




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