赤薙山〜丸山(日光)  2005.8.6(土)

コースタイム  霧降高原リフト乗り場8:30⇒リフト終点小丸山9:10⇒焼石金剛9:45⇒赤薙山頂10:15〜10:30⇒
小丸山11:30〜12:00⇒丸山12:20〜12:25⇒八平原12:45⇒駐車場13:30
 
 リフトはガラガラと私たちを誘い込むように大きな音を立てている。そんな誘惑に負けず、樹林の中を歩き出す。スキ
ー場にピンクのしもつけの花の群落。高原の風はさわやかに心地よい。
雑誌や新聞などの紹介で霧降高原の写真は目にするが、訪れることは初めてだ。日光にはしばしば訪れることはあ
ってもここまで足を伸ばすことが無かった。未知の山は期待と緊張で心は弾む。
 登山道は急斜面となり、雨でえぐられた道は木の根が張り出して歩きにくい。
リフト終点は小丸山の山頂だ。この日光周辺の気象は内陸性で夏は暑く、冬は寒い。しかし、気温の日変化が大き
く夏は昼暑く、夜は涼しいのだそうだ。今日も太陽が出てると暑いがにわかに霧が山全体を覆いつくすとひんやりと
肌寒さを感じる。霧降高原だけあって、赤薙の山頂は雲で見えないようだ。
 小丸山の山頂は広々してテーブル、ベンチが設置され休憩にもってこいの景色の良いところだ。
                                         
   
       穏やかに続く気持ちよい稜線
 小丸山から両脇のコメつつじの群落を縫うように
分け、足元のごろごろしたあるきづらい道が続く。
濃い紫のコバノギボシの可愛らしい花が出迎えてく
れる。

       コバノギボシ

尾根をわたる風はどこまでも心地よくガスの切れ間に女峰山、赤薙山が
大きく姿を現す。
やがて、コメツガの樹林に入ると山頂は間じかだった。
山頂には赤薙神社が祀られてあり、樹林の中で展望は悪い。
数年前、この赤薙山の眼下に位置する雲竜渓谷を訪れた。爆裂火口跡
の渓谷を一目見たいと思っていたが、生憎山をすっぽり包む霧のために
真っ白の闇の世界だった。時間があればここから女峰山に足を伸ばした
いところだが、今日は丸山経由で下山の予定だ。
      
            丸山から女峰山、赤薙山
  

        庭園風の丸山山頂 
ここから 下方の小丸山の観光客の姿が蟻のよう
に眺められた 
     
           八平原は笹原にダケカンバが点在
          する広々した高原
   
            何の花?
            霧降滝に続く苔むした石垣の道
  

下山後のおまけに有料道路の料金所を降りて直ぐ
霧降滝に寄った。大勢の観光客で大賑わい。
霧降滝は名漠100選。華厳の滝、裏見の滝と共に
赤薙山から流れ出す滝の三名漠のひとつでもあ
る。


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