四阿屋山
(771.6m)
2007.2.4
コースタイム 両神温泉8:50⇒薬師堂9:00⇒奥社10:20⇒山頂10:45〜50⇒展望休憩舎11:30〜12:25⇒
       両神温泉13:15
         
四阿屋山あ奥秩父両神山から派生する尾根からの小ピークの一つである。
この時期の秩父を車窓から眺めると、真っ白な霜に覆われて寒々して凍ったような景色が広
がっているが、今年は暖冬のためか冷たさを感じさせない。
両神温泉“薬師の湯”に到着すると明方から低気圧の通過で吹き荒れた風がここにもまだ残っ
ていた。
温泉の駐車場から徒歩10分足らずに両神神社薬師堂がある。ご本尊の薬師如来は「目」の守
護神として信仰をあつめている。

    
           薬師堂                        杉林の急登

神社の裏手から鳥居山コースに入ると杉林の尾根はかなり急な傾斜が続く。
この山は2度訪れているのだが、あまり記憶にない。こんな急な道だったのだろうか。
杉から雑木林に変わると樹幹越しに二子山、両神山の姿が次第に大きくせり出してきた。

    
          両神山                            二子山

柏沢の分岐を右に見てから再び奥社まで急なのぼりになった。左に平坦な道が分かれてあ
り、ピークをカットし合流出来ると疲れた足は左に向いてしまった。ところがこれが間違いの元
だった。このルートは福寿草園地に下りるものだった。結局奥社まで一段と急な階段を登る羽
目になった。
奥社にはベンチがあって、休憩に最適。ここから先は岩場が待っていたのだ。

   
                    山頂直下の鎖場

低山ながら手強い顔を持つ四阿屋山に敬意を持った。最近はベテランが低山で滑落したり遭
難が多い。決して安易なハイキングコースだからと侮ってはいけない。ここでも事故が起きてい
るらしい。  
 
  
 三等三角点の山頂は狭くてゆっくりしても居られない。
 人気の山とあって続々と登山者が現れて山頂は賑やかで あ
る。
 再び鎖場を奥社に戻り、山居広場へ向かった。
 展望休憩舎があり、武甲山、大霧山など秩父の主脈稜線 の
展望を満喫しながら昼食になった。
 昼食後、福寿草園地の蝋梅、福寿草を楽しみ散策。

 
   

    
         おまけの山 城峰山
薬師の湯で入浴後、本日の天気に誘われて、展望の山「城峰山」へ立ち寄ることになった。
ところが、山頂付近の林道は雪が凍結して、四駆、スタットレスタイヤは全く効き目なし、やっと
のことで石間峠に到着した。
ここから歩くこと10分足らずで一等三角点の山頂だ。
山頂は展望台があって、なんと360度の大パノラマが待っていた。
関東周辺の山はぜーんぶ見えたよー。




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