2006.11.5
コースタイム 箕輪駐車場8:05⇒展望の広場9:00⇒荒山9:30〜40⇒避難小屋9:55⇒赤城温泉分岐10:20⇒
荒山高源10:25⇒鍋割山11:00〜25⇒荒山高源11:50⇒箕輪駐車場12:25
今日は絶好の行楽日和、しきりとテレビで報じている。急に予定が変わり、暇が出来た我が家
にじっとしてはいられない。
ザックを車に放り込み、赤城に向かった。
ところが、赤城山の姿はすっかりお隠れあそばしている。
太陽も現れないじゃないの。とにかく、“家にいられない症候群”の私だ。赤城を一回りしてこよ
うっと。
箕輪の駐車場周辺は紅葉が見ごろを迎えている。
先日、県内の高校山岳部が赤城に標識を設置したニュースをみたので、どんなものか視察?
がてらの登山だ。
コースはいつものことながら、荒山へ続く展望の広場へ向かった。このコースは静かで私のお
気に入りだ。この日もたった一人のハイカーに会っただけだ。途中から錫ヶ岳、地蔵岳が大き く見える。しかし、展望の広場に到着すると、ガスですっかり覆われてしまった。
展望の広場の辺りつつじの木が多く、今はすっかり葉を落とし、寂寥としている。
山頂へ向かうが、ガスに包まれ展望は全く無い。
樹林に囲まれた山頂は10人ほどの人が休憩していた。ガスの切れ間に地蔵岳がちょっと見え
ただけだ。南斜面の避難小屋へ向かう。樹幹の間を下りるが、最近つけられた紫の印があり、 迷うことは無い。
ひさし岩に立てられた真新しい標識だ。私も道標設置の経験があるから判るがこの岩場じゃさ
ぞかし苦労したであろう。生憎下からガスが立ち込めて展望は無しだ。
避難小屋は大勢のマウンテンバイクの若者たちで大賑わいだ。
避難小屋から荒山高原に向かうと潅木の中に赤、黄に鮮やかに紅葉したモミジが目を惹く。
道にはまっ赤なモミジの葉の絨毯だ。
荒山高原はつつじの花の咲く頃の賑わいは何処へやら、休まず鍋割山へ進む。
尾根に出るが相変わらずガスの中、鍋割山は人も多い。なぜか中高年の夫婦連れが圧倒
的に多い。
山頂は今日も賑やかで、私は片隅に陣取り独りワンタンで温まり、のんびりとコーヒータイム。
近くに、ひとり気儘に歩けるこんな山があるって幸せだなぁ。
駐車場に戻るとそこはもう満車状態だった。
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