百蔵山・陣馬山
                                            2006.1.15
    百蔵山  大月総合グランド8:45⇒百蔵山(10:30〜11:25)⇒大月総合グランド12:35
      
百蔵山は大月市指定の秀麗富士富岳12景の一つである。是非快晴を期待したいが・・・・・
一週間前から天気は二転三転し、どうやら予報は晴れでおさまった様だ。

関越道を走る車窓から東の空は茜色に輝き始め、今日の天気は約束されたようだ。鶴ヶ島JKから圏央道に入ると
正面に富士山が見えた。今日は山頂からの展望は期待できそうだ。

登山口の大月総合グランドに車を止め、アスファルトの道を進むとおしゃれな喫茶店の真後ろに百蔵山が見える。
その喫茶店を左に曲がり、ふと背後に目をやれば大きく富士山の姿があった。「早く山頂から富士山を仰ぎ見たい
ね」誰も同じ思いだった。逸る心を抑えて、と言っても住宅街の急坂は辛いものがある。心と裏腹に歩は進まないよう
だ。風はなく穏やかなこの日は絶好の登山日和だ。まだ登山道に入らないうちに一汗掻いてしまった。
植林の薄くらい山道は冷気に包まれて汗ばんだ体に心地よい。厳冬期になんと贅沢なのだろうか。
         


植林地を抜けると明るい雑木林になり山頂はすぐだった。山頂からは申し分ない景色が待っていた。
      


富士山はやはり雪を抱いて青空がお似合いのようだ。山頂で富士山を見ながらの昼食は贅沢この上ない。
下山の周回コースは山頂直下の急斜面はロープが張られてあり、斜面で滑る者あり、落ち葉の下の石につまずき転
倒者あり。前科者の私は慎重に慎重に。


   陣馬山  和田峠13:45⇒陣馬山(14:15〜14:40)⇒和田峠14:55

総合グランドから再び車に乗り、和田峠に移動する。どうも峠道は苦手だ。いくらか風邪気味な私は、車に酔い加減
だ。あーもう駄目かなと思う頃和田峠に到着。駐車代600円なり。見張りのおばちゃんが大きな体で小屋から飛び出
してきた。そんなに慌てないでもちゃんと払うでよー。

戦国時代、甲斐の武田氏と相模の北条氏が陣争いをしたとか・・・そして山頂のシンボル白馬の像は、遠く甲斐に向
かっていなないているそうな。

茶店の脇から山頂まで大半が丸太の階段が続いていた。
山頂まで最短コース、山頂はなだらかな山草原状でベンチ、茶店、トイレがあり。都心から近くファミリー、カップルの
登山者に喜ばれそう。

展望は標高の割りに素晴らしく、生憎く南面は雲が湧いて展望が利かないが、都心のビル群、北は日光男体山、白
根山、尾瀬燧ケ岳、至仏山、秩父連山と360度の大パノラマだ。
この絶景では近隣の武将が放つておく筈がなかっただろう。


          
         登山口                誰が撮ってくれたのか白馬の顔がないじゃないの


立ち寄り情報
 猿橋  日本三大奇橋の一つ、この猿橋は川の両岸から梁をせり出し、まさに猿が重なるように作られた木造の
       橋だ。因みに三大奇橋は錦帯橋(山口)、かずら橋(徳島)、一説には日光神橋も一つとか。

              


夕焼け小焼けのふれあいの里
  八王子市恩方出身の「夕焼け小焼け」の作詞者中村雨紅の歌碑が宮尾神社に建立されてある。
 宿泊、日帰り入浴、キャンプj場、市民ギャラリーなどなど、施設が揃っている。
   
                   
 

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