王城山〜高間山
                                          2005.11.26(土)

コースタイム 登山口7:30⇒5合目傘木8:00⇒6合目8:20⇒7合目8:25⇒8合目8:45⇒9合目8:50⇒山
        頂8:55〜9:05⇒古城9:10⇒6合目高間山分岐9:30⇒石の祠9:55⇒アミダ石10:40⇒
        林道我妻線11:00⇒高間山山頂11:35〜12:20⇒林道12:40⇒アミダ石12:50⇒6合 
        目分岐13:45⇒登山口14:20
伊香保温泉から榛名湖畔に向かう頃、東の空から太陽が顔を覗かせて、真っ赤に燃え
始めていた。榛名湖畔から吾妻に抜ける道沿いはすっかり葉を落とした木々の下は真っ
白な霜で寒々とした風景である。

 国道145号線から川原湯の先の青い鉄橋の下を右折する。しばらくすると王城山への
標識に従い、林の集落に入る。八ン場ダム建設の為引越しされたのだろうか登山口付
近の家は新築の家が多い。南向きのこの集落は明るく穏やかな雰囲気だ。
 
農道の片隅に車を置き、幅広の道は5合目
の傘木まで続く。道の真ん中にモグラが2匹
寒さから凍死かな?Kさんはモグラって土の
中にいるのにどうしてあんなにきれいなのか
しらね?そう言えば手も白く汚れていなね
え。

途中の登山道から王城山の支尾根が大きく
見える
       
      五合目傘木
五合目からは道は細くなり、落ち葉の下の石に足を取られながら20分ほどで6合目に到着。ここが高間山の分岐、上方に岩壁が迫り、今にも岩が落ちてきそうである。

この分岐をまず王城山に向かう。

王城山は丁度10年前の春に訪れているがすっかり記憶は失せてしまっていて、新鮮な山に思えた。

      山頂から浅間山
8合目は山頂と古城の分岐で、共に危険箇所ありと表示されたある。
取り敢えず左の王城山山頂を目指す。
途中左斜面はザレていてロープが張られて危なげな道が続く。下方の御手洗の池だろうか窪地に水溜りが見えた。古城からの合流地点に小屋があった。ここはお祭り用の作業小屋だということ。
 
 山頂から浅間山、白根山が樹幹越に見ることが出来た。
       草津方面

      対峙する高間山 

 
 山頂から高間山の予定だったが、踏み跡らしき道が見つからず、 古城へ登り返し止む無く再び6合目に戻りる。
6合目から高間山まで2時間だ。
王城山の中腹を巻くように登山
道ははっきりしている。
全山が落葉樹の雑木林の表情
は明るく穏やかで本当にやさし
い。
今日はまた小枝の先も微動せ
ず、小春日和そのものだ。途中
いくつかの急な沢の崩壊地があ
り、ゆっくりと慎重にやり過ごす。
   
   とどのような巨石の下は       アミダ石
   4,5人入れそうだ 
    尾根に出る辺りはこんな巨石がごろごろ点在する     

     高間山々頂
 
  カラ松林から榛名山     落ち葉を踏んで雑木林を行く
アミダ石から尾根を東に進むとカラマツの植林地に出ると、そこから榛名山の山並みが
広がっていた。気持ちよく歩いていると、なんと目の前に白いガードレールが見える。
ヌ・・・・・・?なんと林道の建設中だ。ここから高間山の山頂はわずか30分だ。
でもお奨めできる道ではない。
林道から笹の刈払いはされていたのはちょっとだけ、カラマツの下の笹の中を右往左往
し、山頂直下の急登は脹脛がパンパンになり、痙攣が起きそうだった。

下山はもちろんピストン。終日穏やかな晩秋の山に遊び、充実した山行だったことは云う
までもない。

機会があれば紅葉最盛期に是非訪れたい山だ。


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