大真名子山〜小真名子山
 ( 2375m) ( 2323m )
2006.9.3

コースタイム 志津乗越8:00⇒大真名子山(9:40〜10:00)⇒鷹ノ巣(10:35〜45)⇒子真名子山(11:30〜
       12:45)⇒富士見峠12:50⇒馬立14:00⇒志津乗越14:00

私たち6人が乗る車は男体山の裏の志津峠に向かう。細い林道の両側にカラマツ林が広がり
をみせている。カラマツは新緑も良し、黄葉も良し、何度かこの林に感激をしている。
新緑を迎えた早朝、男体山へ志津乗越から向うときだった。朝露に濡れたカラマツの葉先が
太陽の光にきらきら輝き、素晴らしい景観に感動し、また女峰山に来たとき、カラマツが黄金
色に光輝いていた。今、カラマツは静かにひっそりと眠りの時かもしれない。
                              
  
          八海山神の像
相変わらず志津峠の周辺の路肩は車がい
っぱいだ。男体山への登山客が圧倒的に多
いのだろう。やっと駐車スペースを見つけ右
が男体山、左に大真名子山へ、私たちは大
真名子山への道を笹を踏み分け入り込ん
だ。歩き出してまもなく薄暗い林の中に八海
山神の銅像が険しい表情で立っていた。さ
すが信仰の山だ。
     しゃくなげ、シラビソの生い茂る急登の道は
息つく間がなく続く。男体山の近隣の山でこの山が最後になる人が案外と多い。私もその一人だが、日光三険の一つと言われる千鳥返しがあるためだろうか。鎖、鉄梯子はあるが、これを頼らずとも大丈夫だ。

 
山頂間近になると南斜面にガスが下から勢いよく上がってきた。男体山だと思う。
数分後山頂に到着したときは真っ白になっていた。
山頂は祠と座王権現の銅像が建っている。三角点を探したが、見つからなかった。
 
     大真名子から子真名子をみる右が女峰山

 山頂から小真名子から続く帝釈山、女峰山が、望めた。鞍部のタカノ巣まで標高差300m近くの下りだ。
   
 

   

 
     何処まで下りたらいいの?いい加減で止めて・・・・30分近く急下降してようやくタカの巣に到着。ここで大休止だ。本当に疲れる山だ。

  
    大真名子を振り返る
 休憩後再びの急な斜面を小真名子山に向かう。この山は最後でなく最初に登っておくべきかと思いながら、登り返しは苦しい。
  
ここでランチタイムをしたが、この標識から東に進んだところに開けた展望の良い休憩にもってこいの場所があった。ここに三等三角点はあった。
辺りは立ち枯れの木が林立し、世代交代?酸性雨?だろうか。
 
     小真名子山からが大変な下りだった。
ガレた足元の定まらない歩きにくい急斜面を
ただひたすら下る。落石に注意しながら、前
を行く人影はガスで霞んでしまう。ガスに吸い
込まれるように高度を下げる。膝が笑い出し
そうだ。ようやく下に林道が見えたときはホッ
とした。
   
   
 見覚えのあるこの標識は以前女峰山から
帝釈山を歩いたとき、この富士見峠へ下りた
のだ。
ここから駐車地の志津乗越までの林道歩き
がまたまた辛いものだった。下っているうち
は良かったのだが、最後の林道の緩い登り
は足の裏に大きな大きなお豆さんがつぶれ
ていました。




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