白砂山〜八間山
    2140m    1934.5m   
2009.10.4
  過去の記録  
1999.10.9

コースタイム
 浜川P5:00→車(RV)→野反湖終点P7:25→地蔵峠8:00→水場9:20→堂岩山9:55→白砂山11:05〜12:10→
  八間山分岐13:05→最低鞍部14:00〜14:10→八間山14:55→池の峠16:00→野反湖P16:15

久しぶりに白砂山の紅葉登山を計画していたところ、
AカップハイカーズさんのHPを拝見し、白砂山の紅葉が1週間前が
紅葉真っ盛りの模様だった。
ありゃー今年の紅葉は1週間から10日ほど早いらしい。
直ぐに行こう!
ところが秋雨前線が居座って天気がずっと雨、雨、雨
諦めていたところ、なんと4日が行楽日和と報じられた。
慌しく計画し登山口の野反湖畔に向った。


そもそも白砂山の山名の由来って何?
白い山を想像するがそうではないようだ
山麓を流れる白砂川から採用されたようである。
下山後は近くの尻焼温泉の野天風呂も楽しみの一つとして
水着と大判バスタオルを持参した。


長野、新潟、群馬の県境の秘峰といわれたが
日本200名山になり、訪れる人が多いようであ
る。
国道405号の最終地点に広い駐車場がある
その北の隅に白砂山登山口がある。






ハンノキ沢の木橋を渡り、ジグザグの登山道
のあたりは秋色に染まっていた。
最近は膝痛に悩まされ、2,3日前から痛みが
無くなりホッとしているが、いつその痛みが出
るか不安があった。
秋の陽に輝く山の空気は透明で爽やかで快
適だ。

先週が紅葉が良かったらしいが、あれから雨
が続いたせいか足元には赤や黄の落ち葉が
いっぱい落ちている。山頂付近はまだ大丈夫
かと期待しながら落ち葉の下の石に注意しな
がら歩を進める。




風が無いが空気は爽やかで快い。
後方で賑やかな声が響いてきた。
団体さんがおいでかと思ったが、新潟からの
女性1名が我がクラブに臨時会員になったよう
だった。
ご夫婦で来てご主人はさっさと一人で先に行
かれてしまったようだった。
堂岩山まで緩いアップダウンが続いく。この山
は今回2度目なのに以前の記憶は薄れてしま
ってこんなにアップダウンがあったかと新鮮な
気持ちで山頂を目指せる。



  

ようやく堂岩山に到着。山頂は雑木の中で展
望がない。
だが、そこから下ると直ぐに八間山の分岐の
標識があった。
八間山に向かって笹が刈払されて気持ち良さ
そうに尾根に向っている。出来れば予定通り
にこの道を歩きたいと願いながら前方に聳え
立つ白砂山の姿に感動を覚える。


山頂へ続く稜線


分岐を過ぎると展望が広がり堂々とした山頂
に続く尾根道が爽快そのものだ。
稜線の左は殆んど葉が散ってしまっていた。
右下にダケカンバの黄葉と、ツツジの真っ赤
な低木、笹の緑のコントラストが素晴らしい。



    
  対峙する八十三山              稜線下に広がるダケカンバと笹原

 




さすが日曜日はハイカーが多い。
山頂は狭くて遠慮がちに座る場所の確保が大
変だ。
山頂から上信越の峰々の大パノラマのはずだ
が、雲に邪魔され展望が今一はっきりしない。
ランチタイムは1時間を越えてしまった。
臨時会員の女性はご主人と合流し仲良く下山
して行った。



左奥の白い山が堂岩山






八間山の分岐で思案の末、稜線の美しさに誘
惑されて八間山へ向うことにした。
登山道は下草刈の手入れが良くされて、道幅
2〜3mもあって歩きよい。

私達と前後した4人のグループもこちらのコー
スへ向ってきたようだった。
誰もこの道に引き込まれてしまうかもしれな
い。

1944mのピークからグングンと下り、最低鞍部
で登りに備えて大休憩。


   堂岩山から八間山へのルートは最近の地図には載っているが、
     私の古い地図には白砂山さえ載っていません

八間山へ



  


          



八間山頂



小さなピークを幾つか踏んで、やっと八間山の
朽ちた避難小屋が見えた。
午後3時を過ぎると山頂はガランとして秋風が
一層寂しく感じる。




キャンプ場への道標に沿って、ここからは樹
林の中を池の峠へ急いだ。

ここにも散ってまだ幾日も経たない赤や黄の
落ち葉が登山道を彩っていた。


池の峠登山口から車道を野反湖に沿って歩
く。アスファルトの車道は疲れた足には負担が
大きい。

   湖畔の周りの紅葉は今が旬!!
   素晴らしい!!



下山後、尻焼温泉に立ち寄り汗を流した。
同行の男性3人は無料の川底から湧く天然の野天風呂へ、私は水着を用意したが着替えも
儘ならず、近くの光山荘の内湯に一人で入った。

誰もいない浴室から眼下の長笹沢川を眺めながらゆったりと入浴できたから満足だった
が、バスタオルを巻いて入っていた女性が居たと聞きなんやら心残りがした。

湯から出ると黄昏迫る山間は湯煙が漂い、ぼんやりした灯りに静かに包まれていた。

      尻焼温泉 ホテル光山荘  入浴500円





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