八塩アジサイの里バードウオッチング&破風山
                                            2006.2.12

以前から山でピーピー、チーチーと小鳥の声に関心があったが、なかなか姿を見つけることも出来なかっ
た。今日は思いがけず念願の鬼石観光協会主催のバードウオッチングに参加することになった。しかもおま
けに鬼石名物とっちゃなげ汁付だ。

集合場所の八塩温泉「八塩館」駐車場にはそれぞれ双眼鏡を持参した大勢の人の姿があった。
参加記念に可愛い小鳥のバッジをいただき、講師の清水先生から双眼鏡の正しい使い方のご指導をいた
だいた。

野鳥の会のメンバーは三脚付きの大きな双眼鏡を持参している。さすがこれで覗くと鳥の腹部の模様まで見える。
大きな声を出したら駄目ですよ。それでも童心に還ったおじさん、おばさんは「いたいた! あー飛んで行った」と賑やかなのだ。
直径10センチ位のこの穴はあおげらの仕業。
と言っても木の幹にいる虫や昆虫を餌にするため林業に貢献しているようだ。
穴はなわばりの宣言、異性への求愛の為。巣穴を作る為。
あおげらの姿が見られず残念だった。
ジサイの里は山あり、川あり、里ありといろいろな地形を持ちたくさんの鳥が集まり、珍しい野鳥の観察が出来る絶好なポイントだそうだ。
注意深く耳を傾け、じっと木のこずえを眺めると今まで見えなかった鳥の姿を見ることが出来た。
のどかな里のこの風景に白い雲がのんびりと、青空に気持ち良さそうにふわりふわりと泳ぐノスリは上空で止まることがことが出来る唯一の鳥。ここかと思うともうあちらへと落ち着きのないエナガ
頭の毛を立て、見晴らしの良い木に止まるカシラダカ
澄んだ声でチチチッチチッと鳴くホオジロ
その他の鳥
 コゲラ、カイツブリ、シメ、オナガ、ツグミ、ヒヨドリ、イカル、
 キセキレイ、キジバト
川辺の鳥
  マガモのオスは黒緑色の頭〜首は光線で玉虫に色が変わり、首に白いネックレス、褐色の胸とっても切れです。
そのほかカルガモ、コガモがやさしい川の流れに遊んでいた
アジサイの里は八福神が祀られてあり、これはその一つ布袋尊。
笑いをこらえにこらえて一気に笑い出したような顔に私も思わずにっこり(^-^)
終了後、八塩館にて鳥合わせをしたが、およそ3時間の里歩きは、30種類の鳥に出会った。
なぜか私はその半分しか見てないのだ。
お楽しみの「とっちゃなげ汁」は、我が家のおつみこのようだった。
和やかに昼食を済ませ、車で秩父の破風山に向かった。



破 風 山 
 一昨年この山は3月に訪れている。野巻林道から桜谷へ歩いた。詳しくは 破風山へ   
   
皆野町風戸登山口から関東ふれあいの道を歩き、杉林のジクザクの登山道を行く。
「猿岩」 どちら側が猿の顔?と思ったが、写真から見ると一目瞭然よく判る。
標高627m、破風山山頂
山頂から急降下し札立峠に一気に下がる
ここから檜の植林の鬱蒼とした林の中を水潜寺まで
風は刺すように冷たいが幸いに沢沿いの道は風がなく快適。
水潜寺は秩父札所34番目の最後の寺。
水にこだわる夫の為に、この湧き水をペットボトルに持ち帰る。


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