不納山〜水晶山
(1291m)   (900m)
2007.1.27
コースタイム 
     稲包神社8:50⇒水晶山分岐9:40⇒堀沢山(1221m)10:50⇒不納山11:40〜12:25⇒堀沢山12:50⇒
     水晶山分岐13:25⇒水晶山13:40〜13:50⇒中井起点14:20⇒ゆずりは駐車場14:30

 不納山は四万温泉の東に位置し、南側の中腹に水晶岳を抱きかかえている。
昨夜の雨は群馬北部は雪模様だったらしい。中ノ条町を通過すると路面は凍結し、周りの
山々は白く静かに迎えてくれた。
 中之条周辺の山はヒルが生息し、大の虫嫌いの私はなかなか登山のチャンスがなかった。
この時期は絶好かも知れないが、登山道が凍結していないことを願いながら参加した。

      
  登山口 稲つつみ神社             雑木林                尾根歩き


 登山口のゆずりは公園の路肩は雪に覆われ駐車は困難で、橋の脇に駐車した。
 登山口の稲包神社の鳥居をくぐると、雪は次第に多くなってきた。
雑木林の梢は真っ白に化粧し、この冬初めての雪景色に胸が躍った。
水晶山の分岐で、不納山か水晶山、どちらを先に行くか迷ったが、雪の状態をみて、取り敢え
ず不納山へ向かうことにした。
 
  雑木林の中は迷いやすい箇所があったが、木の赤ペンキを辿れば問題はない。ただ、下
山に尾根を飛ばし、×印を見落とすことがあるから、要注意だ。
最初のピークの堀沢山(1221m)に到着する頃、空は一転にわかに雪雲に覆われ、吹雪にな
ってしまった。どうしようか思案していると、下から集合時間に遅れたKUさんが凄いスピードで
あがってきた。その元気が雪雲を払いのけたのか、たちまち青空が広がりだした。
そこから尾根は南へ半円形にいくつかのピークを越えて山頂まで続く。

風はなくあたたかい冬の陽射しを浴びて、尾根歩きは快適である。
まだまだ山頂は先と思っていたら先頭をラッセルしているK氏の「着いたぞー」の声。
平坦な山頂は展望はいまいちだが、雪景色の不納山に到着し感激だった。
               
不納山山頂

帰路は水晶山の分岐に戻り、水晶山を経由し、山口に下りることにした。分岐からはすっかり
雪は溶けて落ち葉を踏んで陽だまりハイクになった。
水晶山は山というより巨大な岩の塊のようで、手すりの付いた鉄の階段が設けられて、全く心
配ない。高田山方面の展望が開けている。

  
  水晶山


水晶山から中井起点までは途中唯一の水場があり、四万温泉からの遊歩道となっている。
地元温泉組合で整備しているらしいが、あまり歩かれている様子がない。苔むして朽ちたベン
チが、登山道の脇にひっそりと寂しそうに佇んでいた。

中井起点に案内板があり、二つ目の林道を右へ、その道は簡易水道施設で行き止り。すぐ下
に民家が見えたのでヤブを踏み分けると旧道に出られた。そこから10分足らずでゆずりは公
園に到着。
駐車した道路沿いに小さな建物の中に飲泉所があり、程よい熱さの温泉が湧き出ている。
胃腸に効くそうだ。つい無料な物に手が出てしまう私だが、温泉てむやみやたらと飲んではい
けないと聞いたことあったので、軽く二杯だけ頂いて止めときました。

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