扉峠〜八島ヶ原
                                           2005.7.24(日)
コースタイム 扉峠8:25⇒三峰山10:05〜10:20⇒和田峠11:25〜12:00⇒鷲ヶ峰13:50〜13:55⇒八島ヶ原
         14:25
 扉峠の地名を聞いてあまり興味はないと思ったが、未知の山への誘惑に負けて、参加することにした。
標高1660mのこの峠はツーリングの適地であるようだ。峠の駐車場は広く、トイレ有、売店有だ。

 和田峠への標識に導かれ私たちは扉峠の扉を開けた。この先はどんなミステリー?ロードが待ち受けているのだ
ろうか。期待で胸が膨らんできた。登山道の刈掃いはよく整備され歩きやすい道が続いている。雑木林の中は風は
まったく無く、汗が直ぐに滲み出てきた。
         
   こんな標識が随所にあり安心させてくれる              なにやら前を行く二人もうお疲れのような

直ぐ下にアスファルトの道が見え、ツーリングの若者たちの爆音が騒々しい。やがて、樹林を抜けると、笹原の展望
の良い稜線に飛び出た。そうなのです、扉のこちらには伸びやかに続く快適な道、心をすっきりさせてくれる宝物が
待っていたのです。
         
     三峰山山頂                            快適な登山道
 標高1600mの和田峠は中山道の江戸時代参勤交代、一般の旅人の往来、物資を運搬する牛馬で賑わいを見せた峠だ。
冬季は寒気が強く、降雪量は多く、冬の和田峠越えはかなりの厳しさがあったらしい。
ここで私たちは昼食を済ませ、中山道をビーナスラインに下った。4回位国道を横断したが、車道は車がひっきりなしに通過する。カーブの道を車はかなりのスピード、命がけの横断だ。 再び、樹林に入りるが、山道は樹木が生い茂り、急登が続く。ウツボクサ、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、タカネナデシコ、キスゲ、シナノキンバイ、あやめ、初めてお目にかかるシャジクソウ、皆それぞれ色鮮やかだ。花たちに励まされ、ようやく鷲ヶ峰に到着。

                           
                
                              鷲ヶ峰山頂

先程の太陽は何処へ、休憩しているうちにパラパラと降り出してきた。
最終バスに乗り遅れたらと、そこから山岳マラソンが始まった。傘を片手に下方の八島湿原の駐車場目指して、ガレ
た石ころの道を25分で下りた。
ところが予定したバスは無く、タクシーになった。交渉上手なYさんのお陰で迎車代は払わずに済み、扉峠まで一人
1000円ほどで済んだ。
  
     ウスユキソウ                 ウツボクサ               シャジクソウ

  
     オダマキ(白)              シナノキンバイ               タカネナデシコ






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