高戸谷山
2006.12.3

コースタイム 登山口10:10⇒石碑11:30⇒山頂12:00〜12:50⇒登山口14:30

 未踏の山で短時間の山として、高戸谷山に登ることになった。
しかし案内書では踏み跡がはっきりしないのでヤブ好みに慣れた人向きとあった。今までこれほどまでに標識も印も
ない山はなかったと思う。それだけに下山後の充実感は大きかった。
いくつか登山口らしき道はあったが、唯一つ登山口の標識のある林道から入ることにした。こんなにも立派な標識の後は林道から入る登山道は全く失せて見当たらない。30分行くとなにやらモーターの音がけたたましく耳に入った。すぐ下にオートの練習場がみえ、林道が通っているのだ。これは違うと戻ってみたものの注意してみたが登山道らしきふみ跡はない。そのうちちょっと踏み跡かなと思しき道に入ってみた。
それが運の付き、しばらく行くと道はなくなってしまった。とにかく尾根に上がろうと急斜面を這い上がってみれば、しっかりとした道に出た。いい気分で行くと再び踏み跡は途絶え、こんなことを繰り返してようやく石碑のある道に到着した。
こんなところに小さな石碑がひっそりとあるとは・・・・
既に時間は11時半であった。ここから踏み跡は登山道らしくはっきりとした。
ところが道は急斜面の上、ヤセ尾根で落ち葉で歩きづらい。木の根や岩にしがみ付きながら登るが、足元落ち葉の下は土が軟らかく、踏ん張れが利かない。
      
  
       石碑              山頂より妙義山
山頂に御嶽神社の大きな石碑が祀られて信仰の山に相応しい立派なものだ。
下山は保安林リフレッシュ事業の看板のある林道の予定だが、尾根からの下る道がわからず、急な杉林の中をさまよい迷路のような林道に悩まされ、ようやく小根山橋の袂に出てホッとした。
やぶは嫌いなはずな私だが、なんだかヤブにはまりそうだ。

着用のフリースの上着は細かな雑木の種が気味悪いほど付いて
落とすのに容易でなかった。



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