天狗山〜鏡台山
2008.9.28
コースタイム 浜川P8:00→榛名神社随神門登山口9:00→鏡台山9:40→天狗山10:30〜10:45→4合目11:15→
      随神門登山口12:00

昨日の講習会では歩き足らずで不完全燃焼の面々、小雨の中を榛名山の天狗山に向った
コースは昨年同様に鐘原ヶ岳経由で天狗山の予定だったが、午後からの雨はせっかちにも朝
から降り始めてしまった。
歴史資料館に駐車し、随神門の右の道を標識に従い、アスファルトの道の最奥まで行く。
ここから登山道の細い道に入る。

   
          トリカブト                     ツクバネソウ
 雨は雑木林の中で、どの程度か分からないが結構な降りなのだろうか
昨日の谷川は寒くて震えるようだったが、雨模様の今日は歩き出して直ぐに汗が額から流
れ落ちる。ほんのりと雑木の葉は色付きはじめ、秋の気配が漂い始めている。
4合目までの急登を滑らないように注意しながら息を荒げて登る。

4合目のコルから鏡台山をピストンする
4等三角点の山頂からは真っ白の闇に包まれ
展望は全くない
でも誰一人不満を言うものが居ない
“山を歩いていればそれだけで幸せ”
こんな気分の今日のメンバーたちは、もう殆ん
ど病気じゃないでしょうか

鏡台山から天狗山へ向う道の緑の林は雨に包まれ癒しの森に変わり、日頃の鬱歩を優しく受
け止めてくれます。
何度か訪れている露岩の山頂からは四方を白いベールに包まれ、何もみえないが小雨のぱら
つく中でしばらく談笑し満足の4人でした。

 下山後、随神門の軒下を借りランチタイム。平日に拘わらず参拝者は後を絶つことがありま
せんでした




鐘原ヶ岳〜天狗山〜鏡台山
(122.9m)    (1179m)   (1079m)
2007.2.21
コースタイム 民族資料館P10:20⇒地蔵峠11:10⇒大鐘原ヶ岳12:00〜12:35⇒小鐘原ヶ岳12:45⇒天狗山
         13:30〜13:45⇒鏡台山14;30⇒随神門15:30
         榛名神社散策 30分

昨夜遅くなってから山のお誘いのメール、今週は退屈していたので即答し、夜10時過ぎにドタ
バタと用意にとっかかった。
集合時間は9時半、登山口の榛名神社に到着は10時を回っていた。いつもなら山頂に居る時
間だ。民族資料館に駐車し、平日のためか閑散とした参道を随神門へ向かう。

                

 
その手前から地蔵峠へ向かうが、林道は凍りついて足元は危なげだ。こんなではアイゼンが
必要だったと思ったが遅かりし、すっかり頭から消えていた。

地蔵峠まで幅広の道で時折茨に悩まされた。地蔵峠は明るく箕郷の最奥部落へ通じる道であ
った。ここからが急な斜面になった。後ろに覗岩の岩壁が見え、登山道は更に急傾斜になっ
た。おまけに雪が凍結している。やさしいリーダーにアイゼンを借用し、ヤセ尾根の岩場を這い
上がる。榛名を楽感したわけではないが低山ながらまだ冬山だ。アイゼンを忘れるなんて顰蹙
ものだ。
         
         鐘原ヶ岳の山頂へ                大鐘原ヶ岳山頂


数年前、今は亡き碓氷さんと谷急山へ行ったことがふっと頭を過ぎった。2日前の大雪で岩肌
にへばり付いた岩稜を必死に潅木を頼り、山頂に到着した。あの時の碓氷さんの満面の笑み
は忘れることが出来ない。
今、尾根を渡る風に、あの“千の風になって”の歌が・・・・そう!碓氷さんは風になり、光となっ
ていつも私と一緒に山を歩いている。そう思うと寂しさはが消えて元気が湧いてくるようだ。

大鐘原ヶ岳は雑木林の木の間越しに浅間山、四阿屋山など志賀方面の山が、赤城、男体山
が白く輝いていた。

       
       浅間山                          

少し下ると、平板な石に田力男命、木花咲耶姫命と彫られた大きな石碑がたくさんあった。リ
ーダー曰く、古代神話の神様、古事記に登場する神だそうだ。
   
          石碑                  小鐘原ヶ岳へ

小鐘原ヶ岳のピークを踏んで、天狗山へ向かう。
九合目鞍部から右の天狗西峰へ、平坦なところに鳥居がポツンとあり社殿のあとが寂しく残っ
ているだけだった。
天狗山本峰は赤い鳥居に石祠があって遮るものが無く浅間の大きな姿が眩しい。
          
    天狗山の赤鳥居                            端正な浅間山

                  


 展望を充分楽しんで後、4合目から鏡台山へ立ち寄り、再び4合目に戻り凍結した道をアイ
ゼンを着け榛名神社へ向かった。後方に右に天狗山、左に鐘原ヶ岳が大きく迫っていた。

      
       鏡台山                 鐘原ヶ岳             天狗山


下山後、榛名神社を参拝したことがない私にリーダーは時間を与えてくれた。30分ほど散策し
たがなかなか風格があり、歴史の重みを感じた。榛名神社の歴史は古く山岳仏教の行場とし
て、神社は巨岩、奇岩の造形美の中に建立され特に双龍門の脇に鎮座する鉾岩には目を奪
われます
他にも鞍掛岩、瓶子岩など見応えのある景色です。

            
       三重塔                双龍門と鉾岩                本殿軒下の龍

 今朝は資料館の入館料200円、けちな私はあら、もったいないと思ったが拝観後はゆっくり
と訪れてみたいと思い始めていた。 



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